資格は無駄と言われる理由の本質

まず結論から書くと、

「資格さえあれば安心。」

「資格さえあれば食いっぱぐれない。」

これは間違いです。

 

難関資格を持っていても、会社に「いらない」と言われたらクビになります。

履歴書にレアな資格を書き連ねても、人間性に問題があれば面接で落とされます。

 

資格さえあれば安心という考え方は間違っています。

その資格を使って何をするかということが大切だと思います。

 

「どうしてもあの会社で働きたいから、こういった資格を取得する必要がある。」

「この職業に就くためには、こういう免許が必要である。」

などの理由あらば、資格取得は意味のある行動ですが、ただなんとなく安定を求めた資格取得というのは無駄です。

 

意味のある資格とは?

すごくわかりやすい例を挙げると、医者や弁護士ですね。

ぜーったい医者になりたい。

ぜーったい弁護士になりたい。

 

医者になるためには医師免許が必要だし、弁護士になりたければ司法試験をパスしなければなりません。

資格を取得しなければ職に就くことはできないので。

 

 

自らのKey Success Factor(成功の主要因)となるのであれば、資格は必要なものです。

 

一様にこの資格はダメ。この資格はアリ。

・・・と分けることはできません。

 

TOEICなんかもそうです。

 

「TOEICは無駄か?」

TOEICというと、書店でも問題集や単語集なんかたくさん並んでいます。

専門のオンライン講座とかもあるくらいです。

日本国内にある英語の資格としては有名ですね。

 

TOEIC試験を批判している人たちは何を考えているかというと、

  • 実践的な英会話力が付かない
  • 海外では評価されない
  • 学習コンテンツがおもしろくない

などです。

 

脳科学者の茂木健一郎も昔、「TOEICなんてクソだ!」と言ってネットで炎上していましたが、一理あるなぁと思います。

確かに学校の教科書の英文なんか読んでもあまり面白いとは思いません。

海外ドラマでも見た方が楽しみながら学べます。

 

しかしTOEIC自体、英語力がまったく身につかないわけではないはずです。

英語の文章を読む練習にもなるし、ビジネスの現場で使われる表現も数多く出てきます。

英語力を図る1つの指標にはなると思います。

 

 

TOEICを勉強している人の多くは、目的が不明確になっているなぁと感じます。

目的が不明確な資格の勉強ほど意味のないものはありません。

ただなんとなく高いスコアを持っていると得だからとか、先生に受けろと言われたから・・・なんて考えで受けている人が大半ではないでしょうか?

周りの流れに流されて受けているだけのTOEIC受験は無駄です。

 

 

僕の思う意味のあるTOEIC受験はというと、自分の目標達成に必須の場合です。

例えばどうしても入りたい会社(A社)があって、入社条件に「TOEIC800点以上」と書かれているのであれば、勉強するべきです。

 

英語力の向上は別にどうでもいいのです。

A社に入るために必要なものだから勉強する。

 

これは意味のある行為だと思います。

 

あるいは単なる趣味として、TOEICという試験で”良い点数を取るためのゲーム”という目的で勉強するのも、意味のある行為だと思います。

まぁこの場合、楽しむための手段が資格だったという感じかもしれませんが…。

 

 

 

自分の取る資格が世間的にどう思われているかは関係ありません。

目標達成に必要なのであれば、資格取得は意味のある行為なのです。

 

ちなみに自分の目標がアメリカの大学に留学するというのであれば、TOEICは意味の無い試験です。

TOEFLの勉強をしましょう。

TOIECの点数が、大学進学や就職活動で評価されるのは日本と韓国くらいなので。

※TOEFL=アメリカの大学では、日本からの入学条件にTOEFLで一定のスコアを取る必要があります。アイビーリーグだと100/120点以上がボーダーラインだそうです。

 

無駄な資格とは?

無駄な資格とは目的の曖昧なものを示します。

「精神安定剤!」と揶揄されても仕方ありません。

 

無駄の極めつけは、心の安心を求めるためだけの資格取得です。

  • 自分自身のブランディング
  • 周りのみんなもやっている
  • 不安解消
  • 先生や親に取っておけと言われたから
  • 履歴書に書ける

 

こういった考え方は無思考以外のなにものでもありません。

 

社会人としてのキャリアを積めば積むほど、実務経験の方が重視されるようになりますよね?

あくまでも自分をアピールする手段の1つに過ぎなければ、資格を持っているから即戦力になるわけでもありません。

 

また資格というのは、たくさんの人が持てば持つほどコモディティ化していきます。

レア度が低くなってしまうのです。

MOSとか宅建とか持っている人はうじゃうじゃしています。

 

弁護士資格なんかいい例です。

司法試験に受かっても高収入が約束されるわけではありません。

士業貧乏なんて言葉もある通り、資格を取ったから職に就けるとは限らないのです。

昔と比べて供給過多です。

なかなか仕事が見つけられないようになっています。

大手法律事務所ならそれなりに稼げても、仕事がない下位の弁護士ともなると年収200万円台とかになるそうです。

日本最難関のと言われる司法試験を5年かけて突破しても仕事の無い日々…なんてつらいと思います。

 

社内の昇進で資格が必要といっても、月1~2万円上がる程度…。

副業でもした方がまだ稼げます。

会社側としても社員の向上スキルを上げるためだ・・・とか言いつつ本音はこうです。

 

「●●部の△△君は資格取らなかったのね。わかりました・・・。」

とばかりに、降格の理由にされてしまうこともあり得ます。

 

実務スキルの向上のためというよりは、給与削減のための言い訳ですね。

社員側からするとなんの益もありません。

 

このように、安定を手に入れるためだけに資格取得を頑張ろうとするのは生産性がありません。

趣味として取るならまだしも、エネルギーの無駄遣いです。

 

安定を手に入れるためには?

安定を手に入れるために必要なことは資格ではありません。

実践的なスキルです。

どこに行っても自分の力で稼ぎ、食べていくことのできる力が大切です。

 

その1歩として僕は、ブログをおすすめしています。

ブログで情報発信をして商品の販売や広告掲載を行う。

年収1000万くらいなら射程圏内です。

 

ブログを足場にして本格的なビジネスをやっていくと、ものすごい金額を稼ぐことができます。

僕のメンターであるブログ起業コンサルタントのZさんは、ブログ開始後1年で月収230万円を稼いだそうです。

インターネットならではのレバレッジを最大限に生かしたおかげです。

対面営業で1人のお客を相手にするのではありません。

ブログ1つあれば、何百人…何千人…何万人という人にアプローチすることができます。

 

5万10万の副収入程度なら、本当に簡単に稼げます。

きちんと体系的な知識を持って臨めば。

 

 

特に今の時代は、こういった自分で稼ぐスキルを身に着ける必要性というものが高まってきています。

 

戦後の経済成長期のときと違って、今は成熟期です。

どこの会社も業績が良くありません。

これからは間違いなく雇用が減っていく時代に突入します。

 

会社の経費削減のために人件費は真っ先に見直しされるポイントとなります。

10年後今の職場がどうなっているかなんて誰にも分りません。

必死こいて資格をたくさん取得したところで、絶対的な安心は得られないのです。

1 個のコメント

  • 目的が不明確な資格…
    確かにそうですよね。。

    目的をもっていても
    資格があるから達成できるかというと
    また難しいところだし、

    寝食忘れて資格をとった時期も
    ありましたが、
    あの時間でもっと早くから
    違う勉強していた方がずっと良かったと思いました。

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