バイトを辞める電話をするのが怖い件 伝え方の徹底解説

「店長!僕バイト辞めます!」

と伝えることの恐怖。

 

対面で言うのは抵抗感があるけど、電話で言うのは非常識とおもわれないだろうか?

今日明日すぐにでも辞めたいから怒られたりしないだろうか?

自分が辞めて職場に迷惑はかからないだろうか?

などなど悩みがあると思います。

特に伝える直前というのは心臓がバクバク鳴りっぱなしです。

 

実際にコンビニやらファミレスやら土方の仕事やら、いろんなアルバイトを経験してきた僕が、

バイト辞めると電話するのが怖いあなたにベストな伝え方を伝授します。

 

バイトを電話で辞めると伝えることはありなのか?

果たしてバイトを辞めることを電話で伝えることはありなのでしょうか?

ネットでいろんなサイトやら質問サイトを調べて回ると、意見が分かれています。

 

「人として失礼な行為だから対面で伝えるべきだ。」

「非常識な行為だから辞めなさい。」

「法律上全まったく問題ない。」

などなど。

 

電話でやめる旨を伝えることは悪いことではありません。

そもそも職場の人間はいつか辞めていくものです。

体調不良や仕事との相性、人間関係、家庭の事情、就職活動、勉学の集中。

辞めるのは悪いことではありません。

ただし伝え方の良い・悪いというのは確かにあります。

 

バイトを辞めるときは電話よりも対面で伝えた方がいい

仕事を辞めると伝える手段としては、電話よりも対面で直接伝える方が好ましいです。

 

仕事というのは人間関係で成り立っています。

相手の面と向かってコミュニケーションを取ることは基本中の基本。

人としてのマナーや相手から見た心象的にも、電話口だけで済ませるというのはよろしくないです。

(ましてメールやLINEは失礼に当たる)

 

居酒屋や飲食店など職場が忙しいバイトである場合は、なかなか直接言うチャンスがないかもしれないので、電話することもアリです。

電話するにしても、その後は1度対面で話すことになるでしょう。

ある程度長い期間お世話になった職場では、1ヵ月前には退職すると伝えるべきだと思います。

 

即日で辞める場合は電話でOK

まだ始めたばかりだけど、どうしても仕事内容が自分と会わないアルバイトであった場合、1か月も立たない間に辞めてしまうこともあるでしょう。

その場合まだ大して深い関係性も築けていないと思うので、電話だけで済ませてしまうのもOKです。

初日働いてみて「何か違う」と感じれば、電話で伝えた方がスムーズです。

 

もちろん何も伝えずにバックレるというのはやってはいけません。

僕は親がコンビニ経営をしているので、入ったばかりのアルバイトがある日突然辞めるというケースを何度も目にしてきました。

人が辞めた後の職場がいかに大変であるかということもよく知っています。

きちんと口頭で伝えさえすればそれほど怒りませんが、中には何も言わず急に来なくなる非常識は人から恨まれます。

バックレることは、民法709条の「不法行為」になってしまうので、くれぐれもしないようにしましょう。

(訴えられても文句は言えません)

 

当然一人辞めれば、その穴を誰かが埋めなければならないことを忘れてはいけません。

いち社会人として、責任を持つべきです(例え学生でも)

 

ただしもしも・・・

今あなたが相当なブラック労働を強いられている場合は、以下の記事を参照してみてください。

(内部リンク:これがあればOK!バイトをバックレるのが許されるケース)

 

バイトを辞めると伝える緊張を緩和する方法

いざ電話でバイトを辞めると伝えることを想像すると、とても緊張しますよね?

僕も学生時代にやっていたファミレスのバイトを辞めると言うとき怖かったです。

店長が体育会系の鬼のような人だったので・・・。

ぶち切れられるのではないかと冷や冷やしたものです(笑)

 

 

緊張を軽くするために大切なのは、

事前の準備になります。

 

 

辞める」と伝えるのが怖い理由。

それは相手の反応がまったく分からないからです

何も見えない暗闇を歩くのが怖いのと同じです。

 

考えられ得る相手の反応をケースごとに事前に想定して準備しておけば、ほんの少し勇気を振り絞るだけで終わります。

僕が実際に辞める際に使った方法と心の持ち方について教えます。

 

ケース別に相手の反応を想定しておく

相手の反応パターンというのはだいたい決まっています。

5パターン
  1. 怒られるパターン
  2. 引き止められるパターン
  3. 辞める理由を細かく突っ込まれるパターン
  4. 店長がいないパターン
  5. 【最悪】辞めさせてくれないパターン

 

といったケースが考えられます。

1つ1つ解説します。

 

①怒られるパターン

これが一番怖いですよね。

店長が厳しい人だった場合、言う直前のドキドキ感はハンパではないと思います。

緊張で何度もおしっこに行きたくなるし、喉がからからになります。

 

相手の性格によりますが、きちんとした理由や礼儀正しいふるまいを見せれば、怒られるということはほぼ無いでしょう。

 

  • 勤務の態度が悪い
  • ドタキャンばかりしていた
  • 自分勝手な理由で辞める

 

など無ければ、心配する必要はありません。

怒られてしまった場合の対処方法については後半で書きます。

 

②引き止められるパターン

人手不足で困っているようなお店の場合、バイトに辞められることを非常に嫌がります。

 

「週に1日だけでもいいから、出てくれない?」

と言われる可能性もあります。

 

良心に付け込んで、是が非でもアルバイトを辞めないように仕向けてくる人もけっこういます。

しかしあなたのやることはいたってシンプル。

No」というスタンスを貫けばいいのです。

バイトの変わりなんていくらでもいるし、辞めた後の迷惑について考える必要はありません。

お店側が自力で何とかすることだからです。

申し訳ないという気持ちも分かりますが、硬い決心で「No」と言いましょう。

 

③辞める理由を細かく突っ込まれるパターン

あなたが「家庭の事情で・・・」と説明しても、

「でも水曜日は出れるよね?」

と辞めさせないようにしてくるパターンです。

理由を細かく聞くことで、仕事を続ける方向に誘導しようとするのです。

簡単に仕事を辞めさせてくれず、困っている場合はコチラの記事もご参照ください。

(内部リンクバイトを辞めさせてくれいないときの対処法)

 

④店長がいないパターン

「よし、辞めるぞ!」と電話をかけても、店長がいない場合というのもあります。

(もしくは忙しくて電話に出られないなど)

電話なら面と向かって話す必要が無いというメリットはあれど、なかなか簡単に捕まらないというデメリットもあります。

 

⑤【最悪】辞めさせてくれないパターン

このパターンはまずありません。

人は働き方を選ぶ権利を持っているので、たとえ人手不足であろうと何だろうと、退職させないようにするというのは法律に触れます。

バイトに対するパワハラを繰り返し、絶対に辞めさせてくれない鬼人が相手の場合は、こちらの記事を参照ください。

(内部リンク:バイトを辞めさせてくれない場合の対処法)

 

電話で辞めることの伝え方

電話でやめることを伝える際にポイントとなるのは、

電話のかけ方、理由、タイミング・勇気の出し方(マインド)

になります。

 

電話をかける第1声目というのが大切です。

 

電話のかけ方

ここが一番怖いポイントですね。

どういったセリフで切り出せばいいのか悩みどころです。

 

電話の悪いところは、出る相手が店長かどうか分からないことです。

それにいきなり第1声目で

「バイト辞めます・・・。」

なんて相手をビックリさせてしまいます。

 

電話をかける際のコツは、いきなり本題を切り出すのではなく、クッションとなる会話を挟むことです。

 

 

クッション会話の例

「店長の○○さんいますか?」

「今お時間大丈夫でしょうか?シフトのことで相談したいのですが。」

 

これを丸パクリしていただければ大丈夫です。

 

店長がいなかった場合はかけなおせばいいし、とても丁寧です。

 

「おう、お疲れさん。どうした?」とか来るので、

そのタイミングで

「仕事を辞めさせてください。」

と言えばスムーズです。

 

電話をかけるタイミング

電話をかけるタイミングについては、次の2点に気を付ければ大丈夫です。

 

電話のタイミング
  1. 店長は出勤している日か?
  2. 忙しくない時間帯か?

 

店長もしくは人事担当の人がいるかどうかの確認はもちろん。

飲食店であれば、お昼時や夕飯時というのは慌ただしいです。

お客さんのたくさん入る店だと、厨房なんか地獄絵図と化すことと思います。

 

そういったピークの時間帯に電話をかけるというのはNGです。

電話は空いているであろうタイミングを見計らってかけるのが基本。

 

辞める理由はどうすればいい?

 

  • 学業に専念したい
  • 体調が悪い
  • 家庭の事情
  • 就職活動をはじめるため
  • 仕事が合わない

 

などが王道の辞める理由だと思います。

 

・・・またもしあなたの辞める理由が

めんどくさい

という理由であれば、

「わたしには仕事の内容が会わないので身を引かせてください。」

と言いましょう。

 

ストレートに言うのはマズいですが、正直な気持ちを言うべきです。

(ちなみに僕は仕事がめんどくさいと思うことを悪いこととは思ってません。ごく当たり前の感情です。)

 

 

ちなみに店長や人事担当の人というのは、これまでにたくさんの人から

「辞めます」と言われてきているので、嘘くらいすぐに見抜きます。

作り話はすぐバレます。

 

勇気の出し方(マインド)

「仕事辞めます!」と勇気を持って言うための、魔法の合言葉をお教えしたいと思います。

それというのが

人はみな百人百様

わたしにはわたしの適材適所がある

と心の中で唱えることです。

 

要するに人にはそれぞれ向き不向きがあるから、自分がダメな人間だなんて思う必要はないという事です。

本当に世の中いろいろな人がいます。

 

運動はまったくできないけど、天才的な数学の才能を持っている人。

学校の成績は悪かったけど、社会に出て年商数十億の会社を作ってしまった人。

バイトでは毎日のように起こられているけど、YouTubeでゲーム実況してたら大儲けした人。

とかいろいろいます。

 

別にバイトの1つや2つできなくたって、どうということはありません。

 

「ウチで駄目だったら他のとこでもやっていけないよ」

と嫌味を言ってくる人もいますが、まったく気にする必要はありません。

その人はあなたの人間的ポテンシャルについてこれっぽっちも分かっていやしないので。

 

事前にメモを書いておくといい

メモの画像

(僕が前いたスーパーを辞めるときに書いたメモが出てきました)

 

事前に辞める理由について紙に書き出しておくといいと思います。

伝える内容や今感じている気持ちや仕事の嫌なところも何もかも。

頭の整理にもなるし、緊張して頭真っ白になってしまった・・・というのを防げます。

 

バイトを辞めると伝えて怒られるのが怖いあなたへ

急なドタキャンでもしない限りは、怒られるというのはまずありません。

たいていの場合、「そっかぁ」と受け止められるか、理由を聞かれる場合がほとんどです。

 

これまでの勤務態度が悪かったり、

辞める理由で下手な嘘をついたりすると、

ブチ切れられてしまう恐れがありますが。。。

 

なので辞める意思というのはできるだけ早く伝え、誠心誠意ある態度を取ることが怒られないための秘訣なのです。

 

仕事は辞める直前は一番つらい

「仕事辞めます。」

僕もこの一言を言う直前が一番怖かったです。

これまで頑張って働いてきた思い入れのある職場であったり、

人間関係が最悪の職場であったりした場合でも、

切り出すときはめんどくさいでしょう。

 

けれど辞めると言ったあとは、一気が気持ちが楽になります。

 

僕がお世話になっているとあるネット起業家の方も、

「辞表を出す直前が一番つらい」

とおっしゃっていました。

(その人はその後脱サラして見事年商1億円を超す会社を起こして成功しました)

 

全体のまとめ

 

おさらい
  • バイトを辞めるときはなるべく電話よりも対面の方がいい。
  • 入ってすぐor店長が捕まらないときは電話でもOK
  • 辞めると伝えるのが怖いのは、相手の反応がまったくわからないから
  • 事前に把握しておくと良い
  • 辞めると伝える際には、電話のかけ方、理由、タイミング・勇気の出し方(マインド)がポイント
  • 電話での第1世目にクッション会話を挟むといい
  • 電話をかけるタイミングを考えよう
  • 辞める理由は正直に誠実に早めに伝えよう
  • 言いたいことは事前にメモに書き出しておこう

そしてこの世に完璧な人なんていません。

みな適材適所です。

 

僕も学校をドロップアウトしてからというもの、いろんなアルバイトをこなしてきましたが、一番自分に適していると思える仕事はブログで文章を書くことでした。

もともと口下手コミュ障な人間なので、1人もくもくと自分のペースで仕事できるという事はありがたかったです。

 

大切なことは辞めた後です。

辞めた後自分は何をするべきかということをしっかり考えなければなりません。

何か別の仕事探すのか、資格取得のために勉強するのか?

人それぞれだと思いますが、うまくいかなかった過去を悔やまず、常に何か新しい挑戦をし続けるということが大切だと思います。

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