めんどうな人付き合いもついて回ると同時に、
仕事にはスピーディーさと正確さ。
そして圧倒的な量を求められます。
ハッキリ言ってメチャクチャ大変なバイトです。
飲食店のバイトはしんどいのでやりたいのであれば覚悟しておいてください。
やってみると、仕事量の割に時給が合ってないとすぐに実感します。
僕はもうやりたくありません。
お金だって楽に稼ぎたいし、快適な仕事かどうかということは大切です。
具体的にどんなことがしんどいのか書いてみました。
周りの人からのネガティブな影響を受ける
仕事中職場で一緒に働く人やお客さんから不快な影響を受けることになります。
まぁどの仕事をしても、絡むのがめんどくさい人やムカつく人というのはいるものです。
これは飲食店にももちろんいます。
同じ職場で働く従業員
お店の開店前作業はキッチンの人はみんな殺気立ちます。
ピリピリとして重苦しい空気が充満します。
そしてお客さんのたくさん来るピーク時など、キッチンもホールも戦場と化します。
注文がたくさん入るのでお忙しです。
みんなイライラします。
普段人には優しく接する人でも、この時だけ鬼に変貌したりします。
急に口調がきつくなったり、不機嫌な態度をばらまきながら仕事したりします。
ベテランのパートさんや社員さんなど形相が鬼のようになることもしばしば。
僕もファミレスでバイトしていたのですが、そのときいた店長など期限の悪いときはパワハラすれすれのこともしてました。
冷蔵のドアを「ドカンッ!」爆発したのではないかと思うくらい、大きな音を立てて力いっぱいしめます。
新人の子が手間取って仕事のペースが遅いときなど、
「お客さん待ってんで!遅いぞ!」
とプレッシャーをかけてきます。
お客さん
お客さんというのはいい人ばかりではありません。
礼儀やマナーのなってない人はごまんといます。
食べ方が汚い人の後片付けなどげんなりします。
デザートのプリンがコーンスープの中に突っ込まれていたり
ハイチューやポテトチップスのゴミを一緒に机の上に置いて帰るお客さんなど迷惑千万。
僕はしょっちゅう「人の家に来たら片付けて帰るのが当たり前だろ!」と叫びたい衝動に駆られます。
またお店が込んでいるときなど、「注文したのに運んでくるのが遅い!」と文句を言ってくるお客さんもしょっちゅうです。
一度飲食店で働いたことある人なら分かると思いますが、精いっぱい急いでも時間がかかるときはかかるのです。
店側はまったく悪くないクレームを言われても、反論してはならないという業界ルールもあります。
お客という立場になった途端、人として残念なふるまいをする人たちの相手をすることになります。
そんなわけなので、イライラしてるお客さんの対応をするときは骨が折れます。
ポーカーフェイスを求められる
飲食店で必要なのは笑顔と元気な声です。
(店によってテイストは違うと思うけど)
接客も兼ねる仕事である以上、つらいことがあったときでもお客さんを笑顔で出迎えなければなりません。
仕事中嫌なことがあってもそれを顔に出すのはNGです。
正直僕はあんまりコンビニでもファミレスでも笑顔でいようと意識したことはありませんが、
ポーカーフェイスはよくやってます。
こんな感じです
↓↓↓
飲食店も似たようなものです。
マルチタスク
目先の仕事のみに集中していればいいわけではありません。
急ぎのタスクがたくさんかなっているときでもお客さんから平気で声をかけられます。
効率よく仕事をこなすためには2手・・・3手・・・と先読みして仕事をこなす必要があります。
あ、あのお客さんお会計にいきそう
この料理は混んだらレジ応援に入るorバッシングしないと
3番テーブルのお客さんに水2つ運ばなければ
洗い場に溜まってて片付いてない
盛り付け終わったら洗わないと
また慣れてくるとお客さんの表情を見ながら仕事をすることもできるようになります。
あ、あのお客さんすごいイライラしてる
すぐ料理を運ばなきゃ
その後今呼び出しボタンを押した8番テーブルのお客さんのところに行こう
脳みそのキャパシティを超えるギリギリのラインで仕事の要求をバンバン出されるとたまったものではありません。
動きの悪いパソコンのようにフリーズするわけにもいきません。
初月からシフトに多く入っている人だと、キッチンとホールの両方教え込まれる
配膳やバッシングもしながらレジ打
キッチンで調理をしながら合間にレジ打ち
みたいなこともしなければなりません。
気を遣う
お客さんへの気遣い
新人アルバイトへの気遣い定位置管理
在庫保管(日付)
ラウンド
など気にかけるべきところはたくさんあります。
僕などざっくりした性格なので、仕事の細かい部分でのミスが多く、頻繁に社員さんやベテランのパートナーさんから怒られたものです。
特にチェーン店などは用具の定位置管理や清掃などにうるさいです。
お店のメニューになる料理の材料なども、1つ1つ日付を付けて徹底管理します。
産地の偽装なども大問題です。
新人の子に指示にも気を使います。
あんまりきつい言い方をすると辞めてられてしまうから、優しく支持を出してあげる必要があります。
シフト増やされる
最初の面接のときや、翌月前に希望シフトを提出します・・・が!
おそらく「ごめん!来週のこの日だけ出れない?」と言われます。
これは避けて通れません。
人手不足のせいで。
仕事量も多く、土日祝日などの忙しいときは、予定通り終われないないこともあります。
残業をする日も出てくることは確実です。
「断ればいいのではないの?」
と思うかもしれませんが、これが断りづらいのです。
飲食店で働く社員さんは店長もはじめ1日13時間とか当たり前のように働いています。
なのにお店の売上が下がると給料も下がるのみならず、
「なんだこの売り上げは!」と上の人から怒られたりするのです。
猫の手も借りたいというのが本音でしょう。
「今日1時間早くこれない?」
「年末年始予定いれないようにね!」
と僕も言われたものです。
(これでも断る人は断ってましたが。)
肉体的ダメージ
引っ越しアルバイトや工事現場の土木作業のように重い荷物を運ぶなどはありません。
けれど出勤カードを通してからは、立ちっぱなし&動きっぱなしです。
慣れないうちはしんどいです。
さらにキッチンの仕事では調理をするので、切り傷や火傷を負うリスクもあります。
食器を洗うときは潜在まみれのお湯の中に手を突っ込むので、肌の弱い人はつらいです。
肌荒れや赤切れも起きます。
なんだかおかしい飲食業
飲食店で働くと、プライベートな時間と心身の健康を犠牲にしなければなりません。
社員さんとか見ててホントすごいなぁと思います。
「慣れてしまえばなんとも無い」という人もいましたけれど、
僕に言わせればそれは慣れてしまったのではなく感覚麻痺を起こしているのだと思います。
事実バイトや社員さんの離職率も高いです。
まとめ
・・・とまぁ以上のようなことから、飲食店のバイトはおすすめしません。
僕はとりあえず2度とやりたくはありません。
こういった世界を見てきたおかげで、就職すると将来こんな風になるのかなと思うと恐ろしかったです。
人世他にもっと楽しいことがあるのに、朝から晩まで仕事に忙殺されてしまっては、それらを体験するチャンスを逃してしまいます。
店長や社員さんの姿を見てそう思いました。
お金を稼ぐ手段であれば、バイト以外にもブログアフィリエイトをするといった方法もあります。
大学生なのに、ブログビジネスで月収40万円の不労所得を生み出すシステムを創り出して、就職する必要も無くなったという人だっているのです。
僕はむしろそっちを目指して頑張るべきだと思いました。
コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。