「就活嫌だ・・・。」
こう思ってるのはあなただけなわけがありません。
みんな心の底では「嫌だ。めんどくさい。」と思うもの。
すでに就職してサラリーマンやOLとして働いている大人たちの立場からすると
「何甘ったれたこと言ってるの?」
と思うことでしょう。
しかし20代前半のうちから、やりたいことが決まっている方が稀です。
ただ親や学校の先生に言われからとか、周りのみんなもしているからという理由で就職活動しているだけというのが本音ではないでしょうか?
もちろん、小学生の時点から「こういう仕事に就きたい!そのために大学生になったら就職活動を頑張る!」という人もいるでしょうが、僕の見た感じではマジョリティです。
就活したくないというのは甘えではありません。
むしろ当たり前の感情です。
僕もそうでした。
別に会社に就職して働くというのは選択肢の1つでしかありません。
人生に道は1つということはありませんし、探せば百も千も万もあるでしょう。
大切なことは、自分のライフプランをきちんと練り、それに向かって歩みを止めないことです。
この記事の目次
就活のおかしなところ
- 全身黒のリクルートスーツ
- SPI総合検査
- 企業合同説明会
- リクナビ・マイナビ
- 手描きの履歴書
- 異常な回数の面接
どれもこれも奇妙なものばかりです。
就活の掛け声とともに、昨日まで金髪でクラブ通いをしていたような人まで一斉に真っ黒に変わります。
ビシッとしたネクタイも付けます。
たくさんの企業のパンフレットをかかえ、インターンに行き、赤ペンだらけの履歴書を何度も書き直す光景を見ていると、僕はゾっとしてしまいます。
幼稚園の頃から、他人を思いやろうとか、自分勝手な行動を取るなだとか言葉遣いや身だしなみに気を付けようと教わってきました。
礼節を大切にした日本の文化が僕は好きです。
しかし就活のときに教わるマナー講習は度が過ぎているなぁと感じます。
面接システムがめんどくさい
僕も専門学校に通っているときに就職対策の面接練習とかさせられましたが、細々とした個所まで注意・添削されたのを覚えています。
- 入室の仕方
- お辞儀の角度
- 頭髪のチェック
- 印象が良くてかつ無難な自己紹介のやり方
僕なんか大雑把な性格なので、担当の先生から他の人の倍は注意されていました。
また面接というのは1回で終わりではありませんよね。
1回の面接に1時間かかることもあります。
企業によっては4回も5回も面接を行います。
何でこんな疲れることをする必要があるのでしょうか?
お互いに疲弊してしまいます。
何度も面接会場と家を往復するのに、交通費だってかかります。
企業側も人件費や手間暇を削減できるでしょう。
今の時代ZOOMなどのオンライン会議アプリなどもあるのですから、わざわざ面接会場まで行く必要は無いのではないかなぁと感じます。
グループディスカッションもネットでやったほうが効率的です。
国によって違いはあるでしょうが、欧米の就職面接はカフェで10分程度の和やかなものなのだそうです。
(電話で済むケースもあるのだそうな)
首を切るのが簡単だからというのもあるのでしょうが、日本の就職面接ほど厳格ではないそうです。
履歴書もめんどくさい
何がめんどくさいというと、手描きです。
面接を受ける予定の会社1社ずつに、手描きで1枚1枚履歴書を書くというのは非常に面倒です。
誤字・脱字も当然出てきます。
就活はなかなか1発では受からないことを考えると、面接同様に非効率だと思います。
「字の美しさから人柄を判断するため」みたいな意見を聞いたこともありますが、
字だけで人柄を判断するなんて無理です。
一緒に働いてみないと分からないものです。
応募者の負担軽減を考えれば、パソコンのタイピングでいいではありませんか。
(スマホでももちろんOK)
1度書いたものをコピペして使いまわせば1回で済みます。
内定者へのオワハラ
オワハラとは”就活終わらせハラスメント”の略語です。
企業側が内定者を他の会社に逃げられぬよう、圧力をかけて就活辞めさせることを言います。
「他の企業の面接キャンセルすれば内定確定だよ」
「社会人としての常識がないの?君は?」
「うちで働きたくても働けなかった人がたくさんいるんだよ。」
とにかく内定辞退を防ぐようなアプローチを仕掛けてきたりします。
これは職業を選ぶ権利の侵害です。
オワハラ被害にあった同年代の話など聞いていると、僕はいやぁ~な気分になります。
人それぞれが持つ個性や自由を全部「捨ててね?働きたいなら?」という、調教をされてるように思えてなりません。
落とされ続けると病む
就活が一番苦しいのは不採用の連絡土をもらうことではないでしょうか?
お金と時間をかけて10社も20社も落とされ続けていては、ダメな人間と認定されている感覚を味わざる負えません。
就職面接程度で人間の値打ちなど決まりはしないのに!
僕の高校時代の先輩も7社受けてすべて不合格でした。
「もう嫌や。めんどくさい。」と暗い顔して言うので
「きついな・・・。」と思ったものです。
書類選考で落とされるのなら楽ですが、3次面接まで行って不採用通知を出されるとどうでしょう?
自尊心が砕かれないわけがありません。
「来年は自分もしなければならないのか」と思うと、僕の就職して働くことへの不信感は強まりました。
人生の岐路で悩むのは当たり前
就活というのは、あなたの人生の大きな岐路です。
「めんどくさいな」
「怖いな」
「これでいいのかな」
むしろまともな感覚です。
新卒で就職できなければ”負け”みたいな空気が蔓延していることもおかしいです。
大学卒業して、しばらくのんびり過ごしてから働き口を探すのではダメなのでしょうか?
どうにも僕は理解に苦しみます。
ちなみに就活したくない=働きたくないというわけではありません。
それとこれとは別問題です。
(内部リンク:就活したくないけど働きたいは矛盾してない)
僕は就活から逃げ出しました
僕なんて一番甘ったれてる自信があります。
僕は2年生の専門学校だったので、1年次から就職面接の授業など受けさせられておりました。
規則やマナーやらでカチコチに縛られるのが嫌でした。
就活で何社も落とされた先輩の話を聞いたり、
バイト先でサービス残業が当たり前で毎日長時間労働をする社員さんの姿を見ていると、
怖くて仕方なかったです。
だから徐々に就活の講習や授業に出なくなり、しまいには学校すら退学してしまったのです。
納得しない道を進んでは後で必ず後悔する
「みんながするから」
「しないと人生詰むから」
そんなテキトーな理由で、したくもない就職をすると後で必ず後悔します。
これは新卒が就職して3年以内に会社を辞める割合です。
就職のため何社も履歴書を送り、何回も面接を受けたにも関わらず、
採用のため何百人もの履歴書を見て、何回も同じような質問を繰り返して面接したにもかかわらず、
3人に1人が辞めてるということです。
「あ、なんか違う。」と、
仕事を辞めること自体悪いことではありませんが。
自分の明確な意思もなく他人にコントロールされたままなんとなく動いているから、こんなおかしな数字が出るのではないでしょうか?
就活というのは道の1つでしかない
就活はかならずしなければならないものではあません。
就職する以外にもお金を稼ぐ方法はたくさんあります。
僕であれば、現在フリーターとして社会の底辺として生きながらブログビジネスもして生計を立てています。
何があなたにとって一番幸せなことなのかということを考えて、就活なりなんなりするべきです。
「嫌で嫌で仕方ない」というのであれば、やらなくても問題ありません。
もちろん進路指導の先生やあなたの親からすると、僕のブログに書いてあることはとても受け入れられるようなことではないでしょう。
「バカも休み休みいえ!」
「就職くらいしておけ!」
など。
僕が実際に父親から言われたことです。
でもそんなこと気にする必要はありません。
あなたの人生なのだから、他の人のために時間を削ってあげる必要はないのです。
「嫌なものは嫌」でOKなのです。
もし自分の進むべき道が分からずに悩んでいるというのであれば、ぜひ僕のLINE@に友達登録してください。
悩み相談とか受けます。
今ならブログビジネススタートダッシュセミナーも付けているので、会社でお給料もらう以外の稼ぎ方も学べます。
コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。