さて今回は、コンビニオーナーを親に持つダイスケが語る「コンビニバイトの辞め方」ということで書いていきたいと思います。
バイト辞める辞めないで悩める人はぜひ読んでみてください。
この記事でお伝えすることは、辞める際のマインドと辞め方についてです。
コンビニを辞める上でのマインド
まず最初の心構えとして持っておいてほしいのが、この3つです。
脱サラならぬ、脱コンビニということで、「脱コンマインド3」と勝手に名付けました。
- 同情は不要
- 自分勝手でいい
- 最低限の責任だけしっかり持とう
辞める際にヘタな言い訳は不要です。
「祖父母の介護をしないといけないから」
「勉強が忙しいから」
「急な事情により働くことが難しくなったから」
みたいな理由付けをする人がホントに多いのです。
取り繕ったつもりなのかもしれませんが、店側はあなたが辞める理由なんてどうでもいいのです。
週に1回でもいいから入ってほしいというのが本音です。
辞める理由を付ければ付けるほど、ウソをついている感じがします。
僕自身、両親が経営するコンビニを手伝っていた時、バイト1人辞めることの痛手がどれほどのものか分かっているつもりです。
バイトの子が辞めると言った日には、決まって不機嫌な表情をしています。
イライラした雰囲気を見せるし、残念そうな顔も見せます。
関係の良かったクルーさんに辞められると悲しいという気持ちもあります。
そして何より、自分たちの首が絞められるからです。
シフトの穴を補填するのは簡単ではありません。
他のバイトのクルーさんに頼んでも簡単にはOKをもらえないし、募集をかけても人はこないからです。
泣く泣くオーナーや店長がプライベートの時間を捨てて出勤するハメになります。
たまに新聞で「365日15時間労働のオーナー倒れる」というのは、そういう理由からです。
だからといって、同情の余地はありません。
あなたの人生なのだから、コンビニに骨をうずめる必要はまったくないのです。
理由はどうあれ、辞めればいいのです。
「明日辞めます」というのは、さすがにダメだけど、1か月前くらいには辞める意思をはっきり伝えて、正々堂々と止めましょう。
そして、あなたが辞めると行ったとき必ず、辞めさせまいと、ネチネチ食い下がってきます。
「そっかぁ~辞めるのかぁ~(笑)まぁ、自分の人生だもんね!」
とか言っておきながら、いざ退職の日が近づいてくると、
「ところでさぁ、あと2週間だけおってくれん?この時間だれもいないんだよ。」
「ゴメン!急になんだけど、明日出れない??」
「週1回だけでもいいから、おってくれへん?」
「お給料ちゃんと出すから!」
というふうなことになります。
断固として断りましょう。
たとえ明日家でくつろぐ予定が入っていたとしても、「時間ありません。」と言いましょう。
あなたの人生なのだから、漫画を読むので忙しいから仕事をしないという選択肢があってもいいはずです。
もちろん、すでにシフトに入っていて、ドタキャンして遊ぶのはダメだけど、休みを犠牲にしてまで他人のために働いてやる必要はないのです。
個人的には、日ごろからきつい性格オーナーよりは、優しそうなオーナーの方が質が悪いと思っています。
見た目怖いオーナーの場合、「辞めんなや!ボケ!」みたいなことを言いながらも根性があるので、いざ最後の日になると、「世話になったな。ありがと!」みたいな男気ある態度になります。
対して優しいオーナー(そうに見える)の場合、普段は仏様のような態度をとっているくせに、辞める時になると、同情を買うようなことを言っては、シフトに入れさせようとしてきます。
表向きは紳士にふるまっても、裏では「あいつ辞めやがって!ホントは働けるだろが!」と言っています。
人間なのだから、ダークサイドな部分があって当たり前です。
円満な辞め方は存在しません。
いったん辞めると言ったらスパッと止めましょう。
そこに、一切の同情も遠慮もいりません。
自分勝手でいいんです。
最低限の責任だけキチンと果たせば、何の問題もありません。
NGな辞め方
両親の傍らで、何度も腹の立つ辞め方をするクルーを見てきました。
- レジのお金を盗ってトンズラする人
- 入って3日で連絡取れなくなる人
- 急に来週辞めますと言うや人
円満な辞め方は無いと書きましたが、これらの辞め方は最悪です。
レジからお金を盗る行為は100%バレます。
監視カメラもあるし、毎日清算しているのだから、バレないわけがありません。
犯罪です。
訴えられても文句は言えないでしょう。
また3日で来なくなる人というのも、せめて「辞めます」と連絡するべきですね。
仕事は人によって、合う合わないがあるので、卑怯だとか言うつもりはありません。
実際僕も、とある飲食店のバイトは初日で辞めた経験もあります。
急に辞めるケースも同じで、最低でも次のシフトが決まる前に言うのが礼儀です。
オーナーはもちろん、ほかのクルーさんの迷惑になります。
今日明日辞めなければならない理由なんて、そうそうありません。
働くとなれば、自分に対しても社会に対しても責任があるので、それを放棄してはなりません。
辞めるとき何と言うべきか?
一言目はこれでいいでしょう。
「来月で仕事辞めます。」から入って、次の1手に備えます。
考えられる相手の反応としては、
「え、辞めるの!?」とびっくりした反応をする。
「そっか・・・辞めるか。」と残念そうな反応をする。
「え?ごめん、もっかい言って?」と焦ってもう1回聞き返してくる。
まれに「おう!そうか!」みたいな反応をする人もいますが、大体こんな感じです。
問題は辞める理由です。
「辞める」と言えば、「なんで?」と返ってきます。
ここで、変なテクニックを使った言葉を言わないということです。
ネットを見渡すと、いろんな辞め方の一言みたいな情報が氾濫していますが、あまり当てになりません。
オーナーや店長は、あなたが思う以上にたくさんの人から「辞めます」という一言をたくさんの人に言われてきています。
変に作り話をしても、バレます。
バレたからどうなるわけでもありませんが、「親の介護で・・・」とか言い訳をするくらいなら、「他の仕事がしたくなったので辞めます」と言ったほうが正直です。
どんなに理由付けしても、正当になことを言っても、「あのヤロー、絶対働けるだろ!」と裏では文句を言われます。
介護が理由で辞めるにしても、「たまに出れない?」と必ず聞かれます。
そんなときもヘタな言い訳は不要です。
「出れないわけではありませんが、自分の時間を大事にしたいです。なので、お断りします。」
と正直に言いましょう。
理由は付ければ、付けるほど嘘くさくなります。
最終的には、「自分の時間を大事にしたい」という意思を伝えればOKです。
人間関係が原因で辞めたいときは?
「職場のおばさんと馬が合わないから辞めたい」というときもあると思います。
しかし、一緒に仕事をしたくないから辞めるというのはずいぶん身勝手な言い分にも聞こえます。
罪悪感を感じてしまう人もいるかもしれません。
結論から書くと、何も悪くありません。
「相性の悪い人がいるから辞める」というのは、きわめて理由として自然です。
ビジネスの世界でも、パートナーと相性が悪くなったら解消なんて当たり前です。
そもそも、合わない人とは一緒に組みたいとも思わないでしょう。
他の誰かに自分の人生を支配される必要なんてないのです。
どこの職場にも、嫌われ者の1人や2人います。
問題児が嫌だから辞めると言うと、すんなり承諾してくれたりします。
心の中で罪悪感を感じるのであれば、「他の仕事を経験したくなったから辞めます。」でもいいと思います。
原因は人間関係かもしれないけど、その職場からは離れたいことは事実だから、ウソでもなんでもありません。
「仕事内容が自分には合いませんでした」と言いましょう。
辞めてからが大事
わざわざアルバイトをする目的って何でしょうか?
人間関係を作る。
社会とのつながりが欲しい。
欲しいものを買うため。
生きがいが欲しい。
収入を少しでも増やしたい。
究極的にアルバイトをする理由って、【お金】ですよね。
社会貢献がしたいだけなら、ボランティアで十分なはずです。
僕は別に、アルバイトが好きなわけでも、やりたいわけでもありません。
コンビニバイトいうのも、正直もう2度とやりたくはありません。
時給も低いのに、仕事量は多いし、レジを打っていると気に入らないお客さんの相手もしないとダメです。
働かないでも、お金がたんまりとある生活が送れたら、どんなに素晴らしいだろうと思いました。
バイト程度じゃ大して稼げません。
バイト収入だけで生活したら貯金なんてできやしないし、シフトにたくさん入っていたら、自由な時間を過ごすことも難しくなります。
お給料は上がらないのに、年を取っていくと、体力はどんどん衰えます。
ヨボヨボになるまで労働に支配された人生を過ごすことになります。
もし20歳から60歳までバイトを生活を続けたらどうなるのか?
僕は考えました。
時給もたかだか1,000円程度の仕事で、ボーナスがもらえるわけでもなく、一生を過ごすと考えると、
車は買えない。
旅行にも行けない。
結婚も難しい。
世間的評価は低くなる。
定職にも就けない。
出世している友達に劣等感を感じる。
etc..
考えただけで悲惨です。
フリーターとかだと、確かに、時間は比較的自由にあるし、仕事の変更が簡単にできるというメリットはあるけど、
長期的に人生スパンで考えたら損な道を歩んでいるわけです。
辞めて新しいバイト先を見つけまた辞める。
これを繰り返しても何の意味もありません。
就職という選択肢もありますが、定年まで安い給料で働き続けるというは本意ではありません。
年齢も上がれば上がるほど不利です。
もっと可能性の溢れたことをやるべきです。
当時20歳。
バイト鬱で引きこもっていた僕は、ネットでとある広告を見つけました。
「パソコン1台で月収100万!ネットビジネスで脱サラして自由な人生!」
怪しい・・・。
どうせ詐欺だろ。
ネットで生活費を稼げたら魅力的です。
うまくいけば、お金もそれなりに稼げて、楽しい人生が送れるかもしれません。
「登録だけしてみるか・・・。」
そのまま何事もなく終わっていれば、僕は普通に就職していたかもしれません。
ところがどうでしょう?
ネットビジネスや副業に関して疑りまくっていた男は、どういう訳かビジネスの勉強をすることになりました。
実際に学んだことを実行した結果、物販で月商30万稼ぎ、今はこのブログで学んだことを書いてシェアするような生活です。
就職やバイトで労働をしているだけでは、いつまでたっても生活は楽になりません。
ハムスターがケージの中で回し車を延々回しているような状態です。
ただ辞めて仕事を探すだけでなく、働かなくても収入がある状態を作るために、副業なりなんなり勉教をすることが大事だと思います。
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