「働きたくない・・・。」
僕はずーっとこの思いを胸に抱き、したくもない仕事をしながら毎日悩んできました。
「働きたくないんだ。」
もしこういったセリフを父親に向かって言えば、おそらくゲンコツの1発や2発飛んでくることでしょう。
でも言います。
働きたくないという気持ちは人として当たり前です。
社会人として働いてみると、もちろん楽しいことや勉強になることもたくさんあるのですが、嫌になることもたくさんありますよね?
就職したばかりの頃は、「よし頑張るぞ!」とは思うもの。
でも人のモチベーションは落ちます。
- 仕事でミスを連発して怒られて自信喪失してしまう。
- 部下が思った通りに動いてくれない。
- 馬の合わない人ばかり集まる部署に配属されてしまう。
- パワハラする上司と組まされてしまう。
- 最初に聞いていた仕事内容と違うことをやらされてしまう。
- 毎日同じようなルーチンワークを繰り返していると飽きてしまう。
- 残業するのが当たり前の生活になってしまう。
- 仕事のために持病が悪化して生活がつらくなってしまう。
- 仕事に時間を奪われて、やりたいことに取り組めなくなってしまう。
本心からやりたいとも思わない仕事を延々と続けていると辞めたくもなるのが人間です。
僕自身コンビニやらファミレスやら土方やらいろいろバイトをやってきましたけれども、休みもなく毎日12時間以上働いていたら、さすがに嫌になったものです。
仕事ぜーんぶ辞めて、引きこもりニートみたくなってしまった経験も持っています。
だから言えます。
あなたの働きたくないという思いはむしろ普通です。
普通と言えるそのわけをブログにつづってみました。
世間の大人たちには決して見せられない極秘(?)コンテンツです。
この記事の目次
人間は楽をしたい生き物
人間の脳みそというのは、「めんどくさい」、「つまらない」ということを嫌います。
「楽なこと」「楽しいこと」をやりたいというふうにできているのです。
だから子供は学校から帰っても宿題はすぐにしません。
ゲームで遊ぶかYouTubeでも見たほうがおもしろいので。
会社や上司の指示だって、心の底から幸せと思ってこなすことも稀です。
仕事だから仕方なくやっていはいますが、心の底で楽しいと思うことはないでしょう。
僕はコンビニのレジ打ちをしていてひしひしとそう感じます。
「たばこ45番」
「フライドポテトと肉まん。」
「弁当あたためて。あと箸は3膳ちょーだい。」
お客さんから見ると笑顔でキビキビと動くお兄さんに見えるのかもしれませんが、心の中ではまったく楽しくありません。
お金を稼ぐためにやっているだけの営業スマイルです。
「いちいちうるさいな」と思うこともあります(笑)
アメリカのコンビニに行けば、店員は机に足をのせてガムをくちゃくちゃかみながらレジ店番をしています。
机に座ってTV見ながら店番をしてるのは普通な光景です。
ガムをくちゃくちゃ噛みながら。
お客さんに対しても、「いらっしゃいませ!」ではなく、”Hey! What’s Up !?”みたいなノリ。
もしそんなふうにに仕事できたら楽しいだろうなーと思います。
でもそれをししてはいけません。
ずっと立ちっぱなしでレジを打ち、商品の袋詰めを行い、愛想よく振る舞う理由。
コンビニという会社のルールの従わなければならないからです。
これはコンビニのみならず、すべての会社に言えることですね。
本当はやりたくもないことをする理由は、社会人としての責任があるからです。
会社は我慢を強いられる
就職して働きだすと、ますます自分を強く律する必要があります。
本当はもっと寝ていたいのに、目覚まし時計に起こされ、満員電車に揺られて出社しなければいけません。
毎日朝から晩まで働いて、仕事が片付かなければ残業です。
やらなければ周りの人に迷惑がかかるので、嫌でもやらなければなりません。
性格の合わない、付き合いたくもない上司と仕事をする必要があります。
台風が吹き荒れる中でも、会社に出社しなければなりません。
会社員として働くということは、他人のルールのもとに置かれるということ。
つまり我慢は必須なのです。
雇われて働いている以上、したくないこともしなければなりません。
人間の脳みそは楽をしたいと同時に、抑制されることを嫌う性質を持ちます。
ここにも働きたくないという感情を生み出す種が転がっていますよね。
頑張っても報われない?
「不景気。」
サラリーマンは人生厳しいと言われる理由の1つです。
景気の良かった時代…つまり、日本が成長期の時代ならサラリーマンとして頑張って働くという道は正解でした。
会社の業績も右肩上がりで、社員に臨時ボーナスを支給してバンバン昇給させていくということも当たり前だったようなので。
会社の売上やうなぎ上りに上がっているのなら、儲かるものだから利益の分配は社員にも回ってきます。
辛くてもそこで頑張っていれば、どんどん待遇が上がって豊かになった時代です。
やりたくないことでも仕事を頑張ってお給料UP。
いい車に乗って、結婚して子供を作り1戸建てのマイホームを建てる。
・・・そういうビジョンがありました。
頑張れば努力は報われる。
だから仕事は辛くても頑張るべき。
僕の親の世代(50代以上くらい)はこういった考え方の人が多い印象です。
ところが今は不況の時代。
日本の経済は成熟期を迎えました。
業界によって例外はあれど、多くの会社はモノが売れなくなってしまいました。
だから業績の低迷や横ばいが続く状態となっているわけですね。
こうなると若い世代は会社に夢を抱けませんね。
モチベーションも下がってしまうのは当たり前です。
働いても働いても生活は楽にならず…といったふうになります。
「最近の若い奴は・・・!」
こういった言葉もよく聞きます。
- 就職しても実家から出ずに親のすねをかじって生活している
- 恋愛に消極的な人が増え、結婚しない人も増加傾向に
- 車や家にも興味を示さず、地元を出ようとしない
『最近の若いやつら。』
大人の言う最近の若い奴らが増える理由は、背景に世代格差があるからかもしれません。
こういうご時世になると今の会社を辞めたいという考えも当たり前なのかなと思います。
現状を買えたいという思いから、副業や転職に舵を切る人もたくさん現れています。
ニートになりたいわけでもない
では、働きたくないからニートになりたいのか?と聞かれると、そういうわけでもありません。
確かに毎日夏休みのような生活は憧れます。
好きな時間に起きて、好きな時間に好きな場所で好きなことをして過ごす。
そこには嫌な上司もお客さんもいない。
とても魅力的です。
そんな生活にあこがれて、僕はおよそ半年間引きこもりニートのような生活を送ってきました。
でも楽しかったのは最初だけです。
生活のためにはお金が必要だし、ずっとダラけた生活を続けていると退屈になってきます。
何らかの活動をしていないと不安になってしまうのが人の性です。
仕事したくない・・・なんて思いながらも、いざこういった状況になると仕事したい欲に駆られてしまうのです。
そしてこう思います。
「自分の力を発揮し、誰かの役に立ちたい」と。
だから好きなことを仕事にしたいと思う人が出てくる
経営コンサルタントの加藤翔太さんはこう教えてくれました。
人がもっとも幸せを感じるためには自己の成長と他者への貢献に努めることです。
言われてハッとしました。
確かに朝から晩まで働き詰めだった頃の僕は、お金を稼ぐマシーンのようでした。
毎日毎日…同じ作業の繰り返しをして成長している感じなんてまったくありません。
仕事も嫌々やっていたものですから、社会への貢献の気持ちも一切持っていませんでした。
引きこもりをしているときもそうです。
勉強にも精をだしているわけではなく、ダラダラと時間を浪費するばかり。
ただ自分の内側に閉じこもっているだけの意味のない存在です。
でももしあなたにイラストの知識があって、趣味を仕事にできたらどうでしょう?
お客さんの希望するイラストを描いてあげることで相手は喜んでくれ、お金を稼ぐこともできる。
もっと上手になろうと思い、自分の成長にもつながる。
自分の専門知識や趣味がお金に代わり、誰かの役に立ち、人に感謝される生活。
そうなったら楽しいと思います。
他の誰かにやらされる嫌な仕事ではなく、自分から進んでやる好きな仕事です。
働く時間を自由にコントロールすることができ、場所や働く人間も自由。
適度に楽もできる。
・・・といった感じで、趣味を仕事にすることができれば仕事へのモチベーションも上がるというものです。
『成長』と『貢献』という幸せを感じる要素も満たしています。
自分の時間を大切にしながら働ける仕事とは?
僕のおすすめする職業はブロガーです。
(動画が好きなのであればYouTuberでもいいですけど)
インターネットで情報発信をすることで、自分の時間を大切にしつつ、好きなことに取り組めることになります。
時間どころかあらゆる制限(時間、精神、肉体、人間関係、環境)から解放されるために、現状でもっともおすすめの仕事です。
あなたの好きなこと、詳しいこと、興味のあることをブログやSNSで世の中に発信していくのです。
月に5万、10万稼ぐ副業としても優秀だし、極めれば会社員のお給料を上回る金額を稼ぐことも可能になってきます。
会社にしがみついているのはよくない
僕は別に就職して働くことを否定はしません。
生き方働き方は人それぞれなはずです。
でも、ずーっと誰かのコントロール下に置かれた働き方というものはお勧めしません。
リスクが大きいので。
巷で言われている通り、終身雇用は崩壊してしまいました。
あなたのいる会社が10年後も今のままでいられる保証がどこにあるのでしょう?
シャープや東芝だって1万人規模でリストラをする時代です。
今の職場がなくなってしまうリスクもあると同時に、1度きりの人生やりたくもない仕事を我慢してやり続けるというのも、もったいないと思います。
1つの会社で定年まで勤めあげる人というのは、今後どんどん珍しくなっていきます。
ネットの発達した現代では、一人一人がメディアとなって生き方改革をする時代です。
例え今いる場所がなくなっても、個人で稼いでいける能力を身に着けることは必須です。
「仕事を辞めたい!変えたい!」
これはある種、時代の流れにマッチしていると言えます。
嫌なことでも我慢して仕事をすることは当たり前だという、大人たちの意見は必ずしも正しいとは言えないのです。
めんどくさい、嫌だなぁという気持ちは、人として当たり前の感覚です。
まとめ
今回の記事の内容を簡単にまとめてみるとこうなります。
- 人は楽をしたい生き物
- 働きたくないという気持ちは持って当たり前
- 他人のルールの下におかれていると、やりたくないことをしなければならない
- 時代の流れ的にも、若者を中心に働きたくない人が増えるのは必然
- 自分の好きなこと、得意なことを仕事にできるように努力するべし
- ブログを使って情報発信をしよう
- 個人で稼ぐ力をみにつけよう
ということです。
自分で言うのもなんですが、僕は学生時代特に親に反抗することもなく、勉強やスポーツを真面目にやってきた部類です。
制服の第一ボタンはいつもキッチリ閉まっていました。
仕事だって「嫌よ嫌よ」とは言いつつも、真面目にこなしてきたつもりです。
でも大人たちには堂々と見せられない記事を書いています。
だからお父さんごめんなさい。
僕は就職をせずにスモールビジネスの道を突き進みます。
このブログの中では父親に反発するようなことをこれでもかといういうくらいに書いています。
そしてこれからも書いていきます。
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