僕はちょっと前まで、
「”まーけてぃんぐ”って何ですか?」
というレベルでした。
経営者の過程に生まれたわけでもないし、学校でも教わったことはありません。
知ったのは僕が20歳のとき。
会社に雇われずに生きていきたいと思った僕はビジネスについて学びました。
最初の頃はちんぷんかんぷんだった”まーけてぃんぐ”は、僕の中で”マーケティング”に変わりました。
マーケティングとはつまり、お金を稼ぐための作戦のようなものです。
誰に?
どんな商品を?
どこで?
どうやって売るのか?
マーケティングがあるから商品を売ってお金を稼げます。
これなくして商売は成り立ちません。
学べばどんなものでも売ることができるようになります。
- 受験の教材
- 護身術のDVD
- 農家直送のオーガニック野菜
- ビジネスのセミナー
- ダイエット食品
- 子育ての情報商材
- etc..
ブログを使ったビジネスもお手の物です。
僕の知っている人だと、ブログで月収230万円ものお金を稼いだ人がいます。
たかだた月間2.5万PVのブログで。
普通のブロガーは、10万PV集めてやっと1万円稼げるという世界です。
ところがその方はマーケティングの知識が鬼ほどあったので、少ないPV数で圧倒的な収益を上げていたのです。
PV数1/4の省エネブログで月収は230倍。
またとある美容院Lの経営者はマーケティングのおかげで、1人当たり客単価1.4万円。
リピート率90%という数字を達成しています。
よくある平均的な美容室の場合、客単価は5,000円で、リピート率も30%ほど。
おまけにこのLの場合、店の宣伝広告にはこう書いてあります。
私たちは髪を綺麗にするというコンセプトでやっていて、ただのサロンではありません。
初回4時間、1人3時間のカウンセリングを取っていますので、まず急いでいる人はダメです。
正直駅から遠いです。
車で来ることは必須で、10分くらいかかります。
お店の外見は美容室っぽくなく、安いお客はお断りというスタンス。
高いお金を払ってでもキレイになりたい、というお客さんのみネットで予約を入れます。
遠くまで来て、急な階段をせっせと上り、店の戸を叩くというわけです。
優れたマーケティングをすると、こういったことができるようになります。
そしてあなたのマーケティングスキルを求め、たくさんの会社や個人からコンサルの依頼が来るようになります。
1回のコンサルは安くてもPS4が10台以上買える高額なもので、気に入らない依頼は断ることもします。
不況そっちのけな世界です。
お金を稼げるようになるのはもちろん、会社でマネージャーとして活躍したり、出世に役立てることもできます。
この記事ではマーケティングとはどんなものかについて解説しました。
また集客とマーケティングの違いについて混同している人もいるようなので、そこらへんもぜひ読んでみてください。
「マーケティングって何ですか?」
何かビジネスでの重要なことというのは知っていても、意味を聞かれるとさっぱりわかりません。
Googleで調べても難しい説明がズラリと並んでいます。
マーケティングとは、企業がお客さんに商品を売るための戦略のようなものです。
市場活動とか、販売戦略と言われたりします。
誰に?
どこから集めて?
どんな商品を?
どうやって売るの?
どこで売るの?
簡単に書くとこういうことです。
僕もあんまり理解力があるほうではないので、覚えるのにけっこう苦労しました。
事例としては森永のチョコボール。
「クエ!クエ!クエ!チョコボ~~ル!!」というCMとか流行りましたよね?
チョコボールのマーケティングはどうかというと、
子供に
CMやお店の棚に注目を集めて
チョコボールという商品を
80円で
スーパーやコンビニで売る
ということです。
子供に売れるように安い価格で販売し、”キョロちゃん”というキャラクターを付けることで親しみやすくなりました。
またチョコボールと言えば”おもちゃの缶詰”。
当たり券が出たら応募できるというやつですね。
何が入ってるのか知りたいという期待感を胸に買う人は大勢います。
発売から50年たった今も、ファンなら大人でも買うでしょう。
余談ですが、買うと当たりが出るというマーケティングプランは、今やカップ麺でも缶コーヒーでもなんでもあります。
チョコボールがそのパイオニア的存在となったわけです。
集客とマーケティングの違い(集客とマーケどっちが先?)
集客というのはマーケティングの一部です。
別々で考えることは違います。
集客と販売を合わせたものがマーケティングであると考えてください。
図で表すとこういうことです。
・ロゴを使った図
マーケティングとは集客して販売するまでの一連の流れのことです。
集客がゼロでは、いくら販売の仕組みに力をいれたところで売り上げはゼロ。
逆に集客ができても、販売の仕組みができていなえれば売り上げはやはりゼロです。
それでも、販売の仕組みと集客のどちらを先にやるべきか聞かれたら、販売の方と答えます。
マクドナルドを想像してみてください。
夜遅くに「あー、お腹空いたー。」と歩いていると、マクドナルドの看板が見えました。
「よし、そこでディナーを食べよう。」
テクテク歩いてドアを開けたまではいいのです。
ところが、店の中がもぬけの殻ではどうでしょう?
「おーい、誰かいませんかー?」
と叫んでも応答はなし。
真っ暗闇の店内。
閑散としていて、天井にはクモの巣がかかっています。
スイッチを押しても明かりは付かず、水も出ない。
人の気配もない。
窓ガラスも割れている。
パティをはさんでいる様子も、ポテトを揚げている様子もありません。
TVだけ一台置いてあって、延々砂嵐の画面が流れています。
なんか出てきそうな雰囲気ですよね(笑)
お客さんは逃げて行ってしまうし、売り上げは1円も発生しません。
販売の仕組みが整っていないと、たとえ1万人の見込み客を集めても儲かりはしません。
多くの人が副業でブログを始めて儲からないと言っている理由は、販売の仕組みが整えられていないからです。
廃墟のマクドナルドほどではなくても、商品を売るためのマーケティング知識が不足しているから、売り上げが立ちません。
10万PV集めても、利益が数千円という人はけっこういます。
またさらに言えば、闇雲にお客さんを集めればいいというわけではありません。
マクドナルドの場合はブランド力があるので、お客さんも勝手にどんどん集まっています。
しかしブログの場合、ターゲット層をしっかり選定する必要があります。
転職のブログをやるのであれば、仕事に不満がある会社員を集める必要があります。
ダイエットのブログをやるのであれば、太って困っている人を集める必要があります。
サイト内に販売する仕組みを構築してから、集客していく流れです。
実店舗でも同じことで、マッサージ店にお客さんを集めたいのであれば、子供を集めても仕方ありません。
おじいさん、おばあさんを集客するべきです。
子供は肩も腰も凝っていなければ、お金も大して持っていないので。
ビジネスによっては細かいターゲットを選定しない場合もありますが、誰に何を売るのかという視点を持つことで、無駄な努力をしなくなります。
マーケターの世界
マーケティング知識が十分にない状態で起業すると失敗しやすいです。
しっかりと勉強してビジネスに取り組むことで、素晴らしい成果を上げることができるようになります。
またマーケティングに詳しくなると、それ専門のコンサルタントになる人もいます。
僕が知っているマーケターですごい人は、加藤将太さんです。
MBA保持者&MENSA会員で、起業・経営のプロと言えます。
元手20万円から起業して1年で2.6億円の売り上げを達成。
ネットで集客して、セミナーに3,000人ものお客さんを動員することに成功しています。
さらにはコンテンツ販売やシステム販売でも億を超えるビジネスを経営されております。
コンサル実績も豊富です。
- 月収200万円稼ぐアフィリエイターに人を雇わず不労所得と事業の自動化を達成するコンサル
- 全日本ランキング保持者に自己ブランディングをしたスクール運営のコンサル
- 自己啓発教材販売で月収3000万円起業家への不労所得化コンサル
- 客単価1.4万円、リピート率90%の数字を出す高収益美容院を目指した経営改善コンサル
などなど。
マーケターは商品が売れる仕組みを作ることの専門家です。
一人1台スマホを持つこの時代。
不況のせいか政府も会社員の副業推進を始めました。
自分の特技を情報発信してビジネスにしたり、商品を紹介して儲けるアフィリエイトも流行っていますよね。
ところが「自社の商品が売れない!」を悲鳴を上げている人は多くいます。
商品はいいのにまっさくお客さんがこない。
成約しないという声は尽きることがありません。
そういった人たちの魅力を最大限に引き出すことこそ、マーケターの仕事です。
マーケターは一番活躍できるポジションにいます。
マーケティングの知識を思う存分に活かし、商品やサービスが持つ価値を世の中に広めていきましょう。
価値が広がれば、お客さんは喜んでくれます。
人と人のつながりも生まれ、尊敬されます。
人に価値を提供した結果、自分の財布も潤うようになります。
それこそサラリーマンでは稼げない金額も稼げるし、起業家の世界で月収100万や200万はごろごろいます。
人のビジネスを成功させることができるのだから、自分のビジネスを成功させることだって容易です。
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