さていろいろなアルバイトを経験してきた僕の中でも、思い出深いバイトがこのコンビニとファミレスです。
いったいどちらのアルバイトの方がメリットが大きいのか?
「どちらが楽なのか?」
「どんな仕事が大変か?」
「どんな嫌な仕事があるのか?」
そこらへんを客観的に考察してみました。
ちなみに僕は専門学校1年生のときと、学校を中退してからの1年間はこの2つで掛け持ちアルバイトをした経験を持っております。
そこらへんのバイト情報についてまとめたサイトよりは、生々しいことをお伝えできる自信があります。
もしかすると楽なバイトを探す目的でこのサイトをおとずれているかもしれないので、最初にお伝えしておくと、どちらのバイトも大変であることは確かです。
暇で楽でサボれるバイトを探している人はあまり読まなくてもいいと思います。
まずはコンビニのアルバイトからいってみましょう。
コンビニのアルバイト
主な仕事内容:レジ打ち・商品の検品と陳列・掃除
時給:790~1,250円
覚える量:★★★★★[5つ]
忙しさ:郊外のコンビニ ★★★[3つ]
(駅前や繁華街 ★★★★★[5つ])
採用の難易度:★[1つ]
※★は5段階評価
基本の仕事はマニュアルに従ったレジ接客と商品の陳列になります。
慣れてきたらレジ生産や発注を任されるお店もあります。
最初の頃は覚えることのオンパレードです。
レジの操作だけでもけっこう細々としているので、アルバイトの完全初心者は苦労することと思います。
時給は全体的に低めです。
(あんまり儲かる商売ではないので)
大きな都市の中心にあるコンビニや深夜だと時給が高くなります。
お店の忙しさは立地によって異なります。
また採用されるハードルは低いといえるでしょう。
(少々ヤンキーっぽい人でも、オーナーの性格次第で採用されます)
コンビニバイトの楽なポイント
郊外にあるコンビニだとお客さんの数も少ないので、あまり忙しくありません。
深夜の時間帯だと、バックルームでのんびりくつろぎながら仕事をできるチャンスもあります。
また店長やオーナーの性格によっては、廃棄のお弁当屋おにぎりをタダでもらえます。
持って帰るのはNGだけど、「休憩中に好きなの食べていいよ~」という人もいます。
廃棄とはいっても、普通においしいです。
またコンビニのバイトはシフトの融通が利きやすいと言われますが、それもオーナーの意向やお店の人手次第です。
こんな感じの誰でも楽しくウェルカムみたいな雰囲気のお店だと、休みも取りやすいです。
若い学生の子が多く集まることでしょう。
・・・ブラックなお店だと、頻繁にシフトに入れられてしまうリスクがあります。
コンビニバイトの大変なところ
忙しさは立地で決まると言いましたが、繁華街や駅前のコンビニなど選んでしまうと後で後悔します。
お客さんの流れは途切れないし、時給が平均より高く設定されていても割に合いません。
僕なんか大阪の梅田で一番(?)売り上げの高いビルの真下に併設されたコンビニでバイトしていたので、大変でした。
というか地獄を見ました。
レジが4台あるにもかかわらず、スーパーマーケット並みにお客さんが並ぶのです。
出勤から退勤するまでぶっ続けでレジを打ち続けるなど当たり前の場所だったので、「頭爆発するのでは?」と思ったものです。
(トイレも行けない・・・)
入って最初の1週間~1ヵ月間の間は毎日新しいことを覚えさせられます。
- いろんな仕事をマルチタスクでこなす
- 立ち仕事なので足腰がだるくなる
- お客さんにも神経を使う
- レジ覚えるので手いっぱい
精神的にも肉体的にも疲れることと思います。
コンビニバイトの嫌なところ
僕は接客が嫌いです。
毎日何十人ってレジを打っていると、変なお客さんにもたくさん会うからです。
- 細かいことまでクレームを入れてくる客
- 悪臭のする不衛生な客
- レジ中も電話でおしゃべりしてる客
- 店員を奴隷のように扱う客
- 柄の悪いヤンキーの客
「人間としてアンタどうなの?」と言いたくなるような人はたくさんいます。
どうしてもそういった常識外れな人たちと絡まなければなりません。
その上時給は低いし、覚えることはエンドレスです。(多すぎる)
ファミレスのアルバイト
主な仕事内容:ホールスタッフ(注文受付・配膳・バッシング・掃除・レジ)
キッチンスタッフ(調理・盛り付け・掃除)
時給:800~1,300円
覚える量:★★★★[4つ]
忙しさ: ★★★★★[5つ]
採用の難易度:★★[2つ]
※★は5段階評価
仕事内容はホールとキッチンの2つに別れています。
ある程度慣れてきたら、両方の仕事を教え込まれます。
時給はコンビニとほぼ一緒ですが、ファミレスの方が若干高い印象。
コンビニより覚える量は少なめですが、とにかく忙しいというのが特徴です。
お店のピーク時や繁盛期などは、お客さんがたくさん入り、目まぐるしく注文をしてきます。
調理・配膳・お皿洗いの量もハンパではありません。
採用は基本的にゆるいです。
性格に問題がなく、店と応募者との希望する時間が合えばまず雇ってくれます。
当たり前ですが、コンビニよりは身だしなみや言葉遣いも厳しいです。
ファミレスの楽なポイント
ファミレスのバイトは基本的に忙しいですが、暇な日はとことん暇です。
例えば雨の日などはお客さんお数も少なくなります。
キッチンの仕事など、裏でくっちゃべりながらのんびり仕事できます。
まかないや従業員割引があるというのもメリットです。
僕の働いていたファミレスは従業員は全品20%OFFでした。
失敗した料理や新メニューなどはみんなでバックルームで味見できます。
(これがなかなか楽しい♪)
店長のいないときなど、社員さんがよく「みんなで食べよう!」とフライドポテトをつまみながら仕事したりしてました。
ファミレスの大変なところ
ミスをしてはいけないというプレッシャーがきつかったです。
特にホールの仕事というのは、お客さんからのお叱りをもろに受ける場所です。
仕事が遅かったり、料理に不備や間違いがあったりすると、頭の中が真っ青になります。
たった1つの自分のミスが、お客さんや一緒に働く従業員全員にしわ寄せが行ってしまうことを考えると、怖くて仕方なかったです。
心臓が鉛筆削りでゴリゴリと削られているような感覚を何度も味わいました。
キッチンも慣れないうちは、料理を盛り付けするときに手が震えてしまう事と思います。
ステーキ1つ焼くのでも、鉄板を扱うことや油の飛び跳ねなど新人には恐怖でしかありません。
僕も「間違ってないかなぁ」と考えると怖かったです。
(ファミレスの店長が体育会系の厳しい人だったので)
ファミレスの嫌なところ
こちらもコンビニと同じく接客が嫌でした。
ファミレスあるあるですが、お客さんによってはハンバーグを注文しておいたくせに
「なんでステーキじゃなくてハンバーグなの!ちゃんと話聞いてんの!?」
と怒ってくる人もいるのです。
店側の打ち間違えの可能性も否定できないのですが、明らかなドタキャンをされたケースも何回か遭遇しました。
また日曜日の家族連れの時など、子供が泣き出したり、店内を走り回ったりしたときは困ります。
イライラするお客さんも当然現れます。
子連れの家族に直接文句を言うのではなく、
「大人しくさせろ!」と店員にクレームを言ってくるわけです。
両方掛け持ちで働いてたら大変でした
コンビニバイトとファミレスバイトの仕事内容はこんな感じです。
何事もそうですが、やっぱり働いてお金を稼ぐというのは大変です。
やることは多いし、のんびりちんたら仕事を進めるわけにもいきません。
めんどくさいお客さんの対応や、職場内の人間関係の相性が悪いとなると、かなりしんどい仕事であることは確かです。
僕なんか学生時代、自分で働いて生活費を稼がなければいけない苦学生だったので、かなりガッツリシフトにも入っておりました。
(1日最大16時間働いたりしてました)
社会勉強にもなるし、楽しい思い出もたくさんできたのですが、給料が安いというのが一番つらかったです。
とても時給と仕事量のバランスが取れているとは思えません。
だからとても貧乏でした。
結局どちらがおすすめ?
・・・僕の個人的な意見を言うと、どちらもあんまりおすすめはしてません。
忙しいし覚えることも多いのに、時給は低いので。。。
それでもあえてコンビニかファミレスのどちらかの仕事をしたいというのであれば、コンビニをおすすめします。
(なるべくお客さんの少なそうなお店を選ぶのがポイント)
ただし何もアルバイトだけが稼ぐ方法ではありません。
ネットを使った副業でも稼げます。
たとえば最近はやっているものだと、メルカリを使った不用品販売やブログアフィリエイトだって立派な稼ぐ手法です。
僕もアフィリエイトに挑戦してみたところ、初月で4万円の収益を上げることに成功しました。
1時間もかからない作業なのにも関わらず、1万3千円とか稼げてしまったので、バイトの努力がバカバカしくなったものです。
僕は現在アルバイトとブログビジネスの2足わらじで生活していて、
近い将来ブログビジネスで独立することが目標です。
ブログならば働く時間を柔軟にコントロールできるし、子供がいる主婦や学生にも有利でしょう。
継続すれば、1日2~3時間しか働かなくても、月収10万円以上稼ぐことも可能です。