ファミレスのバイトがきつい理由を実体験から書いてみた

Dスケ
こんにちは。

コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。

学生時代とフリーター時代にやったことのあるファミレスのバイト。

まかないで美味しい思いをしたり、仲間とワイワイ仕事していたのは良い思い出です。

それと同時に体育会系でサイコパスのような鬼店長にこき使われ、目が回るほど忙しい思いを体験したのも一生頭から離れない記憶ともなってしまっております。

 

ファミレスのバイトは果たしてどれくらいきついのか?

どんな仕事が大変なのか?

僕の実体験を元に書いてみました。

 

体験してみた感想

めちゃくちゃきついです。

というか飲食店系の仕事はみなどれもきついです。

 

僕は学校から近いファミレスのバイトをしていたのですが、大阪市の中心の方だったのでお客さんも多くて大変でした。

アルバイトでも容赦なくかなりの仕事量を求められます。

時給は900円台だったのですが、割には合っているとはいえません。

(当時は田舎から出てきたばかりの青二才だったので、900円の時給に大はしゃぎでしたが)

 

やった後で「騙されたぜクソ!」と気づきました(笑)

 

また店長が先にも書いた通り、体育会系のすぐ怒るタイプの人だったので、

出勤するたびに「怒鳴られないかなぁ?」とビビりながら働いていたものです。

 

 

バイトスタッフ同士の人間関係には恵まれていたのは良かったです。

人間関係の悪い職場というのは空気が重いし、仕事へのプレッシャーも半端ではありません。

 

大学生の男の先輩のアルバイトの人たちがおもしろい人だったので、仕事の合間に雑談を楽しんだり、一緒に飲みに行ったりもしてました。

もしもバイトスタッフ同士の中が悪かったらと思うと地獄だったことでしょう。

みんなに迷惑をかけたくないという気持ちから、休みが取りづらいという側面もありましたが。

 

きつさはお店の立地や店長によってまちまちだと思いますが、それなりに大変であるということは覚悟しておいてください。

 

ファミレスの仕事内容

ファミレスの仕事というのはキッチンホールの2つに分かれております。

僕はキッチンでお肉を焼く係だったのですが、バイトキャリアが長くなるとホールの仕事もさせられたりしてました。

 

面接のときに希望は聞かれますが、決定権は店側にあります。

おそらく人員が足りてないところに回されるでしょう。

 

肉体的にきついのはキッチンスタッフ。

精神的にきついのはホールスタッフです。

 

キッチン

キッチンの主な仕事内容
  • 調理
  • 皿洗い
  • 仕込み
  • 盛り付け

 

これらがキッチンの仕事です。

お店が落ち着いてくれば、売り場の掃除を言い渡されることもありました。

 

僕の働いていたファミレスの場合だと作業の割り当て表というのが貼られていて、新入りは盛り付けや皿洗い・食器の準備からスタートします。

慣れてきてからはステーキを焼く係になったり、人手不足のときにはレジ対応をやったりもします。

 

キッチンのきついところ
  • 熱くて汗まみれになる
  • 洗剤で手がバリバリに荒れる
  • 混雑時はみんなイライラ
  • 人員の少ない店だとレジ対応に回される
  • 服に油の匂いが付く
  • 店長から容赦のない罵声

動き回るので汗まみれになります。

調理担当の人は鉄板やフライヤーの前に立つので、汗の量がハンパではありません。

バイト後に予定がある人など最悪です。

 

冬は暖かくて快適なのですが、夏場はホントに苦しいです。

一度財布と飲み物を忘れて出勤したときなど倒れそうになりました。

 

また食器を洗うときに使う洗剤が強力で、手の皮が荒れます。

ゴム手袋もありましたが、忙しくてつけるのが面倒などきなど、素手で洗っておりました。

(一度謝ってアルカリの洗剤で洗ったときは手が真っ赤に・・・)

 

お店の混雑するお昼時や夕方はノンストップで作業します。

みんなイライラしてプレッシャーのかけ合いです。

普段は温厚な人であっても、口調が乱暴になったりします。

 

手間取っていると店長から

「はやくしろ!」と怒られるし、

「次はこれとこれとこれもね!」と容赦なく次々仕事を振られます。

 

服にも焦げ臭い匂いが付き、けっこう強いです。

制服の下の私服にも付いていたので、仕事終わりのデートなどは辞めたほうがいいでしょう。

 

ホール

ホールの主な仕事内容
  • オーダーの対応
  • 料理の配膳
  • 空いたお皿の片づけ(バッシング)
  • テーブルや座席などの清掃
  • レジ対応

 

挨拶の仕方と接客の基本マナーから学びます。

その後先輩や社員さんについてもらい、オーダーされた商品を運んだり、注文の受付をしたりします。

いきなり混雑時というのはきついので、まず暇な時間帯からシフトに入れられることが多いと思われます。

 

気配りが大切とされていますが、不愛想な人でも普通にやってます。

忙しいとお客さんに愛想を振りまく余裕などないので、笑顔は大して重要ではないと思います。

(もちろん高級レストランや直営店だと、そういったポイントにも厳しいそうです。)

 

ホールのきついところ
  • ハンディを覚えるのが大変
  • 混雑時は目が回るほど忙しい
  • 人当たりがきつくなる
  • マナーのなっていないお客さんの相手をしなければならない
  • キッチンよりも精神的にきつい

新人が一番初めに苦戦するのは、注文を受付するときに使うハンディを覚えることです。

慣れたら楽勝なのですが、覚えるまでは思うように動かせません。

お客さんによっては、すごく早いスピードで注文をする人もいます。

 

さらに混雑時は目が回るほど忙しく、どの商品がどのお客さんのものだったか分からなくなってしまったりもしました。

間違って配膳した場合には、お客さんから怒られてしまいます。

人によっては料理に口を付けた後で「あ、違った」という人もいるので、もう一度作り直ししなければならないこともあります。

 

料理を出すのが遅いと、お客さんから「まだなの?」とエラそうに急かされることもあるので、キッチンスタッフにきつく当たってしまうこともあります。

「時間かかりすぎ」

「料理の味が変」

など、本来キッチンスタッフが受けるべきクレームの対応を迫られるのもホールスタッフです。

だから精神的なストレスは半端ではありません。

 

ヤンキーや我がままなお客さんの対応などもしなければなりません。

 

 

ファミレスのバイトをやってよかった点

きついファミレスのアルバイトですが、やってよかったなぁと思える点もありました。

働くことの大変さや、人として持つべき優しさを学べたことです。

普段何気なく利用している居酒屋や飲食店というものは、裏で店員さんの大変な思いによって成り立っているということを身をもって知りました。

 

またバイトのみんなでチームワークを大切に仕事をしたり、ワイワイ騒いだりしたことも楽しい思い出です。

 

料理をタダで食べることができた

これはとても嬉しかったです。

従業員は割引で食べられる決まりだったのですが、まれに失敗作の料理などはタダで食べることができまいした。

一人暮らしで食費にお金をかけられなかった僕にとって、ファミレスのハンバーグやステーキというのは生唾が止まらなくなるほどのごちそうです。

 

店長も機嫌の良いときには

「オレが作ってやるから待っとけよっ!」

といって、ステーキに目玉焼きをサービスしてくれたりもしました。

 

また焦げてしまった鶏肉のソテーなど、みんなでつまみながら仕事したり、

店長が休みのときなどは、お店のミックスジュースをみんなで味見したりもしてました。

(もちろんお客さんの見えないところで)

 

タダで食べるものほどおいしいものはありませんね(笑)

 

バイト仲間とワイワイ楽しかった

僕は1個~2個上の大学生のバイトの先輩と仲が良かったです。

仕事中も適度に雑談しながら働いていたし、仕事終わりに飲みに行ったりもしました。

 

お昼の時間帯であれば、パートで働く主婦のおばちゃんとも話す機会もありました。

普段接点の無い人たちと交流をするというのは、なかなかおもしろいものです。

学生など若いというだけで可愛がられると思います。

 

異性との出会いはあるのか?

かわいい子のたくさんいるお店で働けたらチャンスはあると言えます。

ただし注意してほしいのは、バイトを引っ掛けるためのエサがまかれていることもあるのです。

みんなワイワイした職場」

「女性多め」

「アットホームな職場」

「大学生同士でカップルも誕生」

みたいな募集要項に釣られて行くと痛い目にあいます。

 

たいていそういったお店というのは人手不足に苦しんでいます。

人手を増やすためのハニートラップである可能性もあるのです。

 

僕も「女の子と出会いほしいなぁ」なんて思いながら行ってみると、40代の主婦のおばちゃんばかりでガッカリしたものです(笑)

(これはこれでおもしろかったけど)

 

もしかわいい子がいれば、休憩中に話したり、バイト終わりに男女みんなで飲みに行くようなお店だとチャンスはあると思います。

 

ファミレスのバイトをして気づいた大切なこと

僕は独り暮らしをする生活費を稼ぐためにファミレスのアルバイトをしていました。

(他にもコンビニや工事現場の仕事など)

 

バイトに明け暮れる日々を過ごす中で気づかされたのです。

時間の大切さについて。

 

時間だけはどうやっても絶対に取り返しのつかないものです。

 

お金は稼げば出てくるとはいっても、毎月の食費や家賃やらで稼いだお金は右から左へ・・・。

親からの仕送りも0という困窮した日々。

「貧乏暇なし」という言葉を身に染みて感じました。

 

周りの友達がハワイに旅行に行ってきただの、大手に就職が内定しただの、留学に行くことが決定しただのという話を聞いていると、強い劣等感に苛まれたりもしました。

 

ファミレスやコンビニで働いていたとしても、何も明るい未来などありません。

ずーっと続けていいような仕事ではないのです。

 

時間を売り切りする以外に何かいい方法はないだろうか?

そう考えるようになりました。

 

そんな時に僕は、ブログビジネスというものに出会ったしまったのです。

ブログで生計を立てている人がいることは知っていましたが、ぜんぜん自分には縁のない世界だと思ってたのです。

 

ところがブログで月収200万とか稼いでいる人に実際に会ってしまうと、その世界との距離の近さを肌で感じました。

その人は

「好きなことやちょっとした特技を書いてお金にかえることができるよ」

と言うのです。

 

ブログのメリットの1つに、ほったらかしでも収益が発生するという特徴があります。

自分の時間を切り売りしなければならないアルバイトと違い、

一度記事を書いておけば、ネット上から勝手にアクセスが集まります

読者に広告を踏んでもらうなどすればお金を稼ぐことができるというわけです。

 

今日明日すぐに稼げるようになるわけではありませんが、ブログに秘められたポテンシャルというのは大きいです。

大学生やフリーターであれば、そこら辺の会社員よりも時間的余裕があるため、ブログで副業することをおすすめしています。

 

この記事のまとめ

ファミレスの仕事がきつい理由
  • ファミレスの仕事内容はキッチンとホールで分かれている
  • 覚えることが多くて大変
  • 混雑時は目が回るほど忙しい
  • 忙しいと期限が悪くなりがち
  • 店長が怖い人だと苦労する

体験としてやるにはいいと思いますが、間違ってもずっと続けるような仕事ではありません。

人生の自由度というものが損なわれてしまい、あんまり将来性もないので。

 

この記事があなたのお役に立っていただければ幸いです。

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