給料が少ないと生活のあちこちから、きしむような音が聞こえてきます。
出費をなるべく減らそうと躍起になるし、イライラすることもあります。
本当はしたくないのに、旦那さんと喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
ちょっと飲み会に行ってきたとか、高いもの買ったという理由から、口論になることもあります。
僕の親父も、ある日突然デカい家電製品を買ってきたりすることがありました。
TVとかマッサージ機とか。
子供から見ると「わーい!新しいヤツだ!」と大喜びする反面、母から見ると無駄な買い物に見えて仕方なかったようです。
「お金ないのにまたそんなもの買って(怒)」と。
頭の中の理想と現実の収入がかけ離れていると、将来への不安も大きくなります。
子供の学費はどうなるのとか、高校や大学行かせてあげられるのとか。
たまの夫婦喧嘩ならともかく、お金が原因でしょっちゅう喧嘩していると子供にも悪影響です。
親から出る不穏な雰囲気というものは敏感に感じ取ります。
よく母から
「お父さんとケンカしちゃった。ゴメンね。」
と聞くと、悲しい気持ちになっていました。
僕の家庭は、ドが付くほどの貧乏ではないにしても、あまり裕福な方ではありませんでしたので。
母としても、買いたいものも自由に買えない。
ちょっとおいしいもの食べようにも値札を見て控えてしまうというストレスはあったと思います。
特に小さい子供がいるような家庭だと、パートをすることも難しかったりしますよね。
知恵袋でこの手の悩みについて調べていると、
「旦那の能力が低いことが原因だ。」
「旦那がナマケモノだから収入が低いんだ。」
といった声も見かけました。
気持ち分からなくもないです。
が、果たして本当にそうでしょうか?
すべてを旦那さんのせいにするのは、ちょっと違うのではないかと思いました。
夫婦である以上、どちらにも責任はあるはずです。
(ぐうたら家で寝ているだけのダメ亭主ならともかく)
旦那が儲からないのは会社システムが原因
資本主義社会の構造上、労働者はあまり儲からないようになっています。
職業ごとにもらえる額や待遇に差はあれど、一番儲かるポジションは経営者です。
(あるいは投資家)
労働者は時間と労働力を売っているのに対し、
経営者はモノやサービスという価値を売っています。
旦那さんが会社にお勤めの場合、キャッシュポイントは自分の時間です。
こなしている仕事内容というよりは、労働時間で稼いでいるといえます。
月の給料が25万円。
週休2日1日8時間労働であるならば、時給およそ1,500円で売っているわけです。
自分の時給をより高く売ることができれば儲かります。
収入を上げることはできるでしょう。
しかし、価格を決めているのは旦那さんではなく会社です。
交渉次第でお給料上げてくれることはあっても、生活水準を一気に上げられるほどの昇給はなかなかありませんね。
働ける時間は限られているし、残業代稼ごうとすれば怒られてしまいます。
会社の仕組み上、「給料上げろ!」と叫んでも容易には上がりません。
旦那さんに「もっと頑張れよ!」と言っても、問題は解決しないのです。
怒鳴り合いの喧嘩だけ起こっておしまいです。
代わりの手段を考えるべき
お金が無いなら、稼ぐ手段を考えることが大だと思います。
”節約”ももちろん大事です。
しかし一時的な対処にしかなっておらず、貧乏を解決する根本的なな手段にはなっていません。
旦那さんに転職を検討してもらう必要も出てくるでしょう。
子供もいるならなおさらです。
また週に1回アルバイトを検討するというのも、選択肢の1つです。
1回のバイトで5,000円稼げたら、それだけで月収入は2万円増えます。
2万円ってけっこう大きいと思います。
食費にでも回せばどうでしょう?
ちょっと高いビフテキ買ったり、晩飲むお酒は発泡酒じゃなくビールにすることもできます。
お金が余れば、旦那さんに靴下でも買ってあげればいいのです。
どうせすぐ穴開けるので。。。
また私見ですが、お金なくて家族が困っているのに、ダラダラしているような旦那は男気が無いなぁと思います。
(いち男として)
疲れたからといってゴロゴロするのではなく、休日返上してバイトするとか、副業の1つもチャレンジするべきです。
転職も試みないなんて情けないです。
旦那さんがダメダメな場合は離れた方がいいケースもあるかもしれません。
お金持ちは分身の術が使える
突然ですが、もしも忍者のように分身の術が使えたら素晴らしいとは思いませんか?
あなたが5人に分身したとします。
働く係と育児、掃除、洗濯、買い物・・・と分散してやればすごく便利ですよね。
あるいは自分だけ家で家事をこなして、
「外行って金稼いでこい!」
と支持を出しておけば、4人分一気に稼いできてくれます。
もちろん漫画ではないので、分身の術なんてできません。
チャクラなんてものも存在しません。
しかし世の中でお金持ちと呼ばれている人は、分身の術が得意です。
自分では労働を一切することなく、お金を稼ぐことができています。
それこそ4人なんて規模でなく、何百…何千…という規模で自分の代わりに働いてくれる分身を持っています。
分身とはすなわち、お金を稼ぐ仕組みのことです。
自分の代わりに従業員やITツールに働かせています。
ホームページ、顧客対応のできる従業員、レジ、商品、お店・・・。
などなどたくさんの仕組みを作ることによって、お金を稼ぐことに成功しているのです。
経営者たちの仕組みは街中に溢れている
マクドナルドも仕組みです。
お店にはお金を発生させるハンバーガーやポテトが売られています。
それを自動で販売できるよう、キッチン担当のスタッフがいて、レジ担当のスタッフがいて、掃除担当のスタッフがいて、それを仕切る店長がいて・・・と仕組みかされていますよね?
さらには同じようなお店を展開することで、全国に3,000店舗以上マクドナルドがあります。
母国アメリカには1万3千店。
世界にはなんと3万店舗もあるそうです。
でも別に社長は現場に出て働く必要はありませんよね?
働いているのは仕組みなので。
よく見れば仕組みというものは、いたるところに作られています。
お菓子、食品、服、ソフトウェア、家具、マンション・・・。
ぜーんぶ誰かの仕組みであり分身の術です。
それらが売れることで、経営者はふところにお金が入ってきます。
ゼロから仕組みを作るには?
経営を一度もしたことがない人がいきなりお店を持つことは難しいです。
資金もいるし、人手もいります。
僕もやる自信ありません。
(現段階では)
でもブログなら簡単に実践できます。
自分のブログに広告を貼るとか、何らかの商品を買ってもらうとお金が発生します。
記事を書けば書くほど、ネット上に自分の分身が誕生していきます。
何度も同じことを言わずとも、1回書いておけば、たくさんの人に読まれることになります。
5万、10万程度の収入ならブログで稼げばいいのです。
まとめ
貧困を解決する手段はお金です。
お金を稼ぐことができれば、いろんな制限を解除することができます。
仕組みを作ることが、もっとも早く問題解決をすることができます。
労働収入だけでは、どうしたって限外があります。
稼ぎ方を経営者のやり方にシフトしていくことがまず第1歩です。
夫の給料が少ないのは夫の責任でしょうか?
そうとも言えるし、そうじゃないとも言えます。
でも文句を言ったところで仕方ありません。
将来的なことも考えると、収入を上げる必要性はあると思います。
生活の質も上がるし、たまにおいしいもの食べたり、ちょっと高いバッグでも買ったり、家族にプレゼントもできるではありませんか。
お金なんて本来、幸せに生きるためのツールに過ぎないはずです。
そんなくだらないもののために人生振り回されてないけません。
どこかで踏ん張らないと、一生お金に悩まされ続けることになります。
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