働くのがつらいときは心の声に従おう

「働くことがつらい。」

誰しも一度は感じるこの気持ち。

 

  • 上司や同僚と人間関係の相性が悪い
  • わざとじゃないのに仕事でミスを連発してしまう
  • 仕事量が尋常ではないくらい多いことによる自己嫌悪
  • パワハラギリギリの高圧的な態度を取られる
  • 入社当初には聞いていない仕事内容ばかりやらされている
  • 仕事のすべてにやりがいを感じない

 

 

「つらい」と感じるのは人間として当たり前です。

つらさの度合いによってまちまちだと思いますが、自分の心の叫びを無視して働き続けるか、素直に生きてつらい仕事を辞めるのか?

あなたの選択1つで人生は違ったものになります。

 

僕はつらくてどうしようもない仕事であるなら、さっさと辞めて他の仕事をやるべきだと思っています。

自分にとっての幸せに近づくようなものに取り組んでこそ、やりがいも感じるはずです。

逃げも兵法の一手という言うように、悪いことでもなんでもありませんので。

 

我慢を美徳とする日本

とりわけ日本では、我慢するのは素晴らしいこと。

当たり前なこと。

逃げることは悪いことであるというふうにに考えている人が多くいます。

 

確かに生きていると、どこかの段階で踏ん張りどころはあります。

嫌なことや、やりたくないことでも我慢してやり通さなければならないことだってあるでしょう。

 

 

でもそれは果たして、今やっている仕事のことだと言えるでしょうか?

つらい仕事を頑張ったからといって、お給料が上がるわけでもなければ、昇進につながるわけでもない。

自分の自由な時間が手に入るわけでもありません。

 

本当はもっと休みを取って遊びたいのに、我慢して働して働く。

本当はもっとやりがいのある仕事をしたいのに、「いつか辞めてやる」とは思いつつも、気がづけば5年経過。

・・・なんてことになってはいませんか?

 

嫌なことでも我慢して取り組むマインドの最大の弊害は時間の消費です。

 

 

 

僕がコンビニでアルバイトをしていた時に、よく雑談を振ってくる常連のお客さんがいました。

40代男性。職業は社長。

お金もけっこう持っているらしく、ポイントカードに2万ポイントも貯めているVIP客です。

よく買い物ついでに人生訓なるものを語ってくれました。

 

そのお客さんの印象に残っている言葉が

「人生は鉛筆削りみたいなもんやで。」

というものです。

 

 

ほーうと思い、その言葉を僕なりに解釈してみました。

 

 

人の一生というのは例えるなら鉛筆。

生きるということは、自分の寿命たる鉛筆を削りながら生きているようなものです。

 

小学校の時にやっていた鉛筆削りは、先がピンピンに尖ったらストップします。

しかし人生という鉛筆削りは止まりません。

 

働いているときも、寝ているときも、遊んでいるときも、ゴリゴリと削られています。

誕生日を迎えれば迎えるほど短くなります。

個人差はあるでしょうが、今20歳の人よりも40歳の人の方が鉛筆の長さは短いでしょう。

 

年を取ればとるほど、体の元気は衰えていきます。

足腰は痛くなり、髪の毛はどんどん抜けます。

 

我慢…我慢…としていたら、やりたいことをができないまま時間だけ過ぎ去っていくことになってしまいます。

我慢した先に自分の理想の未来が待っているならいいのです。

しかし会社員として働いていると難しいところではありますね。

 

職場の人間関係、お給料、残業、仕事内容、環境・・・。

あらゆるものに我慢して働いて喜ぶのは会社です。

 

とりわけ日本では、我慢して働く優秀な労働者を育成するための教育が施される仕組みになっています。

だから大人になってもやりたいことがあっても実行できない人が非常に多くいます。

「仕事がつらいなぁ」と思っても、簡単には辞められないのです。

 

ハイスペックなコンビニ店員

普段利用しているコンビニ。

そこで働く店員さんというのは、なかなかにハイスペックな仕事をこなしています。

レジ打って商品並べるだけだろ・・・と思っている人もいるかもしれませんが、それは甘い考えです。

 

一昔前と違ってレジ操作は複雑になり、品出しやお惣菜の作成・品出し・発注と同時進行で行います。

業務は多岐にわたります。

 

1つ1つ単発でこなしていくだけならともかく、レジの混雑時は戦争です。

 

僕はロー〇ンという有名コンビニチェーンで働いていたのですが、コンビニコーヒーはなんと手渡しするマニュアル。

つまりスターバックスのように注文を聞いた後、店員が自らコーヒーマシンを使って、カフェラテやらコーヒーやら入れて手渡しするのです。

砂糖やミルクもお客さん1人1人にいちいち聞いて入れてあげなければいけません。

混雑時に集中して注文されるともう・・・てんやわんやです。

 

レジが4台もあるようなコンビニだと、渡し間違いはしょっちゅう。

 

コーヒー15個も注文してくるようなお客さんはたまりません。

「持ち帰りできるように袋に入れて欲しい」

「はい!かしこまりました!ありがとうございます!」と言いつつ・・・

心の中では「テメェ!ふざけんな!この◆※〇✖◇〇!!」と叫びたくなります。

 

 

さらにまだあります。

 

忙しいときに限って、やれコピー機が壊れただの、チケットの買い方が分からないだの聞かれます。

長蛇の列にも遠慮なく、荷物の配達を依頼してくるような人もいます。

 

当然お断りすることはできません。

レジ業務というのは日汗ものです。

 

後ろで並んでいるお客さんはイライラした雰囲気を露骨に出します。

お会計のとき、怒りを露わに小銭を投げてくるような人もいます。

「遅いんだよ!もっと早くしてくれよ!」

という理不尽なクレームもしょっちゅう。

 

どんなに急いでレジを打っても、物理的にどうにもならないこともあります。

 

訓練なんてろくに受けてもないバイトの子にも、クレームは容赦なくきます。

1度高校生のバイトの子なんか、店長のいないときに酔っ払いの客に難癖を付けられて泣き出してしまったこともありました。

 

 

理不尽なお客さんの対応やクレーム処理。

混雑時のスピーディな応対。

これらの仕事を時給800円でこなすのだから、「ああ幸せ」だなんて絶対に思うはずがありません。

働くのはつらいと感じるわけです。

 

バイトを始めて1週間で辞めてしまう人がいても、

「あの根性なしめ。」

という気になれません・・・。

僕は・・・。

 

だってコンビニのオペレーションのプロになったところで、時給は800円のままなのですから。

 

やりたいことを書きだしてみる

実際にやりたいことを書きだし、何度も繰り返し見るといいです。

潜在意識レベルでやりたいことがインストールされるので。

 

つらい状況を打破するための原動力にもなるし、自分がどう行動したらその状況になれるのかということを考えるようになります。

そして書きだしたことに関連した行動を取らないと気持ち悪くなるようになります。

歯磨きをしないと眠れないのと似ています。

 

潜在意識へのインストールは大切です。

 

野球でレギュラーを獲りたければ、毎日バットを振るようになり、

絶対にかわいい彼女を作るのだと思えば、毎週のように合コンやクラブに足を運ぶようになり、

ハワイ旅行に行くためのお金を貯めたいと思えば、毎月1万円ずつ貯金するようになります。

あるいは別で稼ぐ手段を模索するかもしれません。

 

働くということは、自分のやりたいことのためにやるべきです。

邪魔になるくらいなら、なるべく早く辞めて、もっと他のことに時間を使いましょう。

やりたいことのリストアップは、心の決心に強力な効果を発揮してくれます。

 

 

仕事ににネガティブな感情を抱いているのであれば、無理して働くことはありません。

上司あるいは親の言うことなんてお構いなしです。

 

だって鉛筆は絶えず削られているので。

 

時間という増えようのない資産を、どうして嫌なことに使う必要がありますか?

 

PS.

僕のやりたいことをリストアップしてみた感じでは、

女にモテるとビジネスの成功(金稼ぐ)のようですね。。。

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