「働きたくない。」
「就職は嫌だ。」
そんなことを考え、自分の将来について悩んでいる大学生のあなた。
あなたのその考えは正常です。
働きたくないなんて正面切ってなかなか言えないけど、とても正直なことだと思います。
僕もそうです。
働きたくない。
もっと個性ある生き方がしてみたい。
おもしろい生き方がしてみたい。
お金をたくさん稼いでみたい。
そういう思いあって、僕も就職せずひっそりとブログを書いて生活しています。
そしてありがとうございます。
世間でいうところの・・・、いわゆる常識に縛られない人でよかった。
僕のブログにたどりついてくれてありがとうございます。
気楽にまったり、のんびり行きたい。
就職は不自由だ。
就職する以外で自分の力を発揮できないだろうか?
だけどまだ具体的に自分のやりたいことが分かっていない。
行動プランが見えない・・・。
僕も20歳くらいのときから、いえ、高校生の頃からこんなことを考えてきました。
当時の僕がいたら読んでみたいと思うことを記事にしてみました。
この記事の目次
大学生が働きたくないと思う理由
会社に就職して働くと、1日の大半を労働に使わなければなりません。
朝9時に出社して提示で帰れるなら夕方5時。
残業すれば夜中の10時まで。
これを週に5日。
1年365日ある内の3分の2である240日くらいは仕事に時間を費やすことになります。
朝起きる時間からプライベートの時間まで制限されてしまうことになります。
まだ社会経験のない大学生にいきなりこの現実を受け入れろというのは難しい話ではないでしょうか?
会社員やってる人だって、
「俺ってこんなに働いてたのか!?なんで会社はもっと休みをくれないんだろう・・・」
と思う人はたくさんいるはずです。
仕事にばかり時間を取られて、やりたいことを思う存分できないとあっては、働くことに抵抗感を感じるのもうなずけます。
自分は働いている方が性に合っているという人ももちろんいるでしょうが、「いやいや!」と思う人も大勢います。
これで月何十万とお金をガッポリ稼げるならいいのですが、新卒で入った人にお給料は多く支払われません。
10年単位で頑張って働くことで、ようやく年収100万上がるとかそういう世界です。
あなたより能力も無く、いる必要のない管理職の方が、給料をたくさんもらっているケースは珍しくないのです。
「そんなの当たり前だよ」
という進路指導課の先生の言葉が僕は恐ろしいのです。
お金って生きる上でなかなか重要な要素で、生活費だけでも10万~20万はかかります。
都心ならもっと高いし、税金のこともあります。
家や車を持ち、結婚して子供を育てようものなら、お金は右から左に・・・。
「日本では旦那さんの月々の小遣い3万円は珍しくないよ」
こうイギリス人の知り合いに話すとビックリされてしまいました。
「ウチの子供の方がお金持ちじゃないか!」
と。
働きたくない大学生は何をするべきか?
自分の進むべき道な何だろう・・・?
僕も悩みに悩みました。
「もし仮に就職したとしても、1つの会社にずーっと居続けるなんてことは考えられない。」
「具体的なプランも思いつかない。」
「自分が天才なら、スポーツとか学問の分野で活躍することもできるだろうに。」
「親に変な苦労もかけず、みんなから尊敬されて生ければいいのに。」
何がしたいの?と聞かれたら応えかねるけど、サラリーマンとして会社の歯車になることはなんか違う気がする。
自分は何者で、何をすべきかなのか・・・?
これを見つけるのってなかなか大変だし、疲れます。
イライラもします。
友達が内定決まった、結婚した、留学した、なんて話を聞いていると焦りもします。
そういう人に僕が伝えたいことは、
- すぐに決めようとしなくていい
- たくさんの物事に触れよう
- 感動しよう
です。
すぐに決めようとしなくていい
まず人生は長いです。
焦ってすぐに決めようとする必要はありません。
特に高校・・・大学・・・就職って、かなり駆け足なペースではないでしょうか?
もうすでに自分の夢や目標が決まっているひとならともかく、多くの人は自分の将来の展望なんて決まっていません。
「きみ!次は大学だけどどこ受けるんだい?」
「きみ!次は就活があるけどどこ応募するんだい?」
3年スパンで次の進路を聞かれる日本の若者。
息つく間もありませんよね。
1~2年くらい何もせずブラブラする時期があってもよいのではないかなーと個人的に思います。
元マッキンゼーのコンサルタントで、現在はBBT大学の学長をされている大前研一の本で知ったのですが、ドイツの大学生の就職事情は日本と大きく異なっているようです。
ワンダーフォーゲル(渡り鳥のように彷徨う)といって、大学に入学や卒業式はなく、1つのクラスに年代もバラバラの人が集まって勉強します。
「30歳くらいまでに自分の転職がみつかればいい」というのがドイツの常識。
なので大学を転々とする人も多く、どういう人生を生きるか?何をする人間になるのか?
それを見つける旅をするのが大学時代の過ごし方というのが普通のようなのです。
日本のようにリミットはなく、大学3年で就活で忙しくなるということもないそうです。
人生100年ということを考えると、20代前半の時にそんなに焦って仕事を見つけても仕方ないと思います。
もっとゆったりでもいいのです。
たくさんの物事に触れることが大切
大学を卒業したら、そのまま新卒で入社して働くというのは生き方の1つにすぎません。
そういったルートとは全く関係ないところで活躍している人はいっぱいます。
コンビニのレジ打ちをしている人もいれば、株やFXといった投資で生きている人。
独学でプログラミングを学んでエンジニアやっている人。
YouTubeに動画投稿して広告収入で生活している人。
田舎の農家に住み込みで働いて、食事や住む場所も提供してもらっている人。
金持ちの男を捕まえてお金をもらって生活している人(いわゆるヒモ)
生活費のかからない地方に移住して、ミニマムな生活をしている人。
色んな人がいます。
みんなやっていることや、価値観、考え方は違っています。
できるだけたくさんの物事に触れるって大事です。
- たくさんのことに興味を持つ
- 本やネットの情報負触れる
- 人と会う
ということは絶対にやるべきだと思います。
感動しよう
なんで小さい子供がサッカー選手になりたいというのかというと、感動があったからだと思います。
一流の選手がプレーする姿をTVで見ます。
「すげぇ!かっこいい!」
と感動するから、将来の夢はサッカー選手という子が多くいるのです。
別にプロのサッカー選手になれなくても、それにのめりこむことで、別の道が開かれる可能性だってあります。
サッカーのトレーナーになることもできるし、教員になってサッカー部の顧問になることもできます。
サッカーという入り口からフィットネスに興味が湧き、その関連の仕事をすることになるかもしれません。
今の時代、サッカー上達のための方法や筋トレの動画などをYouTubeに投稿してビジネスをしている人もいますよね。
スポーツ・美容・IT・投資・ビジネス・ギャンブル・恋愛・占い・武術・化学・歴史・音楽・etc..
感動を味わって、自分の興味のある分野の枠を広げていくことをしていれば、やりたいこともいろいろ出てきます。
感動がないと「やりたい!」なんて思いません。
新卒で就職できなくてもまったく問題ない
大学を卒業して新卒で就職しないと人生オワコンだなんて言われています。
が、まったくそんなことはありません。
道って本当はたくさんあって、大学生が一斉する就活というのはその1つです。
文科省がでかい道を整備しているものだから多くの人はその流れに乗っていきます。
でもみんなが行くから正解とは限りません。
右に伸びている凸凹した細い道の先の方が、あなたには合っているかもしれませんので。
どうしてもこの会社で働きたいとか、この仕事がしたいというのであれば、大学のもっと早い段階から、自分ひとりででも応募していいと思うのです。
学校の教育ルートとはまったく関係ない場所で活躍している人はたくさんいます。
あなたの人生の目的は何ですか?
まだ大学生のうちから人生の目的なんていわれてもピンとこないと思います。
なぜ働くのか、就職するのかと聞かれると、あやふやな人は多いと思います。
お金を稼ぐという上では確かにそうかもしれません。
でも多くの人はこうです。
「ただなんとなく」
「不安だから」
「みんなそうしているから」
「そういうものだから」
心の底からしたいことと合致して会社に入ってる人って稀だと思うのです。
(だから悩むんですが)
成功して社会的地位を作るとかそういうことではありません。
人生の目的を見つけなければ、流されるだけの、やりたくもない事させられる人生を送る羽目になります。
僕はビル下のコンビニで働いていたことがあって、しょぼくれた顔をしたサラリーマン軍団を相手によくレジを打っていました。
この人は何を思って毎日を生きてるんだろう?
と思ったものです。
現代はフリーエージェントの時代
「個人で稼ぐ時代なんだよ!」とよく聞きます。
戦後復興で欧米に追い付け追い越せの時代では、組織に入って定年まで年功序列で勤め上げるという働き方。
そしてネットの発達した情報化社会では、個人がブログやSNSを活用した働き方が主流になってきました。
会社が全部無くなるというわけではありませんが、今後ますます大きな組織型の産業というのは少なくなっていくのではないでしょうか?
AIやロボットによる自動化もAmazonやGoogleといったシリコンバレーのテック企業を中心に進められています。
どんな業種や分野で仕事をするにしても、オンライン上で情報発信することは欠かせなくなっています。
個人で稼ぐ有名人といえば、YouTuberだとヒカキンやはじめしゃちょー。
ブロガーならイケダハヤトさんや松本 博樹さん。
ニコニコ動画とかインスタグラマーとか、ネットで情報発信している人たちはたくさんいますよね。
またキャラ出しはあまりしていないけど、アフィリエイトサイトをを作って何千万というお金を稼いでいるような人たちもいます。(アフィリエイター)
彼らは独立して個人で稼いでいるという人もいれば、ビジネスとか関係なく単なる趣味でやっている人もいれば、副業として会社員と兼業しながらやっているという人もいます(学生もけっこういる)。
僕がブログを始めた経緯
僕は就職もせず、学校を卒業することもせず(専門学校中退)、親のいう事も聞かずにブラブラと生活するどうしようもないやつでした。
「このままじゃいけない」
「ダメ人間になってしまう」
働きたくないけど将来どうしようと悩んでいるときに出会ったのが、ブログビジネスだったのです。
ブログビジネスというのは簡単に言うと、ブログで情報発信をして、広告掲載やサロン運営などを行うことです。
ブログならネットにつながる環境さえあれば1人でも簡単に実践できる。
家でも外でも。
インドア派でもアウトドア派でも関係なくできる。
お店を開業するような大きな資金もいらない。
自分の好きなこと、得意なことを情報発信できる。
読者が増えればお金も稼げる。
ブログ収益だけで生活することも可能になる。
ブログを足掛かりに、自分があったこともないような人たちとの出会いを作れる。
会社に縛られることなく、人生の可能性を上げることができる。
そう感じて始めました。
働きたくない問題———。
これを解決してくれる1番いい方法だと思ったのです。
さいごに
ただもちろん僕は就職することが悪だとは思っていません。
いきなり人生の目的だの、ブログだの言われてもすぐに行動を変えることなんて難しいと思います。
とりあえず会社に就職して働いてみる。
ニートになってみる。
親の脛をかじって遊びほうけてみる。
アルバイトをたくさんする。
旅をしてみる。
いろんな人に会う。
何でもいいと思います。
とにかくたくさんの情報に触れ、自分が感動することを探していくのがいいと思います。
そして見つかったら、それに関する情報発信をすること。
ブログを書き溜めていけば、それはあなたの資産となって何十万・・・何百万・・・とお金を稼いでくれるようにもなります。
繰り返して書きますが、「働きたくない」と思うあなたの思考はフツーです。
当たり前のことです。
「嫌なことでも我慢してやるのは当たり前だよ」
人生長く生きていると、いわゆる”常識”に縛られて頭がカチコチになってしまいます。
でも嫌なものは嫌なのだから、世間の常識に縛られない考え方を持つことは大事だと思います。
僕の今の人生の目的は、仕事に縛られない自由なライフスタイルを手にすることです。
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