仕事にプライベートの時間を奪われてしまうのは嫌だ。
自分と気の合わない人と付き合いたくない。
そう思ったから、僕は就職せずフリーター生活を送ることを決意しました。
最初の内は確かに気楽だったし、楽しいなぁとか思ったりもしたのです。
ただし定職にも就かずフリーターとして長いこと生活していると、ある日突然不安感にさいなまれるのです。
お金には苦労するし、年を取ればとるほどデメリットというものが付いて回ります。
「このまま俺の人生は何の展望もないまま無駄に過ぎ去っていくのか」
と思うからです。
そういったデメリットについても考えた結果、僕はフリーターとして一生を過ごしていくためには個人で稼ぐ力を身に着けるべきだと考えています。
この記事の目次
一生フリーターとして生きていくことのリスク
これは言わずもがな分かっていることとは思いますが、フリーターを続けることのリスクには主にこんなものがあります。
- お金に苦労する
- 周りから見下されてしまう
- 正社員になるのは大変
- 動けなくなった時のリスク
お金に苦労する
フリーターがアルバイトで稼げる金額は限られています。
仕事の内容や立地、働く時間帯によって、時給の高い低いがあるとは言えど、
毎日朝から晩までフルで働いたとしても、月に稼ぐことのできる金額は20万円程度が限界です。
当然稼いだお金の中から健康保険や市民税なども支払わなければなりません。
実家暮らしであれば多少の余裕はあるのかもしれませんが、一人暮らしをしているのであれば、家賃や食費で8万円くらいかかったりします。
貯金もなかなか貯まらなのです。
バイト先によっては昇給制度などを取り入れてるところもあると思いますが、上がっても時給10円とか20円程度ではないでしょうか?
僕がスーパーの水産部門のアルバイトをしていたときは、1年継続したら時給+10円みたいなシステムでした。
10円上がったところで生活が何か変わるとでもいうのでしょうか?
週に1回日雇いのアルバイトでもした方が遥かに稼げます。
周りから見下されてしまう
基本的に社会というのはこの構図です。
正社員ではないというだけで
- 社会的地位が低い
- 収入が低い
- 苦労から逃げている
というふうに思われがちです。
僕はまだ20歳と比較的若い年齢だったのですが、
40代フリーターの人が30歳くらいの正社員の人から顎でこき使われている様子を見ていると、抗えようのないヒエラルキーを感じました。
たまに職場の社員さんと雑談をしていると
「Dスケ君は、あんな年(40代)になってもフラフラしてたらダメだよ。今からしっかり頑張っとかないと!」
みたいなことをよく言われたものです。
「あぁ・・・やっぱり世間の人の考えはそうなんだ・・・。」
と痛感しました。
周りから見下されてしまうことは僕の中でコンプレックスになったので、ここ数年実家にも1回しか帰省しておりません。
理由は
「いい加減ちゃんとした職に就きなよ」
と親や親族に言われるのが嫌だったからです。
正社員になるのは大変
そしてフリーターは年を重ねれば重ねるほど正社員になることは大変です。
特に30代ともなると、就職することは一気に難しくなってしまいます。
20代のうちに一切職歴が無いと「10年間社会人経験のなかった人間」としてみられてしまいます。
ある程度の年齢になると、会社側としても即戦力になってくれる人材を探します。
人手不足で困っている業界ならば、入社することはさほど難しくないこともあります。
しかしそういった職場は人手が足りていないので仕事が忙しかったり、残業まみれでなかなか家に帰れなかったり、仕事がきつすぎて辞める人がたくさんいる・・・といったケースも珍しくありません。
動けなくなった時のリスク
動けなくなった時といのはつまり、ケガや病気で働けなくなった場合です。
ちょっと熱がある程度なら1日休むだけで大丈夫でしょうが、
交通事故に遭って骨折でもしようものなら、1ヵ月以上働けなくなってしまうこともあります。
療養中や入院中は働くことができないので、収入は途絶えてしまいます。
バイト先もあなたの空いた穴を補填しようと新しい人を雇ったりするケースもあるでしょう。
すると元いた職場には戻れなくなるし、治療費などで貯めてた貯金もゴッソリ持っていかれてしまいます。
(生活保護という手もあるけど・・・)
正社員になることは”安定”なのか?
僕が疑問に思っていることなのですが、正社員になること=安定と言えるのでしょうか?
確かに大企業に入社すれば周りから称賛されます。
「そんな有名企業なら安泰だね」
「就職おめでとう」
「これまで努力してきた甲斐があったね」
・・・と多くの人は言うのですが、これは間違いです。
もう今の時代、新卒で入った会社を定年まで勤めあげる終身雇用というのは崩壊しかかっているのです。
トヨタの豊田章男社長でさえ、「終身雇用を守るのは難しい」と発言しています。
つまり毎月一定のお給料がもらえて、社会保障なども付いた職場がずっと続くわけではありません。
いろんな大手企業でも、連日のように早期退職のニュースが流れている昨今。
長く働けば給料が上がると思っている人もいますが、これから先そんなにお給料は上がりません。
人件費はどんどんコストカットされていくようになります。
大企業自体は安定しているのでしょうが、そこで働く社員たちが安定しているわけではありません。
社員は会社の歯車だなんて少々乱暴なことを言う人もいますが、その通りです。
大きな会社の小さな一部分として働いているだけでは、大してスキルも身に付きません。
ベンチャー企業にでも入っていれば、新入りが重要な仕事をいくつも任されたりするので、リーダーシップやら営業スキルやらマネジメント力やら、いろんなスキルが身に付きます。
突然荒野に投げ出されるようなことになっても、1から飯を食っていくことができます。
けれど大手の社員ではこれができないのです。
もちろん大企業の中にも優秀な人はたくさんいますが、他者に作られた仕組みの中で働いているだけでは真に安定しているとは言えません。
正社員はやりたくもない仕事をやらされる羽目になる
僕が就職をしたくないなぁと思った一番の理由は、まったく楽しくなさそうだったからです。
社会のことをよく分かっていない青二才の視点であることは間違いないですが、素直にそう思いました。
親の姿を見ていたからこそ、そう思ったのです。
僕の両親はコンビニ経営をやっていたので、とにかく休みが取れませんでした。
(正確には正社員ではありませんが)
人手不足の穴を補うため1日13時間とか働いて、休みも月に3~4回程度。
バイトが風邪で倒れたら、プライベートを返上してでも仕事をしていました。
苦労をしながら僕を育ててくれたことに感謝していますが、僕は就職して労働することへの恐怖を感じてしまいました。
もし就職すれば、朝から晩まで働かされて、大してお給料ももらえないまま老後まで生きていくことになるのかなぁ・・・。
ロードバイクにのって日本中旅をしてみたいとか、
ミシュランに掲載されるような店を渡り歩いてみたいとか、
いつの日か綺麗な嫁さんと子供たちに囲まれてオーストラリアをキャンピングカーで旅してみたい
といった夢があったのですが、とても叶いそうにないなぁと思いました。
アルバイト以外の収入源を作るべき
僕がたどり着いた答えというのが、アルバイト以外にも収入源を作るべきというものです。
ただしマンションを買うなんてこと、時給1,000円のコンビニ店員にできるわけありません。
FXや株をやろうにも資金は足りないし、借金を背負ってしまう事を考えると恐ろしかったです。
そこで思いついたのが、ブログビジネスでした。
ブログであれば、元手もかからず副業規模からビジネスをスタートさせることができます。
インターネットやアフィリエイト(ネットの広告事業)の市場規模は今後ますます伸びていくので、何のスキルも無い僕でも十分チャンスはあると思いました。
アルバイトや会社勤めと比べると、時間的制約が少ないのも大きなメリットです。
フリーター(自由人)になろう
フリーターとして生きていくために必要なこと。
それは働きながらブログ副業を行い、稼ぐ力を身に着けようということです。
そうすれば、一生をフリーター(非正規雇用)としてではなくフリーター(自由人)として生きることが可能になります。
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