コンビニバイトをおすすめしない理由をコンビニ店員が書いてみた

Dスケ
こんにちは、コンビニ店員ブロガーのDスケです。

コンビニでのアルバイトはおすすめしない理由とうのを、かなり生々しく書いてみました。

 

おすすめしない理由を一言で表すなら、

仕事量が多くて覚えるのが大変だから」というのが主な理由です。

 

覚えることが多い

とにかく覚える仕事の量が多いので、始めたばかりの人は苦労します。

 

よくバイトの募集要項など見ていると、

「初心者歓迎!マニュアル通りの作業をするだけ」

みたいなことが書かれてありますが、けっこう頭を使います。

(慣れたらスイスイ~っとできるんですが)

 

具体的にどんな覚えることがあるのかというと、最初はレジ操作から始まります。

よく近所のコンビニに行くと、レジを驚くほどの速さでピピピッと使っているコンビニ店員を見かけることはないでしょうか?

 

こんな感じの

↓↓↓

めちゃくちゃキレッキレッですよね(笑)

ここまでオーバーではないにしても、目にもとまらぬ速さでレジを打つ人はいます。

 

ああいった動きを見ていると簡単そうに思えるかもしれません。

ところがやってみると難しいのです。

ああいった動きは相当熟練しないとできません。

 

 

またレジ以外のタスクでも、覚えることはたんまりあります。

コンビニの主な仕事
商品の検品・陳列・売り場のレイアウト変更・おでんの仕込み・FFの油のチェック・野菜の鮮度チェック・チケットの発券・公共料金の受付・伝票整理・トイレ掃除・外の掃除・ゴミ出し・温度チェック・コーヒーマシンの清掃・補充・発注

最初からすべていきなりはやりませんが、何度も先輩や店長に質問したり、メモを取ったりしながら覚えていきます。

全てコンプリートした際には、けっこう達成感があります。

 

変なお客さん多い

コンビニというのはいろんな人種が集まってきます。

人間観察には最適の職場です。

バイトしているクルーさん(同僚)や、お客さんにも変わった人は多いです。

 

僕もコンビニでバイトすることによって

自分の常識は世の非常識だ」ということを学びました。

僕がこれまでに見てきた変なお客さんのごく一部を紹介します。

 

エロ本を買うお客さん

これは僕が見てきた限りなのですが、エロ本を買う主な客層は

高齢のおじいちゃんです。

 

今の時代インターネットが発達しているので、こういったサイトで十分なはず。

 

しかしお年寄りのおじいちゃんにネットの知識は皆無。

ではどこで買うのかと言うと、コンビニで売られている成人向け雑誌なのです。

 

とある常連のお客さんのは1週間に1冊エロ本を買っていたのですが、レジに持ってくるときは絶対に表紙を僕に見られないようにレジまで持ってきてました。

(一応恥じらいはあるよう)

 

上級者ともなると、店内で堂々と立ち読みした挙句レジに持ってくる人もいたので、さすがの僕もビックリです。

 

レジにイヤホンをつけたまま来る客

「イヤホンくらい別にいいのでは?」と思うかもしれませんが、店員の立場からすると外してほしいと思うもの。

音楽に夢中になって、会話の通じないお客さんもいるからです。

 

ある時僕は、秋葉原あたりを歩いてそうな若いお兄さんの相手をしたことがありました。

 

「ポイントカードありますか?」

「温めどうされますか?」

「お箸はお付けしますか?」

と聞いても、すべて無視するのです。

 

イヤホンを外す素振りも見せなければ、一切のうなずくなどの行動もとってはくれませんでした。

 

仕方ないのでお箸やお手拭きもすべて完璧に付けて「ありがとうございました」と対応しました。

 

 

ところが5分後。

退店した秋葉系のお兄さんはもう1回やってきました。

 

ムスッとした表情をしたまま、僕にこう言うのです。

スプーン

スプーンが必要な物は一切買ってないにも関わらず・・・!

 

僕はなんとも残念な気持ちになりました。

 

いきなりキレる老人

老害なんて呼ばれる人たちがいます。

彼らが現れるのは老人ホームだけではありません。

コンビニにもやってきます。

 

コンビニではお酒やタバコを販売するときに、年齢確認をすることが義務づけられています。

とあるバイトの子が60代のおじいちゃん相手に

「年齢確認ボタンのタッチをお願いします。」

と言ったところ・・・

 

「お前!!!誰に向こうてモノを言うとんねや!!あぁ?▲%✖◇#$!!訴えるぞ!!」

と突然ブチ切れたのです。

 

気持ちは分かります。

確かに明らかに20歳を超えている人にとっては、うっとおしい規則だと思います。

 

けれどコンビニ側としても、きちんと法律やマニュアルで決められたルールは守らなければなりません。

営業停止になるので。

 

真面目に仕事してただけなのに、突然怒られたそのバイトの子はかわいそうでしたね。。。

仕事終わりにバックルームで泣いてました。

 

女性店員を口説こうとする客

これは中年のモテなさそうな男性のお客さんに多いです。

女子高生のきれいなバイトの女の子などに、レジで接客時に馴れ馴れしく話しかけるのです。

 

とある中年のおっさんは、大学2年生のバイトの女の子のいる曜日・時間帯を狙って買い物にやってきていました。

後ろに何人お客さんが並んでいようとも、自分が目当ての女性店員としゃべろうとします。

 

時には1日2回も買い物にやってきたり、

「東京のお土産だよ~!」

と言って自分の電話番号のメモを一緒に入れて渡してきたりする変態もいました。

 

さらにもっと上のケースだと、女性店員の帰り道をつけるス〇ーカーもいました。

その女性店員は、帰りの電車の中でよく来る常連のお客さんを発見したことで、自分がス〇ーカーされてることに気づいたそうです。

さすがにそれは店長と相談して警察に言い、それ以降はパッタリ来なくなったそう。

 

若い女性の方は注意してください。

無節操にアプローチしてくる非モテ男など、相手にする必要はまったくないので!

 

その他コンビニのお客さんでムカつく客あるあるなどはコチラの記事に書いています。

(内部リンク:コンビニムカつく客)

 

時給が安い

コンビニの仕事はとにかく時給が低いです。

深夜の時間帯は高く設定されていますが、基本的には薄給。

田舎のコンビニなんて700円代も珍しくありません。

 

大阪のとあるビルの真下にあるコンビニなんて鬼忙しいのにもかかわらず、お昼の時間帯の時給が800円台とかです。

(今は知りませんが)

 

時間という唯一無二の財産を、そんなに安売りするというのはどうなのでしょう?

僕は納得いきません。

昇給したとしてもほんの10円とかそんなものです。

 

それでお客さんから「あれしろ。これしろ。」とサンドバックのように扱われながら働くなんて・・・。

コスパは悪いです。

 

男はモテない

これはどういう意味かというと、カフェやバーのアルバイトのようなオシャレな仕事ではないということです。

インスタ映えとは正反対の仕事です。

 

工事現場の仕事と比べるとエアコンもあるし室内で快適ですが、お客さんからは下にみられるし特に自慢できるような点はありません。

 

「このきついバイトを1年間も継続できたぜ!」

とかで自信がついてモテるとかはあるかもしれませんが。。。

 

異性との出会いのチャンスは・・・

あります!

コンビニの仕事は1回のシフトにつき2~3人なので、かわいい子と一緒になれたらチャンスです。

他のライバルも少ないし、暇な時間に雑談とはできるので、帰り際にLINE交換・・・みたいにするといいと思います。

 

人手不足

コンビニはどこも基本的に慢性的な人手不足です。

シフトは曜日固定で入れられるので、シフトを自由に変更というのはしにくいです。

 

また他のクルーさんが休んでシフトの穴が開くと、

ごめんだけど、この日出られないかな?

この日2時間だけ残ってくれない?

とオーナーや店長に打診されることもあります。

 

特に役立つスキルは身に付かない

社会人としての責任感が身に付くとか、コミュニケーション能力とかが身に付くといった側面はあります。

社会勉強にはもってこいです。

コンビニの仕事を通じて根性もつきました。

 

しかし手に職になるような語学力やITスキルが身に付くわけではありません。

高度な資格が取れるわけでもありません。

 

コンビニのレジオペレーションのプロになったところで、特殊なスキルが身に付くわけではないのです。

おまけにコンビニの仕事なんて、近い将来AIやロボットに仕事を奪われてしまう代表格です。

 

コンビニバイトをおすすめしない一番の理由

僕がコンビニのバイトをおすすめしない一番の理由というのは

ロボットのように扱われるのが嫌だったからです。

ただマニュアルに沿ってひたすらレジを打ったり品出しをしたり、

お客さんから奴隷のように扱いされてしまうようなことを疑問に思ったからです。

 

コンビニの他にも

  • 水産工場で魚をさばく仕事
  • ファミレススタッフ
  • コンビニ店員
  • スーパーの品出し
  • カフェ
  • 工事現場の補助

などいろいろやってきましたが、どれも心の底から楽しいとは思いませんでした。

ただ生活費を稼ぐための手段として仕方なくやってきただけです。

 

「働くってのはそういうもんだ」って大人たちは言うけど、

僕は人として何か大切なものを落っことしていくような感覚を味わいました。

 

コンビニ店員に土下座を強要させるような動画を見ていると僕は悲しくて仕方ありません。

一時期は働くことが嫌になり、自宅に引きこもったりもしたくらいです。

 

バイトよりネットの副業をおすすめ

働くことが嫌になり、ダークサイドに陥っていた僕の人生の転機が訪れました。

 

「何か自分の個性を活かして、お金を稼ぐことはできないだろうか?」

と言ったことを考えていた時に、ブログ飯というものの存在を知りました。

 

最初のうちは「何だそれ?怪しい?」と思ったのですが、実際にブログで食べている人と会ってみると、実にクリエイティブな人たちでいっぱいだったのです。

 

 

  • 地方移住してハイジが出てきそうな山奥のライフスタイルについて発信している人
  • ワンオペ育児についてブログに書いて発信している人
  • 初心者でも簡単なビジネスのやり方について発信している人
  • ITエンジニア向けのお役立ち情報を発信している人
  • モテない男性に向けてマッチングアプリのやり方を発信している人
  • 趣味の音楽グループの情報について発信している人

 

とかもぅ・・・いろんな人がいたのです。

 

ブログの広告収入でもけっこう稼いでいる人もいて、月収40万とか、中には月収200万円以上ブログで稼いだ人もいました。

 

コンビニのアルバイトとはあまりのスケールの違いに唖然としたのですが、

「毎日ちょっとずつでもコツコツ記事を書いてたら稼げるよ」というのです。

お酒とかも奢ってもらい、普段聞けないようなブログの話をたくさん聞けてとても勉強になりました。

 

学生やフリーターの何がいいのかというと、自由な時間を持っていることです。

アルバイトをするのも悪くないけど、大して儲からないし、特別なスキルも身に付きません。

あくまで経験としてするのにとどめておくべきです。

僕はそれよりも、ブログを使った情報発信ビジネスというものをやるべきだと思います。

 

自分の言いたいことを自由に書けるし、ブログを通じて毎日が充実したものになりました。

人生より良く、楽しく生きていくためには稼ぐ力というものは必要です。

コンビニバイトより圧倒的にブログの時代だなぁと思います。

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