金持ちになりたい。
異性にモテたい。
人に好かれる存在でありたい。
会社で昇進したい。
スポーツの大会で優勝したい。
ダイエットで体重を落としたい。
などなど自分にとっての理想の状態というのは、人それぞれあるかと思います。
マジメな目標もあれば、下心に満ち溢れた目標もあるでしょう。
しかし多くの人は、頭の中だけで完結してしまっています。
「ああなりたい。」
「こうなりたい。」
と思い浮かべるまではいいのですが、なかなか行動に移すことができない人がほとんどですね。
そこで今回は、なりたい自分になるための方法論についてお話ししたいと思います。
頭のなかでなりたい自分を思い浮かべ、実現させるための具体プロセスについてです。
なりたい自分の妄想
まずはニヤッと妄想するところから始まります。
自分にとっての幸福な状態や都合の良い状態を妄想しましょう。
ビジネスで成功してお金持ちになりたいのであれば、成功した後の状態を思い浮かべます。
講座の残高がみるみるたまっていく通帳。
「不況だー、給料少ないー。」という一方で、ビジネスが好調で左団扇な自分。
ベンツやBMWといった高級車に乗ってる自分。
週休3~4日、労働1日3時間未満のライフスタイル。
自分のビジネスのおかげで、たくさんのお客さんに感謝されている状態。
「成功の秘訣を教えてください!」とインタビュアーに取り囲まれている自分。
会社に支配されることなく、自分のしたいように生きる自由。
愛する恋人や家族と思う存分一緒に過ごす時間。
好きな場所に旅行でき、値段を気にせず買いたいものを買え、会いたい人に会えるライフスタイル。
「ぐへへ!」となる状態を紙に書き出しましょう。
なるべく具体的に書けば書くほどいいです。
ついよだれが出てしまうというくらい、理想のライフスタイルを思い浮かべてください。
これがまず始めの一歩です。
明確なビジョンはあなたという車を走らせるエンジンになるので。
自分が尊敬する人を見つけて模倣することは非常に効果があります。
学校や職場にいる先輩。スポーツ選手。お笑い芸人。経営者。
誰かひとり尊敬する人を見つけて、その人に憧れましょう。
そしてマネするようにしてください。
その人の生活スタイルや持っている持ち物。細かい仕草やしゃべり方。
ファッション。人柄。
「この人みたいになりたい!」
という強い想いが行動力をアップさせます。
ビジョンを構成要素に分解しよう
年収3,000万くらいあって、仕事にあまり時間をかけることなくプライベートを楽しめる生活。
というビジョンを立てたとします。
それを実現するための構成要素にバラバラに分解します。
どんな商品を売るのか・・・
何円で何個くらい売るのか・・・
集客はどうするのか・・・
どんな人をターゲットにするのか・・・
と考えるわけです。
例えばフランス語のオンラインスクールを売りたい場合。
3万円のオンラインスクールを1,000人に販売すれば、3,000万円儲かる計算になりますね。
実際には事業コストや税金もありますが、ざっくりと計算するとこうなります。
ターゲット層を大学生とすると、
大学生向けにフランス語の勉強法サイトを作る。
書籍を販売してオンライン講座の宣伝をする。
ネットに広告を打ってみる。
大学の周辺でビラをまく。
などといった集客方法も見えてきます。
構成要素に分解するという考え方は、経営コンサルタントの加藤将太さんに学びました。
加藤さんは目標達成の達人です。
物事を細分化して考えるということをしてきた結果、
- 京都大学大学院のMBAを卒業
- 古本の流通事業をやった結果1年3か月で月商4,500万円を達成
- 情報発信ビジネスで5億4,000万売り上げを達成
- 自作ITツールを累計10億円以上売る
- ビジネスのコンサルは1時間200万円
というぶっ飛んだ実績を残しています。
ビジネスの分野で起業する前は、大手予備校の塾講師として働いていたこともあったそうです。
その時の実績もとにかくすごい。
希学園という大手中学受験予備校でアルバイトをしていたそうなのですが、そこで正講師になるためには合格率4%という難しい試験に合格しなければなりません。
試験にパスするには1年かかるのが当たり前とされていたところを、
なんと彼は塾の歴代最速記録1ヵ月で成し遂げてしまったのです。
その時に彼が考えた、一流の予備校講師の構成要素がまたおもしろいのです。
歴代最速で大手予備校の正講師になった方法
しゃべる
書く
コミュニケーション
これが研究の結果導き出された、一流の予備校講師を構成する3つの要素です。
これだけに特化して鍛えれば、必ず成功すると考えたわけですね。
「一流講師の音声を一方的にしゃべるだけの練習」
「直線と〇と文字だけをひたすら書く練習」
「週1回の生徒との授業」
というふうに、要素ごとにバラバラに訓練したそうです。
まんべんなくやろうとすると成長速度は遅くなります。
が、別々にバッサリ区切って訓練することで成長が最速化します。
1日8時間。
塾の板書の前に立ってひたすら直線と〇と文字だけを書き続けます。
生徒が分かりやすいように。
すでに成功している予備校講師と同じような喋り方をマスターするために、DVDの音声を丸暗記します。
単元ごとにしゃべる内容を覚え、一流講師と同じような熱の入れ方で喋れるように。
あとは週1回の本番の授業で、生徒との対話も混ぜながらひたすら練習してきた板書と喋りを披露すればいいわけです。
塾史上歴代最速1ヵ月という短期間で正講師になることになった成功法則です。
「日本の教育を変える。」
もともと加藤さんは野望を実現するために塾の予備校講師になったそうです。
しかしある時気づきました。
「塾では日本の教育を変えることはできない・・・。」
サラリーマンを育成する日本の教育では時代の変化に対応できないと考えた彼は、自らで起業し、日本のビジネス教育を変える道を選びました。
優秀な起業家を輩出するための教育事業をスタートさせたわけです。
彼の主催しているセミナーは、累計4,000人以上が受講し満足度95%という人気セミナーです。
僕のブログを読んでくれているあなたには、ぜひとも一度加藤さんのセミナーを見てほしいと思っています。
予備校講師だっただけあって、しゃべりもハンパなくうまいです。
セミナー中では塾講師時代のエピソードも語られています。
まとめ
なりたい自分になるためには、大きく3つのことが重要です。
①なりたい自分のイメージを鮮明に思い浮かべる
②イメージを実現する構成要素に分解する
③構成要素ごとに実行する
なんとなくぽわ~んと思い浮かべて終わる人は多いと思います。
しかしさらに具体的にイメージし、具体的な実行プランを立てる人というのはかなり限られてきます。
「年収1,000万円なんてムリだよ~」
ではなく、どうやったら実現できるかを考えます。
現在の年収が500万くらいであるなら、残りの500万をどうやって稼ぐか?
転職しても1,000万は難しいから副業規模からビジネスを始めてみよう。
日中は会社があって忙しい。
自分の代わりに仕組みに働いてもらおう。
毎月副収入で50万円くらい稼いでくれるようなサイトを作ろう。
実際に稼いでいるサイトを研究しよう。
何を売っているのか?
どんなサイトを作っているのか?
作るのにどれくらいかかりそうか?
・・・といったことを1つ1つ分解していくと、やるべきことが明確になるはずです。
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