スーパーの品出しはきついどころか楽ちん

Dスケ
こんにちは。

コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。

スーパーの品出しはきついのか?という質問に答えるとすると、

スーパーの品出しはめちゃくちゃ楽な仕事になります。

 

もちろん仕事なので完全完璧に100%楽なわけではありませんが、たくさんあるバイトやパートの中ではシンプルです。

力仕事もありますが、体格の小さな女性でもこなすことが可能な仕事になります。

 

なるべく楽な仕事でお金稼ぎたいと思うのであれば、おすすめの仕事です。

ただし大きなデメリットもあるので、ぜひともこの記事を一読いただければと思います。

 

仕事の内容

ここにタイトル
  • 商品の荷受け
  • 商品を売り場に並べる
  • 売り場の商品陳列
  • 商品の値引き・販売期限のチェック
  • 冷蔵庫の温度チェック
  • 産地チェック(生鮮部門は)
  • 商品の発注
  • 廃棄処理

「あれ・・・?意外と多い?」と字面だけ見ていたら思うかもしれませんが、至ってシンプルです。

 

要するに売り場に無いものを補充するというシンプルな仕事です。

小学生でもできます。

 

売り場とバックヤードを台車をひいて、「いらっしゃいませー」と言いながら往復するわけです。

水産部門やお惣菜部門などで働く場合、商品の簡単な調理や包装も行いますが、基本的な動きは一緒です。

 

難しいスキルが要求されるものに関しては、社員さんが全部やってくれます。

あくまでもその手伝い的な役目になります。

 

あとは売り場に出たとき、たまにお客さんから

「この商品どこ?」と聞かれるくらいです。

 

分からないことは部門の社員さん(チーフ)に聞けば教えてくれるし、続けていると店内にあるあらゆる取り扱い商品のプロフェッショナルになります。

 

一番楽な部門は日配・食品部門

なぜ日配と食品が楽なのかと言いますと、商品の加工をする必要がないからです。

すでに工場で製造された商品を売り場に並べるだけです。

手が油まみれになったり、生臭くなる心配がありません。

 

検便を提出する必要もありません(詳しくは後半の方で書きます)

 

 

日配の仕事

デイリー部門とも呼ぶ。販売期限の短い牛乳などの毎日の生活で食べるものを取り扱います。

取り扱う商品は乳製品・豆腐・こんにゃく・卵・デザート・パン・アイスクリーム・冷凍食品など

商品の回転が早いので、売り場を0にしないよう絶えず注意を払っておく必要があります。

 

食品の仕事

別名グロッサリー部門。

取り扱う商品は飲料・酒類・カップ麺・米・缶詰・カレールー・調理器具・トイレットペーパー・住居洗剤など。

取り扱う商品の種類が一番多く、店内の守備範囲も広めです。

 

 

米や飲料の品出しもバンバンするので、日配より力が要求されます。

夏などペットボトル印象が飛ぶように売れていくので、かなり大変だと思います。

特売商品の売り場づくりなども行います。

 

この2つの部門は小難しいことは何も要求されません。

 

品出しの楽なポイント

 

  • 難しいスキルは一切要求されない
  • お客さんからあまり話しかけられない
  • 精神的ストレスが低い

 

繰り返しになりますが、やることは売り場に無い商品をバックルームから持ってきて補充することです。

その他値引き作業や清掃なども行いますが、品出しの仕事は商品を出すことなのです。

 

売り場でお客さんに話しかけられることもそんなに多くありません。

レジ打ちに比べると、その精神的に楽な仕事はありません。

レジ打ちなどしていると、毎日のように変なお客さんの相手をしなければなりませんが、接客をする機会がほぼありません。

 

品出しのきついポイント

ただしもちろん楽なばかりではありません。

きついところなんていくらでもあります。

主なきついポイントを7つ挙げてみました。

 

大型店は忙しい

立体駐車場もある大きなスーパーマーケットは忙しいです。

売り場も広く、取り扱う商品数も多いです。

忙しいときなど、出した商品が次から次へとバンバン無くなります。

急いで補充し続けなければなりません。

 

お客さんが買い物に訪れる夕方や土日など、息つく暇がないと思います。

人手が足りていない時など、店長やSVが品出しの手伝いに回ることもあります。

 

時間内に商品をすべて出し切れず間に合わないときなど、残業しなければならないときもあるでしょう。

忙しいときにお客さんに捕まり、「この商品どこかな」などと言われようものなら、イライラもします。

 

変なお客さんに絡まれる

たま~に変なお客さんに売り場でからまれることもあります。

値引きシールを貼り出した途端「これも貼って」と言ってくるおばちゃん客

「この商品おいしい?」と聞いてくる客(知らんがな!)

10分…20分…と立ち話を振ってくる客

 

レジに比べるとお客さんと接る機会は少ないとは言えども、まったくの0というわけではありません。

やたら店員を見下し、上から目線で高圧的な態度を取ってくる人も稀にいます。

 

寒い

夏場は快適かもしれませんが、冬になり寒くなってくると防寒対策は欠かせません。

部門によては、長時間冷蔵に籠り、荷受けした商品の整理をおこなわなければなりません。

 

女性で冷え性の人や寒がりな人は続かず辞めていく人も多いです。

防寒対策として、服の中にヒートテックやウィンドブレーカーを着ておく必要もあるかもしれません。

この2つを持つと寒さ対策はかなり強力だと思います。

 

仕事が単純すぎる

売り場とバックルームを往復して、商品を出し入れするだけという単純な仕事です。

難しくない反面、仕事に慣れてしまうと途端につまらなくなることもあります。

 

始めたばかりのうちは新しい発見などもあっておもしろいかもしれませんが、数か月も続けていると飽きることは明確です。

仕事のたびに同じことの繰り返しになります。

単純作業は楽だけれど、飽きると逆に精神的につまらなくなるというデメリットがあります。

 

手が荒れる

軍手やゴム手袋を付けることで対処できますが、スーパー内は乾燥するので、冬場など油断して素手で作業していると、手が傷だらけになったりします。

僕も品出しのバイトをしていたとき、段ボールの端で気づかぬうちにサー―ッと手を切ってしまい、血まみれになっていたことがありました。

乾燥してガサガサの手だったので余計にダメージを負ってしまいました。

 

 

重いものを持ち上げるときのぎっくり腰に注意
→20代前半でもなる人はなる

シフトはたくさん入れられる傾向がある
週4~しか無理だったり

検便がある

日配・食品は関係ないのでラッキーですが、水産・畜産・お惣菜といった調理・加工を行う部門では必須です。

職場の衛生上仕方ないことではありますが、う○こを採って提出するというのはいい気がしませんよね(笑)

恥ずかしいです。

 

提出の締め切り期限当日にうっかり持ってくるのを忘れたときなどジ・エンドです。

 

パートのおばさんはめんどくさい

働くスーパーによっては、10年以上パートとして働いているおばさんもいます。

仕事もハンパなくできる人が多いのですが、

我が強い人も多く、当たりもきついので、社員さんより権力を握ってるケースもあるそうな・・・。

 

パートさん同士仲が悪いと、人間関係のギスギスした職場で働くことにもなります。

 

スーパーの品出しのバイトをおすすめする人

気楽にバイトしたい

あんまりいろいろなことを覚えたくない

バイト以外に頑張っていることがある。

人生経験としてやってみたい

 

こんな人におすすめします。

なんだかんだお金は楽に稼げた方がいいに決まってます。

 

居酒屋のバイトなど、ピーク時など尋常じゃないくらい忙しいと思います。

しかしスーパーの品出しのバイトと時給はたいして変わらないのです。

ヘタをするとスーパーの方が楽&時給が高いというケースもあります。

 

スーパーの品出し最大のデメリット

何も特殊なスキルは何も身に付きません。

販売やマーケティングのスキル、今後ますます需要の伸びる語学力やITのスキル。

就職するさい履歴書に書けるような資格や技能は何も身に付きません。

 

少し話はそれますが、スーパーの社員さんになったとしても、同じことです。

福利厚生はしっかりしてるし、業界的に安定もしていますが、特殊スキルは身に付きません。

(水産など免許を必要とする場合もある)

お給料もあまり高くありません。

 

他に変わりはいくらでもいるので。

おまけに土日祝日は休みが取れないし、移動で各地のスーパーマーケットを転々とさせられます。

 

朝5時起きは当たり前。

他の多くの会社員がこれから電車に乗る・・・という時間帯には、もう到着して働いているという業界です。

仕事量は「これでもか!」と言いたくなるほど多く、終わりがなかなか見えません。

朝7時から働いて、夜8時にやっと帰ることができる・・・なんてザラな業界です。

 

・・・要するにスーパー含め小売店の仕事はバイトも含めずーっと続けるのはおすすめしません。

あんまり成長できないので。

ドラクエやポケモンでいうと、ずっとレベル10~20台で止まってしまうような状態になります。

 

どうせなら今後キャリアアップできたり、個人で稼いでいくためのスキルを身に着けるために自己投資するべきです。

資格取得するなり、自己投資をして自分の仕事にもっと高い値札を付けられるような努力をしなければならない。

副業にブログでもやったほうがまだ稼げると思います。

 

「経験としてやってみたい」

「とりあえずお金ほしい」

という理由でしばらくやるならいいですが、長く続けても益は少ないということは覚えておいてください。

 

そんなに成長意欲ないからダラダラやりたいというなら別ですが。

 

この記事のまとめ

 

ここにタイトル
  • 品出しの仕事は楽
  • 一番楽な部門は日配・食品部門
  • 品出しは難しいスキルも必要ないし、ストレスも少ない
  • 肉体的な負担はある
  • あまり成長しないという大きなデメリットがある
  • この先ずーっと続けるような仕事ではない

 

仕事のシンプルさを追い求めるならピカイチだと個人的に思います。

一度やりましたが、コンビニのバイトと比べるとパラダイスだったので。

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