”ストレス源から解放されよう”
これは僕がブログで情報発信を始めた前める前からずっと考えてきたことです。
「バイトのストレスに悩むくらいなら、辞めて次のことをしよう。」
というもの。
バイトなんて大嫌いだった
働く以上、ストレスゼロといことはあり得ません。
必ず、かならず不愉快極まりない思いをすることになります。
お給料、人間関係、仕事内容、お客さん、上司、残業・・・などなど。
僕が一番ストレスを感じたのは、コンビニのバイトでした。
僕の両親はコンビニ経営をしており、僕が高校を卒業しようという頃、突如として申告な人手不足に陥いったのです。
今の時代コンビニはそこかしこにあふれているご時世。
どこもかしこも働き手が足りていません。
大学生だって、コンビニバイトは仕事量の割に稼げないし、地味という理由で避けれがちです。
スター〇ックスとセブンイ〇ブンどっちでアルバイトしたいかアンケートを取ったら、
まぁスター〇ックスでしょう。
おしゃれで楽しそうです。
労働者からすると、メリットが少ないということもあって、コンビニは万年人手不足なのです。
そこで僕の出番。
僕は、大阪か東京に出て語学の専門学校に通おうと思っていましたが、家業が心配になったので、1年延期することにしたのです。
僕としても、コンビニの仕事なんてやりたくもなったけど、日曜日もなく連日12時間とか働く両親を見て放ってはおけませんでした。
1年間だけ手伝いをすることにしたのです。
もちろん、家の手伝いと言えどもバイト料は出ます。
コンビニの仕事というのは、かなり大変な仕事です。
普段お客さんとして利用しているだけだと気づきませんが、思いのほかめんどうくさい状況対処スキルが求められます。
- 複雑化したレジオペレーション
- 商品の陳列・補充
- クレーム対応
- コミュニケーション能力
- 発注業務
- レジ清算
長蛇のお客さんをレジでさばいている最中、にコピー機の故障が起こりようものなら、頭の中は真っ白になります。
マナーのなってないお客さんの相手をしないといけません。
チケットを渡し間違った場合は、県1つまたいで数百キロ先まで届けに行くこともあります。
膨大な仕事量の割に薄給で、嫌なことでいっぱいです。
中でも僕が気に入らなかったのは、マナーのなっていないお客の対応です。
- いきなり罵声を浴びせてくる
- 会計が終わった後にポイントカードを出してくる(打ち直し)
- 釣銭を投げつけてくる
- やたら急かす
- 小銭を大量に出してくる
- 数十万円単位で公共料金を支払う
- 家の水筒に「コーヒー淹れて」と言ってくるヤツ
- 弁当アツアツにしないとキレる人
- ぼそぼそ喋る人
- 閉まっているレジに普通に来るヤツ
- 家庭ごみを大量に捨てるヤツ
- トイレをウ〇コまみれにして帰るヤツ
これらはごく一部ですが、もうほんとに常識の外れた人がいっぱい来ます。
接客をやっていると、いろんな人間に出会うので、自分の世界の狭さを思い知らされます。
まだ青二才だった僕は、思いました。
「なんで客に対してペコペコしないとダメなんだ?まるで奴隷じゃないか!」
頭のおかしいおっさんに恫喝を受けたこともあります。(警察に連行されましたが)
レジの打ち方が遅いのどうのでお客さんと喧嘩したこともあります。
人間不信にもなるし、仕事にやりがいは全く感じていませんでした。
アメリカなんかだと、店員がTV見ながらレジ打ってると聞いてうらやましくて仕方がなかったです。
ただ、親を放っておけないという気持ちから泣く泣く続けてはいましたが、普通のバイトだったら3日で辞めていたと思います。
コンビニバイトでの経験が、労働ってなんかおかしいなーという考えを持つようになった経験でした。
その後大阪に出てからも、いろんなバイトをしました。
ファミレス、スーパーの品出し、コンビニ、土方、ビラ配り・・・。
一時期は3つ掛け持ちで1日13時間働いたこともありましたが、結局全部長く続かず辞めていきました。
「何かおかしい」と思っていたからです。
もちろん、バイトがダメなことだと言うつもりはありません。
お金を稼ぐ立派な手段だし、そこでしか得られないものもあります。
僕も嫌よ嫌よとは言いつつも、かなり勉強になりました。
楽しいと思える瞬間もゼロだったわけではありません。
しかし、ストレスが完全にゼロなアルバイトというのはたぶんないと思います。
もしあなたが、本当にストレスだらけのアルバイトをしていたとして、もう嫌だと心の底から思うのであれば、辞めていいと思います。
どんどん辞めていきましょう。
何も悪いことではありません。
仕事なんてほかにいくらでもあります。
今いる職場は最悪でも、次に働く場所では楽しい経験だってできるかもしれません。
自分がいまいる場所を、世界の全てだともうのはあまりにももったいないです。
必要なのは、常に新しいことにチャレンジしていこうとする気持ち。
そして、【断る力】です。
断る力
自己啓発書の世界的ベストセラーとして知られるスティーブン・コヴィー博士の『7つの習慣』は読んだことがあるでしょうか?
第1の習慣:主体的であれ
第2の習慣:終わりを思い描いてから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:Win-Win or No Deal
第5の習慣:理解して、初めて理解される
第6の習慣:シナジーを発揮する
第7の習慣:刃を研ぎ続ける
7つの習慣に関しては、また今度別の記事で詳しく書きたいと思います。
ここでは、第4の習慣が大事です。
第4の習慣:Win-Win or No Deal
これが、【断る力】を表しています。
どういうことかというと、このブログ記事冒頭でも書いた”ストレス源から離れよう”ということです。
あなたにストレスを感じさせるものを一度リストアップしてみてください。
・お客さんからの理不尽なクレーム
・薄給激務
・長時間労働
・価値観の合わない人付き合い
・やっていてイライラする仕事
・泣きたくなるくらい辛いタスク
そして、自分が嫌だと感じるものに”No!”と言えないか考えましょう。
あなたが人生でやりたいことはなんですか?
まだ具体的には決まっていなくても、幸せな家庭を持つとか、こういう勉強がしたいとか、来年の今頃はこんな生活を送っていたいとか、人それぞれビジョンがあると思います。
漠然としたもので構いません。
あなたの未来の幸せに、今している行動は結びついているといえるでしょうか?
例えば将来はラーメン屋で独立したいと考えていて、経営ノウハウを学ぶためにラーメン屋でバイトをしているというなら、ストレスを感じようとも続ける価値があると思います。
でも、将来は素敵な女性と出会ってあっちこっちデートして回りたいと思うのであれば、ラーメン屋のバイトなんて二の次なはずです。
ストレスを感じるくらいなら辞めて、ほかにもっと楽なバイトをしたほうが効率的です。
町に出てナンパにでも精を出しましょう。
将来は漫画家になりたいというのであれば、漫画のアシスタントのバイトはいい仕事かもしれません。
しかし、自分がアシをしている漫画家と馬が合わないとか、もっと自分の作品を書くことに集中したいというのであれば、アシスタントの仕事は辞めたほうが賢明かもしれません。
自分にとって重要なことは何かを考えることで、ストレス源から離れる明確な理由ができます。
やりたいこと、やるべきこと以外は二の次です。
日本では仕事をすぐやめることは悪だという風潮がありますが、全く気にしたなくてOKです。
おそらくあなたがバイト先の店長に「辞めます」と言うと、不快そうな顔をされるでしょう。
ねちねち辞めさせないように説得をしてくるかもしれません。
バイト先の人にあれこれ説明することをメンドクサク感じるでしょう。
でも関係ありません。
自分にとって、本当に大事なことをするためには周りなんて無視しましょう。
人間なんだから、迷惑かけてナンボなのです。
人はいつか辞めます。
この地球がある銀河系には、約2000億個の星があります。
そして宇宙には、銀河系と同じような星の集団が数千億個もあるといわれています。
ということは、つまり
2000億個 × 数千億個
まさに天文学的数字です。
何が言いたいのかって、それな僕たちが本当に”つまらないこと”で悩んでいませんか?
人間の悩みなんてこの天文学数字の前では何の意味も持たないでしょう。
辞めた後の行動が大事
辞めるのはいつでも気軽に言ってOKです。
むしろ大事なのはその後。
辞めた後どうするのかで、今後の展望が変わります。
とりあえず友達と思いっきり遊びたいならそうすればいいし、ほかの仕事をしてみたいなら、思いっきりやってみましょう。
「違うわー!」と思ったらまた離れたらいいので。
行動しては考え、行動しては考え・・・をすることで見えてくるものがあります。
僕自身もそうでした。
バイトを辞めては始め、辞めては始め、辞めてぐうたら生活をして・・・と好き勝手やっていると、自分のやりたいことが見えてきたのです。
自分が本当にやりたいことは、「だれにも雇われることなく働いて、自由な人生を生きることだ!」と思いました。
お金に不自由せず、好きな人と、好きな場所で、好きなことをして、健康に過ごす。
このわがままで自分勝手極まりない思いこそ、僕のやりたいことだったのです。
それを実現のため、現在はビジネスの勉強をしながら、ブログで情報発信をしています。
ストレス源からどんどん解放されていきましょう。
本当に自分がやりたいことに集中するのです。
そして逆に言えば、もし自分が今やっていることが本当にやりたいことなら、ちょっとやそっとのストレスは屁とも思わないはずです。
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