バイトだけで人生生きていくことは可能か?
僕も通っていた専門学校を中退して、バイトだけで生計を立てていた身です。
自分1人だけが生きていくだけのお金を稼ぐのであればバイトだけでも可能です。
確かにバイトだけであれば、正社員として職に就くことと比べると精神的には楽なことが多いです。
しかしお金に不自由しがちだし、社会的な信用も低い点ではデメリットです。
当たり前ですが。
ただし僕は、フリーターとして生きていくことを悪いとは思ってません。
むしろこれからの時代を考えると定職に就くよりも、フリーターとして生活しながらビジネスをしていくことをおすすめしています。
就職することのメリット・デメリットについても触れつつ、バイトだけの人生はいかに大変なのか?
この記事は、将来やりたいことも無くふらふら彷徨っていた昔の僕に言ってやりたいことを書いたものです。
金欠になりがち
月々の収入がバイトだけのフリーターだと、金欠になりがちです。
特に1人暮らしをしている人の場合は苦しいことでしょう。
僕も大阪の安アパートで一人暮らしていたのですが、月収12万程度ではほとんど手元にお金が残らないのです。
講座に30万円くらい間違えて振り込まれてないかなーなんて思ったものです。
もっとたくさんシフトを入れたり、節約するなどすれば、お小遣いも多少は増えます。
けれど家電を買うなど大きな買い物をしたり、旅行に行くなどすれば、なかなか貯金もたまりません。
羽目を外して豪遊してしまうと、今月の生活費すら危ぶまれることもあります。
この記事の目次
社会的信用が低い
親族からも「まだ就職しないの?」と冷たい目で見られがち。
20代とか若いうちならまだしも、30代・・・40代・・・と長い間フリーター生活が続くと、就職面接での印象もよくありません。
そして社会的信用度が低いと、借金できないというデメリットがあります。
よく「借金することは悪だ!」と思い込んでいる人がいますが、借金すること自体は別に悪いことでもなんでもありません。
消費者金融でバカ高い利子でお金を借りたり、ヤ〇ザからお金を借りて豪遊するような借金は確かにダメです。
そうではなく、車を買うなど大きな買い物をするときや、奨学金ローンを組むなど、人生でどうしてもお金を借りなければならない時というのはあります。
きちんとした返済能力を持ち、毎月決まった額を支払っていけるのであれば、借金できることはむしろ、社会的信用度が高いことの証でもあります。
ところがアルバイトだけで収入を得ているフリーターの場合、正社員と比べると社会的信用度が低いので、お金を借りられないのです。
クレジットカードの審査に通らなかったり、車のローンに通りにくいといったデメリットがあります。
結婚できない
できないわけではありませんが、しにくいです。
・・・というか恋愛すらしにくいというのが僕の考えです。
(男視点なのでご了承ください)
これは僕が学校中退してフリーター生活を歩み始めたときに感じたことです。
自分ひとりの生活費を稼ぐだけならバイトで大丈夫だけど、奥さんや子供を養おうと思ったら無理があります。
家族を持つことは経済力的に考えて難しいです。
女性の方だって付き合うだけならともかく、結婚まで考えると経済力の強い男を求めるのは必然。
合コンや婚活で堂々と「フリーターですっ!!」なんて言う人はいないでしょう。
またすごく恥ずかしい話なのですが、僕は一度働くことが嫌になって引きこもりも経験しています。
当時付き合っていた彼女の家でご飯を食べさせてもらったりしていました。
いわゆるヒモになってたわけです。(人生最大のダメ男時代)
お金に苦労していたところを助けてもらっていたので、多大な感謝を持っています。
同時に自分自身に対して強烈な情けなさを抱きました。
当時自分の将来の具体的なビジョンなんて何も持っていませんでした。
自分のアイデンティティをしっかりと持てないことが原因で、彼女と自信を持って付き合えなくなってしまったのです。
事実その後別れました。
・・・という理由から、恋愛もしにくいなぁというのが僕の意見です。
(気持ちの問題かもしれませんが)
もちろん世の中には30歳コンビニバイトのフリーターでも、毎日元気にナンパやってる人もいます(笑)
有休がもらえない
フリーターをやっていると、大きな病気やケガを負ったときに保障をしてもらえません。
保証制度に関しては会社によって異なるので、全ての正社員が完璧な社会保障をもらえているわけではありませんが。
大きな病気を患い、長期入院をしなければならなくなったら働くことはできません
女性であれば、妊娠や育児をこなさなければならないとき仕事を休まざる負えません。
この間の収入はSTOPします。
職場によってはクビを言い渡されてしまうケースもあります。
人間なんて明日病気にならない保証はありません。
アルバイトは自分の体が資本なので、健康体でなくなれば働けなくなってしまいます。
年を重ねれば重ねるほど、このリスクは増すでしょう。
税金や健康保険の滞納
これはすべてのフリーターが滞納しているわけではありません。
きちんと支払っている人ももちろんいます。
けれど納税をきちんとしていなかったり、保険料の支払いを滞納している人の多くは、生活水準の低い非正規雇用者です。
ぶっちゃけ、僕が同じコンビニで働いている人の中にもいます
僕も20歳になったばかりのこと、大阪市から市民税の催促状が送られてきたとき冷や冷やしたものです。
当時まだ社会の仕組みをよく分かっていないDスケ青年。
「〇〇万円」という金額が書かれてあったものですから、警察がいきなり家にやってきて「逮捕」されたりしないかなぁ・・・とか考えてました。
滞納はホントによくありません。
学生時代の友達への劣等感
学生時代の友達と格差を感じるとあるイベントがありますよね。
同窓会です。
さすがに30代半ばとかになってくると、就職して順調にキャリアを積んでいる人と比べると、大きな劣等感に苛まれてしまいます。
- 定職に就くのも厳しい
- 何となくダラダラ生きてる毎日
- 就活しても受からない
- 年収年収200万
- 車はない
- 彼女もない
- バイト先の上司に自分よりも若い20代が入ってくる
- 安定した職についてバリバリ働いてる
- 会社での業績アップを目指して猛進中
- キャリアアップのためランクの高い会社への転職も視野に
- 年収400万
- ピカピカの新車
- きれいな奥さんと子供or結婚予定の彼女
- 若い部下を複数人連れて仕事
特にどういう因果でしょう?
学生時代教室の隅で本を読んでた大人しい人がイケイケの社会人生活を送っている一方で、
学生時代粋がってチャラチャラしてた人が、暗い顔をしている・・・
みたいな。
「ああ・・・おれは何をやってんだ・・・。」
という劣等感と世間とのズレを体感します。
就職するべきなのか?
ここで脳裏に思い浮かぶこの2文字。
就職しなければいけないのかということ。
ネットで「フリーター 末路」など検索してみると、
「フリーターは将来ヤバいから就職しなさい」
みたいなサイトがごまんと出てきます。
どれも不安感を煽るようなものばかりです。
ですが僕は、安易な就職をすることには大反対です。
そもそも僕がフリーターになった理由というのも、会社にこき使われるのが嫌だったからです。
「自分の時間を大切にしたい。」
「自由に生きたい。」
こう思ったから就職という道を拒否しました。
別に就職するということ自体悪いことではないし、そういっ生き方があってもいいと思います。
ただ周りのみんながするから自分も・・・みたいな考えは危険です。
就職したからといって、一生安泰のバラ色の人生が待っているわけではないのです。
正社員になってもあんまり儲からない
毎月の手取り約20万円というのが平均的なサラリーマンの収入です。
毎月の生活費や社会保障費などを差し引くと、手元に残るお金はわずかしかありません。
今の時代会社の業績がうなぎ上りの良くなるようなことなんて無いので、若い世代というのはお給料がほとんど上がりません。
毎朝満員電車にぎゅうぎゅうに詰め込まれて会社に行き、めんどくさいお客さんや馬の合わない上司とも付き合っていかなければなりません。
仕事が終わらなければサービス残業をして、夜遅くまで働くこともあります。
洋服を1~2着買っただけで、その月のお給料がカツカツに鳴ったりすることも珍しくありません。
正社員=安定とは言えない
これも時代の変化によるところが大きいのですが、どこの会社も不景気です。
大企業に就職したからといって、一生安泰ではありません。
会社にクビを切られてしまうリスクは当然のごとくあります。
2016年。
日本有数の大手IT企業シャープは業績悪化のため、ホンハイに買収されました。
そのとき大規模なリストラが行われたのですが、シャープで働いていた僕のおじさんが対象となったのです。
40代半ばなので、再就職先を見つけるのも大変なのです。
特にこれからの時代、仕事は人件費の安い海外の労働者やAIやらに代替されていきます。
管理職や現場で働く人の価値は低くなってしまうのです。
フリーターも正社員も、上から与えられた仕事をこなしているだけでは、自分の人生のかじ取りが難しくなります。
正社員だから将来性が良いとは必ずしも言えません。
自分のビジネスを持つべき
今フリーターとしてバイト漬けの日々を送っている人に僕がおすすめするのは、ブログを使ってあなただけのビジネスを始めることです。
周りのみんなと同じように、雇われて働くだけではどんどん厳しくなっていきます。
本当の意味で金銭的・時間的自由を手に入れたいのであれば、自分の事業資産となるビジネスをするべきです。
そのためにブログをするべきだと思っています。
会社のお給料を+1万円上げようと思えば、1年間必死こいて働かなければなりませんが、ブログ副業であれば数か月とかで月数万円収入を上げることは十分可能です。
フリーターの強みは、正社員と比べて時間的自由度が高いことです。
会社員だと朝から晩まで仕事に時間を奪われてしまうので、副業をするというのはなかなか難しいのです。
パートやアルバイト以外の時間を副業に充てることで、将来笑って過ごせる人生を送れると思います。
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