働けども働けども上がらない時給。
努力が報われている感じがまったくしない。
正当な評価をされている感じがしない。
いったいどうすれば時給を上げてもらえるのだろう?
こういった思いを抱いているのは僕だけではないはず。
ただし残念な話、パートやアルバイトでは時給なんてほぼ上がらないのです。
(上がっても数十円程度)
なぜ時給が上がらないのか?
そしてどうすればあなたの働いた努力への正当なリターンが返ってくるのか?
・・・といったことを記事にしてみました。
時給上げて欲しいのは当たり前
働く側からするパート・アルバイトの立場からしますと、時給を上げて欲しいと思う気持ちはあたり前です。
長く続けていると、あなたの仕事のレベルも上がります。
新人の頃にはできなかった難しい仕事もこなせるようになり、お店や会社に与える利益も大きなものとなります。
頑張って働いて貢献してきたのだから、少しくらい時給を上げて欲しいと思うのはとても自然な感情です。
僕自身コンビニのバイトをしながらそう思って働いてきました。
毎日他のバイトよりも一生懸命働いているのに、なんで時給上がらないんだろう?
せめて他の人より50円くらい上げてくれでもいいんじゃないのかな?
なんて思ったこともありました。
仕事の能力は上がっても、収入が上がらなければ、努力が報われている感じってしないですよね。
時給に対する店側の思惑
ハッキリ書きます。
あなたの働いている職場のオーナーあるいは店長は、あなたの時給を上げたくないと思っています。
なぜなら店や会社側は人件費をなるべく安く抑えたいからです。
繰り返し書きます。
人件費をなるべく安くしたいと考えています。
極端な話、時給300円で働いてくれる人がいるなら、そっちの方がいいわけです。
その方が利益率も上がり儲かるので。
ただ勘違いしてほしくないのは、守銭奴になっているケチとは一概に言えません。
といいますのも、小売店や飲食店ってあんまり儲からないのです。
日本の最大手イオンモール含め、スーパーマーケットの多くは利益率10%を切っています。
コンビニ経営など月商1,500万円売り上げて、ようやくオーナーの利益が60万円ほど(3%)とめちゃくちゃ低いです。
コンビニ1店舗回していくのに、人件費は毎月100万円以上かかります。
そのうえ仕入れコストやお店の光熱費や本部へ支払うロイヤリティなども差し引くので、オーナーの元にはほとんど利益が残らないのです。
だから店側としては人件費にお金をなるべく回したくないというのが本音です。
あまり儲かっていない経営のしんどいコンビニの場合、
人件費節約のためにバイトを多く雇わず、オーナー夫婦2人で週6日・12時間労働しているところもあります。
店の立地条件が悪かった場合や、近くにライバル店ができてお客さんを取られてしまったとなると、経営も苦しいことでしょう。
なので時給を上げて欲しい気持ちは分かりますが。そう簡単にいかないのです。
最低賃金の引き上げなどされようものなら、悲鳴を上げたくなる人もいます。
もちろん頑張っているバイトスタッフなどを見ていると、
「この子だけは時給あげてあげるべきだなぁ」という気持ちももちろんあるそうですが・・・。
(同一労働同一賃金とかいろいろ)
時給が安いままである理由の本質
「みんなが納得した上での時給だから」というのが時給が安いまま上がらない理由の本質です。
たとえば今現在の職場の時給が800円だったとすると、
その800円という数字に雇う側も雇われる側も同意しているからこそ時給は800円のままなのです。
「時給安い!くそー!」
なんて愚痴を言いつつも、そのまま働き続けるからいつまでたっても、800円のまま変わらないのです。
もし従業員全員「800円なんかで働いていられるか!こんな仕事辞めてやる!」
となるとどうでしょう?
バイトが次々とやめていくようでは、辞められては困る店側も給料を上げざる負えないでしょう。
あり得ない話ですが、日本全国のアルバイトがみんな「コンビニで働くの嫌だ」となれば、時給は必然的に上がります。
誰もやりたがらないレアな職業になるからです。
誰でもできて、他に代わりのたくさんいる仕事だからこそ、時給が低いというわけです。
どうやったら上がるのか?
- 契約更新時に打診する
- 抗議する
- 仕事を変える
即効性もあってすぐできる行動プランとしましては、この3つがあります。
①:契約更新時に打診する
職場では定期的に契約更新をすると思います。
その時簡単な面談をする会社もあるでしょう。
- 現状の不満
- 困っていること
- 質問
- 仕事の調子
そのときに「時給あがてもらえないですかね?」など打診してみるのもいいと思います。
職場によっては、パート・アルバイトの能力に応じて1等級・2等級・3等級などの階級を設定している場所もあります。
ある程度長期間勤めて仕事もできるようになったのであれば、チャンスはあります。
②:店長に抗議する
抗議すると言いましても、もちろん我がままを押し通すのはよくありません。
ここに該当するのは、
バイト応募時に「昇給あり」など書かれており、条件を満たしたのに1円も時給が上がっていない時のみ有効です。
契約書の内容を確認し、店長など責任者に問いただしましょう。
契約書に明記されており、あなた自身の勤務態度や出勤日数(ずる休みなどがない)に問題がなければ、
給料アップは当然の権利です。
はぐらかされるもしくは拒否されるというのであれば、その職場でこれ以上働く意味あありません。
③:仕事を変える
今いる場所でこれ以上の時給アップが望めないのであれば、他の時給の高い仕事先を選ぶもしくはネットを使って副業でもしたほうがメリットが大きいです。
同じような仕事内容であっても、立地や時間帯によって時給はまるで違います。
タウンワークなどのバイトサイトや冊子を見て調べれば、たくさん候補が出てくるでしょう。
選定条件の部分に、「時給1,000円以上」みたいな項目もあるので便利です。
→「タウンワーク」
ただまぁ、時給がずば抜けて高い所はその分仕事も忙しい傾向にあるので注意が必要です。
副業にブログをやれば、パートやアルバイトで稼ぐ以上のお金を稼ぐことなんて簡単です。
(僕はこちらを推奨)
収入面では時給よりブログ副業のような成果報酬制の稼ぎ方の方が儲かるようになります。(月収10万円~100万円)
この3つ中で、仕事を変えるというのが一番確実な方法となります。
パートやバイトで給料を上げるとは言っても、たかだか数十円程度です。
そんな低い伸びしろしかない仕事を頑張ったとろこで、人生は変わりません。
10年同じ職場で働いたところで、代わり映えは無いのです。
なので仕事を変えるというのが一番確かな方法になります。
コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。