仕事が続かない20代の心の葛藤と世間の目の厳しさ。
「根性の無い自分に嫌になってしまってる。」
「自分に自信が持てない。」
「飽きっぽい自分の性格が嫌だ。」
「自分の適性に合う仕事は何なのか?」
「転職すべきなのか?」
と悩んでいるあなた。
仕事はおろか学校すら辞めまくってきた僕が、学校の先生や親も教えてくれない仕事の続かない人が取るべき道のりというを記事にしてみました。
この記事の目次
続かず辞めてしまう理由
仕事が続かない理由としては、主に以下のものがあります。
- 自分の将来に明るいビジョンが見えない
- 会社の雰囲気が自分と会わない
- 職場の人間関係に耐えられない
- お客さんの相手をするのが苦痛
- 仕事内容が給料に見合わない
- 仕事の内容が苦手
どれも上司には面と向かって言えないようなものばかりです。
辞めたいと思うことは悪くない
20代なんてまだまだ人生これからの若いときです。
10代の頃も受験やら資格やら就職やらでずーっと自分のしたいことを探し回ってきたと思います。
そしてどこかぼやけたまま学校に行って勉強したり、職を探してきたわけです。
「自分はどういうことをやるべきなのか?」
「何者になるべきなのか?」
「はっきりしない!分からない!」
これをアイデンティティクライシス(自己同一性の喪失)と言います。
20代というのは人生におけるモラトリアム期間のようなもの。
若いうちから自分の軸を定めることができている人の方が稀ではないでしょうか?
心から納得していない職場環境や人間関係に囲まれていては、辞めたいと思うことは当然のことです。
そもそも仕事なんてやってみないと、自分に合うかどうか分かりません。
無理してつらい、しんどいといったあなたの心を蝕むレベルのネガティブな感情を抱え込んでいると、心の健康を損ないます。
僕も1日16時間とか労働をこなしていた時にはさすがに精神的にきて鬱になってしまいました。
嫌なこと・嫌な環境・嫌な人。
そういったものからはどんどん逃げてOKなのです。。
20代のうちはもっと自由に。
あっち行ってみたり、こっち行ってみたりして自分の生き方を探そうとするのはむしろ当たり前のことです。
ドイツの20代若者なんか、大学を卒業してからすぐに働きだすのではなく、自分探し世界をふらふら旅している若者は何珍しくありません。
30歳くらいまでかけて、自分が生涯かけて取り組む仕事をきめるのだそうな。
アメリカでも転職をすることはネガティブなことではなく、むしろ新しいチャレンジということでポジティブに受け止められるようです。
確かに日本社会は、1つの会社に就職したら長く勤めなければいけないという空気が充満してはいますが・・・。
長続きさせる心得
仕事を長続きさせるためには僕は主に3つのことが重要です。
- 仕事のポジティブな面を探してみる
- ある程度の我慢をする
- 仕事をする目的を明確にする
①仕事のポジティブな面を探してみる
今あなたが嫌だと思っている仕事の嫌な部分にスポットを当てるだけでなく、良い部分も見定めなければなりません。
物事何でも多角的な見方をすれば、悪いことばかりではないはずです。
言い方がきつい上司も、仕事は細かいところまできちんとこなしていて、実は部下の面倒見が良い。
毎日残業ばかりで帰りが遅くなりがちだけど、職場の人間関係は良好。
毎日目が回るほど忙しいけど、スキルがものすごく上がった。
②ある程度の我慢をする
始めて1か月も経たないうちにすぐ辞めてしまうというのは、基本的にはおすすめしません。
とんでもなくブラックな職場であるならともかく、そうでなければ社会人としての責任もあります。
安易に転職を繰り返すことはあなたの人間的評価を下げてしまうことに盛るながるので、一定期間の我慢は必要です。
またある程度嫌と思っている仕事を続けている家庭で、おもしろさやハマる要素が見つかるかもしれません。
③仕事をする目的を明確にする
- お金をたんまり稼ぐ
- 家族を持つため
- 欲しいものを買うため
- 彼氏・彼女と楽しく過ごすため目標達成のため
- 人から尊敬され感謝されるため
- 同期のライバルや友人に勝つため
- おいしいものをお腹いっぱい食べるため
- 毎日快適な生活を送るため
何でも構いません。
生活するお金を稼ぐためというのはもちろん、仕事をするための意義をよく考えてみてください。
あなたの”あり方(BE)”を明確に
僕はよく両親や学校の先生からこういう質問を受けてきました?
「大学どこに行くの?」
「将来何の仕事に就くの?」
とは聞かれてきました。
しかし
「あなたはどんな人間でありたいの?」
という質問を受けたことは1度もないのです。
なんで働くのか?
何でこの仕事をするのか?
なんでお金を稼ぐのか?
こういった当たり前の質問をもう1回自分の中で考える必要があります。
周りのみんながしているから。
そういうものだから。
親や先生がそういうから。
といった理由のない理由に従って生きていると必ずアイデンティティクライシスに陥ります。
アイデンティティクライシスから脱するためには?
まずあなた自身がどういう人間でありたいのか?
これを明確にする必要があります。
その後で仕事は何をするのか?
プライベートはどんな生き方をしようか?
まず自分がどうありたいか決める方が先です。
ちなみに僕の理想の自分のあり方(BE)は
- 人と人のつながりを大切にする
- 童心を大切にする
- 個性を大切にする
- お金や時間に縛られない自由な人生を生きる
というもの。
僕も学生時代どんな仕事をしようかめちゃくちゃ迷いました。
英会話講師になって子供に英語を教えるか?
プログラミングを覚えてエンジニアとして働くか?
一流ホテルのホテルマンになってお客様をお出迎えする紳士になるか?
否。
結局僕が選んだものはブログビジネスだったのです。
どうも会社に就職して働くという生き方では、自分が自分らしくあれないなぁと思ったのが理由です。
ブログビジネスであれば、何のスキルも人脈も無い個人でも、元手をかけずに商売を始めることができます。
好きな時間に好きな場所で仕事をすることができ、ブログの読者が増えればプチ有名人になることができます。
(顔出しや名前と言った個人情報は出す必要もない)。
嫌な上司やめんどくさいお客さんもいない。
目覚ましにたたき起こされ、満員電車に揺られる朝通勤とも無縁。
頑張れば月収30万円以上とか、会社員として働く以上の収入を得ることも可能です。
軌道に乗れば趣味などのプライベートに時間を割くことも難しくありません。
適職診断もいいけど、内なる自分の声に問いかけてみることも必要だと思います。
そして今現在している仕事があなた自身のあり方とミスマッチしているのであれば、遅かれ早かれどこかのタイミングで辞めたほうがいいと思います。
だってそれは他人の人生を生きているということなので。
僕は1回しかない貴重な人生を、どこぞの誰かに使われてしまうなんてゴメンこうむります。
転職を繰り返すことのリスク
転職すること自体は悪くありませんが、短期間に何度も転職を繰り返すジョブホッパーは仕事に就きにくくなってしまいます。
だって考えてみれば、面接や新人社員の教育というのは、会社側がコストや労力をかけて行うわけです。
1年だけしか働かないような人と、10年一生懸命働いてくれる人では後者を取りたいと思うのは当然です。
雇われて働いていたら気に入らないことの連続です。
い今あなたが現状悩んでいる問題も転職をすれば必ず解決するわけではないのです。
職場で周りの人間がみんな気の合わない人ばかりだとか、
仕事内容がどうしても自分に合わないなど、
いろいろ理由はあることでしょう。
けれどそれら抱えてる悩みは転職先でももう1度繰り返す可能性もあるのです。
ジョブホッパーとは、転職を何度も繰り返すビジネスパーソンのことを示す。 2〜3年のサイクルで職を転々と変えていく人。転職回数が4回以上もある人のことを英語で「ジョブホッパー」と言う。 人事採用者からは敬遠されやすい。
職場の居心地がよかったとしても、部署が変わったりなど人事異動が起これば、また居心地が悪くなってしまうこともぜんぜんあります。
まとめ
仕事が続かなくて辞めてしまうことは悪いことではありません。
20代はまだまだ迷ってナンボです。
「そして何の仕事をするのか?」
よりも
「あなた自身がどうありたいのか?」(BE)
ということを明確にした方が、人生良い方向に進むと思います。
僕の場合は就職や転職ではなく、ブログで副業をするということをやっています。
コメントを残す