コンビニの店長はこんなに大変だった!間近で観察してみた感想

Dスケ
こんにちは。

コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。

あなたの街のコンビニで、朝行っても、昼行っても、夜行っても、

いつも同じ人がレジに入ってるな~と思ったことはないでしょうか?

 

「いつ休んでるんだろう?」

「またこの人か。見飽きたな。」

などなど。

 

実はよく見るその人・・・

店長の可能性が高いです。

 

コンビニの店長は大変と言われる理由の1つとして、労働時間が恐ろしく長いというのが挙げられます。

夜寝る間も無く働いている人というのはけっこういます。

 

僕が以前お世話になっていた大阪の梅田付近のコンビニの店長なんて早朝から深夜までずっとお店にいる日も珍しくありませんでした。

疲れがたまっているのか、首をこっくりこっくりしながら裏でパソコン作業してたりしてましたからね。

 

コンビニ店員である僕が、身近で観察して見てきたコンビニ店長の姿というものを記事にしてみました。

 

コンビニ店長は激務だ

最初に述べておくと、コンビニ店長なんてやるような仕事ではありません。

ものすごくハードです。

 

労働基準法など軽く無視した長時間労働と仕事のストレスに悩まされる日々をおくることになってしまい、プライベートというプライベートをコンビニに吸い取られてしまう。

それがコンビニ店長です。

 

労働時間が長い

1日の労働時間は12時間というお店が多いです(店長とオーナーで半々)

誰かがケガで倒れたとか、オーナーが複数店舗経営しているとなると、1日15時間とか働くこともあり得ます。

理由は人手が足りないから。

 

アルバイトを募集しても一向に集まらない人手不足の問題については、ファミレスでも居酒屋でもスーパーマーケットでも言われていることですよね。

もちろんコンビニに当てはまります。

もはや全国各地にコンビニが立ち並び、街の交差点の斜め向かいにファミマとセブンイレブンが立ち並んでいる光景も珍しくないご時世。

どこもかしこもアルバイトを募集しても集まらないのです。

おまけにバイトは正社員と違ってすぐに仕事を辞めてしまう人も多いので、シフトの空いた穴を店長やオーナーで補う必要が出てきます。

 

朝から晩まで満足にクルーさんがいないコンビニの店長だと、信じられないことに朝から晩まで20時間近く働く人もいるそうです。

 

駐車場に止めた車で仮眠をとったり、バックルームにある仮眠ベッドで寝ながら仕事をしているスタイルの店長もいるそうな。

僕が以前「店長いつ寝てるんですか?」と聞いたときに、

2時間半くらい?」と言われたときにはビックリしました。

これで日中特に大きなミスもせず仕事をこなすのだからすごいです。

 

あなたの行きつけのコンビニ、どの時間帯で行ってもいる人っていないでしょうか?

もし眠そうな顔をしていたら、店長と名札に書かれないかチェックしてみてください。

※もちろん人員に余裕がある日などは、3時間だけ働いて上がるケースもありました。(たまに)

 

休みが取れない

これも人手不足が主な原因です。

通常のサラリーマンは土日祝日が休みですが、コンビニのような小売店は平日が休みの日になる場合が多いです。

週に1回固定で休みが取れているのであれば、御の字と言えるくらいかもしれません。

 

もちろん店長ですから、アルバイトの子がドタキャンすれば、休みの日を返上してでも出勤しなければなりません。

24時間閉まらないお店を閉めるわけにもいかず、人員が不足している日に関しては出ざる負えないわけです。

 

そうなると、月に2~3回しか休みが取れない不規則な店長もいます。

 

僕の両親が経営しているコンビニなど、1度壊滅的な人手不足にくるしめられたときは、半年間1日も休みが取れない時というのがありました。

見ててかわいそうでした。

 

仕事量が多い

コンビニの仕事はレジから品出しに至るまで、覚えることが事細かにたくさんあります。

たかだかバイトでも覚えるのに苦労することは間違いありません。

 

便利を追求した結果、過剰サービスの温床となってしまったコンビニエンスストア。

現場の店員たちはみんなヒーヒー言いながら働いてます。

店長にいたってはレジ対応や接客、商品管理のほか、アルバイトスタッフの教育や管理も仕事のです。

 

バイトの指導と管理

マニュアルで決められているとはいえ、アルバイトに仕事を教えるというのはなかなか骨が折れます。

 

呑み込みの早い人もいれば、遅い人もいるからです。

何回やってもミスを繰り返す人もいます。

 

そういう人相手にトレーニングをしてあげることがまず大変なポイントです。

軍隊式にバリバリ指導しても、若い子などすぐ辞めてしまうでしょう。

 

 

またバイトがお客さんからクレームを受ければ一緒に謝らなければなりません。

清算時にレジ誤差が出れば、どこがおかしいのか調べなければなりません。

(何時間かかっても)

釣銭の渡し間違えをしているのか?

内部の人間がお金を取っているのか?

そういったことにも気を配らなければならないのです。

 

さらに大変なのはシフト作りです。

コレがほんとうに頭を悩ませるポイントNo.1と言っても過言ではありません。

(店舗によってはオーナーが作っている)

 

毎月シフトが完璧に埋まるなんてことはまずありません。

みんな休み希望などを出してくるので、「空いた所をどうやって埋めようか?」と頭を悩ませることになります。

時には嫌がるバイトを口説いて、多めに入ってもらえるよう説得する必要もあります。

 

コンビニ店長のお給料は?

 

店長の給料

年収350万円前後

月収で30万円程度

 

ただしこれは雇われ店長の場合のお給料です。

アルバイトの時給とほぼ同じくらいです。

 

独立したオーナーと店長の場合はどうなのか?

大半は夫婦でお店を経営していることがほとんどです。

出た利益を2人で折半する形になります。

 

そして平均的なコンビニオーナーの年収は600万くらいと言われているので、毎月の収入は50万ほどになる計算です。

毎月50万円の収入を得ようと思ったら、月商1,500万円を達成する必要があるのです。

詳しいコンビニの儲けの計算式についてはコチラの記事をご参照ください。

コンビニオーナーは儲かるけど大変だよ

 

なのでぶっちゃけ、コンビニの独立経営というのは儲かりません。

人件費は毎月100万円以上かかるし、廃棄の負担はすべてオーナーと店長です。

本部へのロイヤリティなどはぼったくりもいいところで、現場の人間が汗水たらして稼いだお金の半分を持って行ってしまいます。

 

仮に儲かる立地にオープンできたとしても、そういうところは本部が次なる出店計画をもくろんできます。

セブンイレブンのはす向かいにもう1件セブンイレブンがあるなんて光景も珍しくないですよね?

(コンビニ本部はおいしい利益を得られるようにシステム化されている)

 

他の競合各社も儲かる立地は狙ってきます。

 

雇われ店長とは違って、毎月の収入が保証されているわけではありません。

売上が低ければ、当然自分たちの収入も減ります。

 

これならまだアフィリエイトでもやったほうが儲かります。

 

コンビニ店長になるには?

僕はおすすめしませんが大きく3通りのやり方があります。

 

コンビニ店長のなり方
  • コンビニチェーン店に正社員として就職したのち店長として配属される
  • 2人組(ほぼ夫婦)で独立することで店長とオーナーになる
  • アルバイトからキャリアアップして店長に昇進するなり方

 

転職する可能性も視野に入れると、配属されてなるタイプの店長かアルバイトからのキャリアアップの方がいいと思います。

自分で独立してお店を持ってしまうと、簡単には辞められないので。

 

コンビニ店長が儲からない理由

コンビニのシステムは、利益のほとんどが本部に流れ込むように作られています。

 

店長というのはあくまでもシステムの中に組み込まれた部品なので、大きな金額を稼ぐことは難しいのです。

コンビニという仕組みを回すために、自分が一番働かなければならないポジションです。

 

頑張っても頑張ってもあんまり儲からないのです。

これは普通に就職して働くサラリーマンやフリーターにも言えることです。

 

稼ぎたければ仕組みを作らなければならない

頑張っていい学歴を取って、いい会社に就職して働くことがお金持ちになるための方法だと僕は思っていました。

医者や公務員になることが唯一の道なのだと。

 

しかしこれだけではパイが限られています。

僕なんて勉強もろくにできない人間だったので、学歴や職歴による出世競争は無理です。

 

けれど仕組みを作って稼ぐ方法であれば、誰でもチャンスはあります。

さきほどちらっとアフィリエイトの方が儲かると書きましたがその通りです。

 

アフィリエイトというのも仕組みの1つです。

あなたのサイトやブログを運営してそこで商品を紹介(アフィリエイト)すれば、収益が発生するビジネスモデルです。

コンビニ店長のようにシステムの中で働くこととは違います。

サイトというお金を生み出すシステムをあなたが保有することなのです。

 

「アフィリエイトなんて稼げるのか?」

そう思うかもしれませんが、稼げます。

僕自身副業でやってみたところ、4万円の収益をあげることに成功しました。

僕の知り合いでも本気で取り組んでいる人だと、月収30万・・・50万・・・と大きな金額を稼いでいる人もいるのです。

 

一度記事を書いてネット上に公開しておけば、あとはあなた自身が動かなくても、サイトが勝手に働いてお金を生み出してくれます。

仕入の原価や固定費もほぼ0なので、ほぼ100%利益ということも珍しくありません。

 

もちろんアフィリエイトというのは仕組みの一例に過ぎませんが、ブログで情報発信すれば、コンビニ経営よりもよっぽど儲かる仕組みを作ることが可能なのです。

 

この記事のまとめ

コンビニ店長の大変さというものを書いてみました。

人手不足と長時間労働。

休みもなかなか取れず儲からないというのが大半のコンビニ店長の実態です。

 

繁盛店であれば、普通の店より儲かっているところもあるでしょう。

しかしそういうお店は対外忙しいために、アルバイトがなかなか集まらず、オーナーや店長が休みなく出勤しているケースも多いです。

 

コンビニ店長はおすすめしません。

1回しかないあなたの大切な人生の時間を奪われてしまいます。

 

お金に不自由なく自由な人生を謳歌したいというのであれば、いい仕事に就くことだけでなく、あなただけの仕組みを持つことを真剣に考えるべきです。

インターネットが発達した現代なら、パソコン1代で簡単にビジネスを始められます。

誰でも自分の持つ個性や知識を武器に稼ぐことというのが可能なのです。

(内部リンク:ブログアフィリエイトで月収10万円以上稼ぐ方法)

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