僕は初めてレジ打ちという仕事を体験したとき、とてつもなく怖かったことをよく覚えています。
なかなか覚えられず手が動いてくれないし、機械の使い方もよく分からない。
お客さんを前にすると緊張してしまう。
仕事ができないせいで、お客さんや他のスタッフに怒られてしまい、仕事が嫌になる・・・。
レジ打ちの仕事が怖い理由というのを解説してみました。
この記事の目次
自分のペースで仕事ができない
レジの仕事は正確さと同時にスピード感を求められます。
会計をするときのお客さんというのはもっともピリピリする存在です。
長いこと列で待たされるとイライラもするし、財布からお金を出して支払いをするとき、人々の目は厳しくなるものです。
まだ入ったばかりでろくに仕事を覚えていない段階でのレジ仕事というのはなかなか骨が折れます。
人間の頭は完璧ではありません。
習ったことも1日経つと「あれ?なんだったったけ?」と忘れるのは当たり前です。
もっとスピーディーに仕事をこなしたい気持ちはあるけど、頭で考えていることに手は追いついてくれません。
混雑時の忙しい場合だとメモなんて見ている暇はないし、先輩に聞くタイミングが掴みづらかったりします。
ゆっくり自分のペースで仕事をこなすことができないのです。
レジ操作をミスしてしまう恐怖
- 打ち間違え
- 憂鬱・ストレス
- 釣銭の渡し間違え
- 商品の打ち損じ
- 付属品の付け忘れ
ヒューマンエラーというのは避けられません。
コンビニのレジボタンもなかなか複雑な作りになっています。
電子決済やFFやお惣菜や野菜やコーヒー飲料や新聞や切手・はがき・・・とたくさんの項目があるのです。
「あのボタンどこだっけ!?」とパニックになることもあります。
(ボタンどこにあるか分からない問題)
めちゃくちゃ端っこの気づかないような場所に設置されているボタンもありました。
あなたも必ず1度や2度、ボタンの場所が分からず焦る経験をすると思います。
長蛇の列が並んでいるときのストレスは半端ではありません。
焦って捜査した結果、
- 金額の打ち間違え
- 商品のスキャン漏れ
- 釣銭の渡し間違え
- お箸やスプーンの入れ忘れ
もしも間違った金額を渡してしまっては、あとで職場の責任者やお客さんからも怒られることになってしまいます。
「ああレジって嫌だなぁ」と憂鬱な気分からストレスを感じてしまい、初めてもすぐ辞める人も多いのです。
お客さんの相手をするのが怖い
お客さんの相手をするというのが一番骨が折れるポイントです。
もしあなたが人見知りをしてしまう性格であったり、
コミュニケーションが苦手というのであれば、
お客さんの相手をすることを億劫に感じてしまっているのではないでしょうか?
怒ったような顔をしてレジにお会計を死に来る人や、見た目が厳つい人など、
関わりたくない人の相手をしなければなりません。
レジ打ちの仕事で特にめんどくさいのは、クレーマーや店員にプレッシャーをかけてくるお客さんの相手をすることです。
例えばスーパーのレジ仕事の場合、あなたが悪いわけでもないことや他部門の商品のことについてのクレームを直接受けることがあります。
「商品の値段が違う」
「商品の袋に破れがあった」
「商品がつぶれていた」
などレジの人が直接的に悪いことをしたわけではないのに、
お店で起きた商品やサービスのクレームがレジ係に集中して降りかかるのです。
お会計をするだけでなく、カンカンに怒ったお客さんの相手をするのはとても難儀なことです。
また直接の文句を言わずに、「遅いんだよ。早くしろこの野郎。」という無言のメッセージを放ってくる人もいます。
口調・目つき・口元・眉間・動作・纏う空気・・・。
節々からレジで待たされたイライラをわざと態度に出してくるわけです。
そんなお客の相手をしていると、否が応でもストレスを感じてしまわざる負えません。
そしてそういったお客さんはいつ来るか分からないから怖いのです。
年齢確認が怖かった
僕はコンビニのレジ打ちで年齢確認のボタンチェックをお願いすることが怖いです。
規則上お客さんの年齢確認をする際
「画面タッチお願いします」とうことが義務づけられています。
ただしお客さんの中には
「お願いします。」と言っただけでブチ切れる人。
20歳超えてるかどうか微妙だったので年齢確認をお願いするとブチ切れる人
などもいるのです。
鬱陶しい気持ちは分かります。
だけど店員は嫌がらせをしようと思って、言っているわけではないのです・・・。
・・・余談ですが、一度高校生の男の子がタバコを買おうとしたのでお断りすると、
「母ちゃんこれ買ってー」と、親に頼んでタバコを買ってもらっている場面を見たときは絶句しました。
感染症をもらいやすい
コロナウイルスの感染拡大防止ということで、どこのお店のレジも透明なシートで覆われていますよね。
(画像貼る)
手にゴム手袋を付けて仕事をしているお店も見かけます。
でも100%感染を防ぐことはやはり難しいです。
人間1時間に平均20回は無意識のうちに自分の顔を触ると言います。
ふと「顔かゆいな~」と思い掻いた手から、ウィルスに感染してしまう確率はぐっと上がるのです。
(目や鼻や口への侵入など)
レジはたくさんの人が集まり、お金やら商品やら触る場所です。
インフルエンザなどの流行り病にかかってしまうリスクが高い仕事であることは間違いありません。
慣れれば怖くなくなる
レジの仕事が怖いと感じる理由について書いてきましたが、慣れてしまえばそれほど怖くなくなります。
レジ操作もつらいのは最初のうちだけです。
一度身に付いたら、ピコピコとピアノを弾くように使うことができるようになります。
たくさんのお客さんと接しているうちに、怖いお客さんや変なお客さんへの耐性も付きます。
最初のつらい時期を乗り越えたら、あとは楽ちんな仕事です。
レジ打ちなんてできなくてもOK
レジ打ちの仕事なんてできなくても問題ありません。
時代の流れ的に、今後はどんどんセルフで使う自動レジが普及していくことになります。
(画像貼る)
多くの企業が現場での人手不足という問題を解決するために導入を推し進めています。
すでに大手コンビニエンスストアやスーパーマーケットでも見かけるし、ファッションブランドだとユニクロでも導入されていますよね。
「自分には合わないな・・・」
と感じるのであれば、無理してやる必要もないのです。
特に強いやりがいを感じるような仕事でもないですし。
お金を稼ぐ方法というのは何もパートやアルバイトだけではありません。
インターネットを使った在宅ワークという道もあるのです。
僕の場合だと、昼間はアルバイトをしつつ、夜はブログビジネスもしております。
ネットを使った副業であれば、嫌なお客さんの相手をする必要もありません。
家で自分の時間をコントロールして仕事することができるのです。
この記事のまとめ
レジ打ちという仕事は、機械の操作が覚えられないと大変であることと、お客さん相手に気を遣うから怖く感じるということです。
けれど1度仕事を覚えてしまえば、楽になるんだよということでした。
僕も初めてコンビニのレジ打ちをしたときは、難しすぎて発狂しそうになったものです。
場数をこなすことで、今では機械の反応速度より速い手業(スピード)で、レジを打つことができるようになってしまいました。
継続は力なりです。
コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。