「先輩や社員さんとの性格が合わない。」
「ぎちぎちのマニュアルに押し込められるのが苦痛。」
「お客さんの対応をするのが苦手。」
「すぐ怒る人に仕事のやり方を指摘されるのが嫌だ。」
こういったネガティブな影響を受けていると、モチベーションがそぎ取られます。
怖くてバイトが続かない・・・といった事態になってしまいがちです。
「自分は忍耐力が無いダメな人間なのかなぁ?」と思ってしまいますよね。
なぜ怖いと感じてしまうのか?
そして怖いという感情にどうやって向き合っていくのかを書いてみました。
この記事の目次
なぜ怖いと感じるのか?
なぜアルバイトを怖いと感じてしまうのか?
精神病というケースを除外すると、仕事のことを何も知らないからです。
始めたばかりのアルバイトというのは、仕事の内容や職場の従業員のことなど何1つ分からないわけです。
- 仕事の内容はどんなものなのか?
- 今日はどんな仕事をさせられるのか?
- どの仕事が一番きついのか?
- 職場にはどんな人がいるのか?
- すぐ怒る人はいるだろうか?
- みんなと仲良くやっていけるだろうか?
- 忙し時間帯はいつなのか?
- ミスしても大丈夫だろうか?
などなど分からないことだらけです。
何も知識が経験がない初めてのことをやるときには必ず不安が付きまといます。
不安という感情は厄介なもので、あなたの中から自信を吸い取ったり、自尊心を低くさせてしまったりするのです。
ネガティブな感情が大きくなると、バイトが怖いと感じるようになります。
怖いと思うポイントを紙に書き出してみよう
紙に自分の気持ちを書き出してみるという作業はすごくおすすめです。
用意するものはルーズリーフ1枚とペン1本。
デジタル派の人はスマホやタブレットも構いませんが、僕は紙にペンで書く派です。
・怖いと思うポイントや不安を感じているところ
・仕事の嫌なところ
・仕事でミスしてしまい頭から離れないこと
などを書きだしてみるといいと思います。
- レジの操作が覚えられない
- お客さんに急にキレられた
- 先輩と会話できない
- 飲み物をこぼしてしまった
- 教えられたことを覚えられない
- 覚える量が多すぎる
- 力仕事がつらい
- スピーディーに作業ができない
- 続けていけるかどうか不安
- 根性無しと思われないだろうか?
- バイト当日になると憂鬱に感じる
などなど思いついたことをどんどん書き出していきましょう。
紙に書き出してみることで思考は整理されます。
「自分はどうしたいのか?」
「どうすれば問題を解決することができるのか?」
こういったことが客観的に捉えられるようになるのです。
何事もチャレンジしてみないと分からない
仕事をするにも、何か習い事を始めるにも、まずやってみなければ分かりません。
それが楽しいことなのか?
自分の性に合っているものなのか?
きついものなのか?
例えばプログラミングを始めてすぐのめり込む人もいれば、文字の羅列ばかりでつまらない・・・とすぐ辞めてしまう人もいれば、
「始めて1か月はつまらなかったけど、続けているうちにおもしろくなっていた。」
という人だっているのです。
僕も学生時代に水泳をやっておりまして、上のレベルの人がやっているきつい練習を始めたばかりの頃は
「嫌だ・・・。辞めたい・・・。」とネガティブなことばかり考えていました。
肺は痛いし、腕は上がらないし、手を抜いたらコーチに怒鳴られるし・・・。
なんでも始めたての頃は不快に感じます。
けれど継続していると、徐々に楽しさを覚えていくのです。
タイムもちょっとずつ縮まったり、きつい練習に付いて行けるようになったり、褒められたりすることで、僕は練習が楽しくなっていました。
つまり地獄の苦しみの中にも楽しさを見つけ出すことは可能なのです。
もう少しだけ頑張ってみる意識
もし今バイトを辞めるかどうか悩んでいるのであれば、
「もう1歩だけ。あとちょっとだけ。」という気持ちを持ってみてください。
続けているうちに、苦しい・つらい・怖いと感じていることにも慣れてしまうのです。
最初は難しくて心折れかけてたことも、繰り返しやることであなたの得意なことにすることもできます。
(・・・と言いつつカフェのバイトを3日で辞めたのですが。。。)
脳みその強化学習
今の自分より1段階きつい課題をクリアすることで、脳にドーパミン(快楽物質)が放出されることを”強化学習”と言います。
例えばすごく難しいジグソーパズルを時間をかけて完成させたときや、
陸上短距離走の選手が自己新記録を打ち立てたときというのは、
脳の中では成功体験からドーパミンがドバドバと放出されます。
仕事でも強化学習をすることができれば、苦手と感じていた作業を得意になったりします。
ポイントは今現状自分ができることより1歩上のレベルの挑戦をするということです。
人生をポケモンやドラクエのようなRPGにしてしまうようなものです。
脳科学者の茂木健一郎さんが本を出されているので、興味あらば読んでみてもいいかもしれません。
強化学習を繰り返すと、心の中のネガティブな感情をプラスの方向に塗り替えていくこともできるのです。
自分のやりたいことを探し続けよう
特に若いときなど、どんどん新しいことに挑戦していくべきです。
あなたの将来の夢や目標が明確に定まっていないのであれば、いろんなバイトを経験するのは良いことです。
バイトとあなたの相性が悪ければ、
「仕事が続かないダメな人間だ・・・」とネガティブにとらえるだけでなく、
「この仕事は自分には合わなかったんだ」という発見をしたと捉えることがおすすめです。
実際僕も飲食店のバイトは続きませんでしたが、コンビニの仕事は続いているので。
お金を稼ぐ手段はバイトだけではない
結局のところ、アルバイトはお金を稼ぐためにやるわけです。
ところがバイトは稼ぎ方の1つに過ぎません。
僕の場合現在アルバイトで生活費を稼ぎつつ、副業でブログビジネスもやっております。
ブログはバイトと違って自由です。
めんどくさい職場の人付き合いをすることなく、自分を自由に表現しながらお金を稼ぐことができます。
ただの日記を書くだけでは儲かりませんが、読んでる人の役に立つおもしろいコンテンツを作ることができたら、月収10万を稼ぐことも可能です。
それだけ稼げれば、無理にしたくもないアルバイトをする必要もありません。
ブログといってもいろんなことネタにして発信することができます。
ゲームや漫画、スポーツ、受験、恋愛、ビジネス、旅行、音楽、芸能人のトレンド情報などなど。
大抵のことはブログでマネタイズ(収益化)できます。
当ブログの場合は、バイトや働き方についての情報発信を行っております。
あなたの好きなことや得意なことなど、一見ただの遊びのように思えることを仕事にできてしまう時代なのです。
この記事のまとめ
- バイトを怖いと感じる理由は仕事の知識や経験値がないから
- 嫌なことや不安なことを紙に書き出してみると良い
- ただ逃げるばかりでなくあと1歩頑張ってみる姿勢も大切
- きついことやつらいことも続けていれば楽しさを見出せる
- お金を稼ぐ手段はバイトだけではない
以上、ご参考になれば幸いです。
コンビニ店員ブロガーのDスケ(⇒プロフィール)です。